【演説全文】採用PROが影響された人 ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領

ホセ・ムヒカ

この記事はだいたい5分程度で読めます

ざっくり記事をまとめると
1.大学生は大学院・留学・公務員・一般企業など様々な道を選択できる
2.企業が重視しているのは「何を実現させたいのか」という明確な意思
3.複数の内定を勝ち得ている人の多くは、この意思が明確

採用プロ

学生が一番苦手な部分を最初にもってきました。社会人になるということは「決断」するということです。その決断の意図こそが就活が成功するかどうかの根幹となります

スマートフォンの普及によりインターネットからの情報獲得がより便利になりました。その結果就活の場において、多くの情報を活用して「それらしい解」をエントリーシートや面接で提示する学生が増えています。

しかしどんなに対策で武装しても、面接官は秒速で見抜きます。なぜなら似たようなことを前の選考者から聞いているからです。

「またか」というのが企業のホンネです。その先はまるで蝋人形と話しているかのように面接が進行していきます。

そのため、就活の成功とは一体何か?を最初に理解してもらうことにしました。

一人でも多くの方が、それぞれの理想となる社会へは羽ばたく事を願っています。

冒頭のあいさつ

この場に出席されている世界各国の代表の皆さん。
ありがとうございます。

お招きいただいたブラジル国民
そして大統領閣下に感謝します。

これまでに発言されたすべての方々が表明された誠意にも
大いに感謝いたします。

いち国家指導者として
貧しい人々のための取り決めづくりに
仲間としてともに参加することを表明いたします

問題提起

しかし私たちにもいくつか声高らかに質問をすることをお許し願いたい

私たちは「持続可能な発展」と「膨大な数の貧困者対策」を話し合ってきました。

けれど私たちの本音は何でしょう?
今の発展を続けることが本当に豊かなのでしょうか。

質問させてください。

もしドイツ人がひと家族ごとに持っているほどの車をインド人もまた持つとしたら、この地球はどうなってしまうのでしょう?

私たちが呼吸できる酸素は残されるのでしょうか

もっとはっきり言いましょう

例えば最も裕福な西側諸国と同じようなレベルで70億80億の人々に消費と浪費が許されるとしたら、それを支えるだけの資源が今の世界にあるのでしょうか
それは可能なのでしょうか?

それとも別の議論が必要ですか?


今のこの文明をつくったのは私たちです
私たちは市場と競争社会から文明という落とし子を生み出し物質面での驚異的な進歩をもたらしました。

そして市場経済は市場社会をつくりだし、いわゆるグローバリズムです。

そのグローバリズムを私たちはコントロールできていますか?
逆にコントロースされてはいないでしょうか?

こんな残酷な競争で成り立つ社会で
私たちは本当に仲間なのですか?

結論

私は今回の会議を否定するために言っているのではありません。
違います。逆です。
我々が今挑戦しようとする目の前の巨大な困難は、決して環境問題ではなく明らかに政治の問題なのです。

ホセ・ムヒカの考え

人類は今消費社会をコントロールできていない
逆に人類の方がその協力な力に支配されているのです。

我々は幸せになるためにやってきたのです。
人生は短くあっという間です
しかしその人生こそが何より価値あるものなのです。

余計なものを買うためにもっともっとと働いて人生をすり減らしているのは
消費が「社会モーター」となっているからです

なぜなら消費が止まれば経済がマヒしてしまい
経済がマヒすれば不況というお化けが我々の目の前に姿を現します

しかし今この行き過ぎた消費主義こそが地球を傷つけ
商品の寿命を縮め、できるだけ多く売ろうとする。

今の社会は1000時間もつような電球はつくってはいけないのです

本当は10万時間20万時間ももつ電球はあるのに、そんなものはつくらない
なぜなら我々は、もっと働き、もっと売るために
「使い捨て文明」を支える悪循環の中にいるからです。

これは政治問題です

我々は今までと違う文化のために、闘い始めなければならない
石器時代に戻ろうとは言っていません

このままズルズルと消費主義に支配されるわけにはいかない
私たちが消費主義をコントロールしなければならないと言っているのです。

ですから私はこれが政治問題だといいました。
とても謙虚な思いからです。


かつての賢人たち
エプクロスやセネカ、そしてアイマラ人たちは次のように言っています。

「貧しい人とは少ししかものを持っていない人ではなく、もっともっとといくらあっても満足しない人のことだ」と

大切なのは考え方です

だからこそ

皆さんとともにこの会議に参加し国家指導者として皆さんと共に努力したのです。

私の発言は皆さんを怒らせるかもしれない
しかし気づかなくてはいけません

“水問題”や“環境の危機”が
事の本質ではないということです。

見直すべきは我々が築いてきた文明のあり方であり
我々の生き方です。

ホセ・ムヒカの想い

何故そう思うのか

私は環境に恵まれた小さな国の代表です。
人口は300~320万人ほどしかいません。
けれど世界で最もおいしい牛が1300万頭、また素晴らしい羊が800-1000万頭
食べ物、乳製品そして肉の輸出国です。

国土の90%が有効に使えるほど豊かな国なのです
だからかつて私の仲間たちは8時間労働のために闘い
ついには6時間労働を勝ちとった人もいます

しかしそうなったら今度は仕事を2つ持つようになりました。
なぜか?たくさんの支払いがあるからです

バイクやマイカーのローンを
次から次へと支払っているうちに

私のようなリウマチ持ちの老人になって人生が終わってしまう
そして自分に問いかけるのです
これが私の一生だったのかと

私が言っているのは基本的なことです
発展は幸せの邪魔をしてはならない
発展は「人類の幸せ」「愛」「子育て」「友達を持つこと」そして「必要最低限のもので満足する」ためにあるべきものなんです

なぜならそれこそが一番大事な宝物だから
環境のため闘うのなら一番大切なのは
人類の幸せであることを忘れてはなりません

ありがとう

まとめ

ホセ・ムヒカ大統領の演説を見て、彼の視座(見据える目線)の高さに驚きました。

環境問題という課題に対して大気汚染の原因、温暖化の原因、水源汚染の原因を調査し、解決方法を話している中

彼だけが環境問題が起きている根っこを捕まえられたのです。

  • 根っこ=消費社会のあり方
  • 解決策=幸せの尺度

環境問題という課題に対して、彼の答えは「人類の幸せ」をゴールとし、各国がそこに向けて努力をするための課題が「各国の政治」だということなのです。

採用プロ

就職活動に当てはめてみるとどうでしょうか。

社会に出ようとしている皆さんは今どんな希望を持っていますか?

  • 大手企業に入って安定したい
  • 人気企業に入って自慢したい

昨今の新卒面接の現場では学生の大手志向が顕著に表れています。私も面接で直接「大手って安定してそうじゃないですか」と学生に言われたことがあります。

残念ながら大手=安定ではありません。この数年で日本有数の大手企業と呼ばれた東芝も日本航空もシャープも日立も大規模なリストラをしました。

大手だと思って安心していた人の家庭は大変なことになっていることでしょう。

質問
大手企業に入りたいという根っこは何ですか?

安定したい。なぜ安定したいのか?本当の安定とは一体何か?

真剣に考えてみてください。

MEMO
採用プロが出した答え。

本当の安定とは、業界で必要とされる人材になることです。どの業界でも構いません、最新の取り組みを主体的に取り組みそこから得られる経験とスキルこそが、あなたを安定へと導いてくれます。本当に必要な人はどんなに会社が傾いても辞めさせないよう企業は努力します。本当に必要な人材は他の企業が喉から手が出るほど欲しがります。自分の人生を自分でコントロールができるようになります。

https://www.youtube.com/watch?v=F7vh7eQUtlw

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