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平均年収が高い会社と勤続年数が長い会社のどちらを選ぶ?データをもとに詳しく解説!
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皆さんは会社選びをする際に、何を一番に重要視しますか?

 

会社を選ぶ際の基準として、「年収」「勤続年数」「有給休暇の取得率」などに着目する方が多いでしょう。

短い期間でも高収入を得られればいいと考える方や、安定した環境で長く働き続けたいなどと、人によって企業の選択は様々です。

今回は、就活生や転職者の方が企業を選ぶ際に外せない「平均年収」と「勤続年数」にスポットを当てて、詳しく解説をしていきます。

企業名や業種についても、データをもとにリサーチしましたので参考にしてください。

 

 

1. 平均年収の高い企業

 

最初に、平均年収が高い企業のトップ10です。

業種別で高いのは商社で、データによるとトップ10のうち4社ランキングされています。

社員の平均年齢が40歳前後なのも特徴です。

 

どの会社も平均年齢が40歳前後と、比較的高い傾向が見られます。

仕事内容はハードな会社ばかりですが一流企業だけあって、年収が高めであることから離職率は低い方です。

 

順位企業名業種平均年収平均年齢
1位キーエンス電機・事務機器2088万円35.9歳
2位三菱商事商社1541万円42.6歳
3位ヒューリック不動産1530万円39.8歳
4位朝日放送テレビテレビ1479万円43.6歳
5位伊藤忠商事商社1461万円40.9歳
6位三井物産商社1420万円42.1歳
7位ファナック機械1347万円41.5歳
8位丸紅商社1322万円41.6歳
9位住友商事商社1304万円42.7歳
10位電通広告1273万円40.1歳

出典:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 平均収入

 

①平均年収トップは「キーエンス」の2088万円

上場企業の平均年収で、ナンバーワンに輝いたのは「キーエンス」です。

 

キーエンスはFAセンサーなど計測制御機器を製造している大手企業で、売上の5割を海外で占めています。

上場企業の中でも売上利益率や社員の年収が2,000万円以上と突出しているのが特徴です。

 

 

②社員の平均年齢が40歳前後

平均年齢が40歳前後というのも特徴の一つです。

この数字は社員の入れ替わりが少ないという事を表しており、離職率が少ないと言えます。

 

国税庁の平成30年のデータによると、一般的な会社員の平均年齢は46.4歳で平均年収は440万7000円です。

比較すると、ほぼ同じ世代であるにもかかわらず、平均年収は約3倍以上高いことが読み取れます。

 

区分合計正社員非正規平均年齢
2008年430万円--44歳
2009年406万円--44歳
2010年412万円--45歳
2011年409万円--45歳
2012年408万円468万円168万円45歳
2013年414万円473万円168万円45歳
2014年415万円478万円170万円46歳
2015年420万円485万円171万円46歳
2016年422万円487万円172万円46歳
2017年432万円494万円175万円46歳
2018年441万円504万円179万円46歳

(図1)出典:国税庁長官官房企画課 平成30年分 民間給与実態統計調査 (第8表)平均給与 P13(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2018/pdf/000.pdf)

 

 

2. 平均年収が高い業種

 

平均年収が高い会社が多い業種はこちらです。

トップ30社のデータをもとにリサーチしました。

 

1位 不動産・建設  

2位 商社 

3位 マスコミ 

4位 メーカー(機械)

5位 メーカー(食品・医薬品)

参考:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 平均年収

 

 

①業種別で高いのは不動産と商社

業種別で高いのは不動産と商社です。

特に商社はトップ10のうち3社がランキングされています。

三菱商事や三井物産、住友商事など財閥系の商社が軒並み入っているのが特徴です。

 

また、不動産会社でも三菱・住友・三井などの財閥系不動産会社がトップ20にランキング。

戦前からの歴史を誇る財閥系グループ会社が、現代でも日本経済を牽引していることがわかります。

 

②メーカーでは食品と医薬品が健闘

メーカーでは食品の「サントリー」、医薬品では「第一三共」などが上位にランキングされています。

 

ベスト100位以内の中には食品・医薬品関連の企業が多数ランクインし、安定して高収入を得られる会社として就活生などに人気です。

参考:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 

 

 

3. 勤続年数が長い企業  

 

数ある企業の中で、社員が長く働き続けている代表的な企業はこちらの10社です。

鉄道や電子部品に電力など、人々の生活に欠かせない事業が目立ちます。

 

また、不動産会社などと違って独立しにくい専門的な仕事内容の業種が多く、ビジネスパーソンとして長く安定して働ける会社であるのが特徴でしょう。

 

順位企業名業種勤続年数
1位京阪電鉄鉄道26.5年
2位NTTコムウェア システム・ソフト25.5年
3位東武鉄道鉄道 24.7年
4位NECプラットフォームズ電子部品機器24.2年
4位富士通フロンテック 電子部品機器24.2年
4位河合楽器製作所メーカー24.2年
7位キヤノンマーケティングジャパン商社23.9年
8位中国電力 電力23.8年
8位九州電力電力23.8年
10位日本電気硝子ガラス23.7年

出典:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 平均勤続年数

 

①勤続年数ナンバーワンは京阪電鉄の26.5年

数ある企業の中で、社員が一番長く働き続けているのは京阪電鉄です。

京阪電鉄は、大阪府・京都府・滋賀県に路線網を持つ鉄道会社で京阪グループの中核会社として知られています。

 

勤続年数がナンバーワンですが、入社3年以内に離職率も現時点で0%という驚異の数字を叩き出しており、安定して働ける企業と言えるでしょう。

 

②トップ20社は勤続年数23年前後が多い

図1のように、国税庁の統計データによると、日本の企業全体の平均勤続年数は12年前後です。

 

この数値は平成20年から平成30年の10年間にわたっても変化が見られず、横ばい状態になっています。

 

一方でトップ20社は勤続年数が23年という数値を示しており、平均より約2倍長く勤めていますから、社員の定着率が非常に高いと言えるでしょう。

 

 

4. 勤続年数が長い業種

 

ここでは、勤続年数が長い業種をご紹介していきます。

勤続年数が長い代表的な業種はこちらです。(トップ50社を対象)

 

1位 電力

2位 電子部品機器

3位 デパート

4位 食品

5位 新聞

 

参考:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 平均勤続年数

 

 

①電力会社が勤続年数ナンバーワン

ライフラインを扱っている電力会社は景気の浮き沈みに強いせいか、安定して働ける業種です。

 

上位8位に中国電力と九州電力がランクインしていましたが、上位30位以内にも数社が入っており、安定した強さを見せつけています。

 

なお鉄道は1位の京阪電鉄、3位の東武鉄道の他に名古屋鉄道が12位にランクイン。

こちらも公共交通機関として揺るぎない基盤を持っている会社ばかりです。

 

②電子部品機器も安定した勤続年数を誇る

世界に誇れる「ものづくり大国」である日本だけあって、電子部品機器も安定した勤続年数の会社が多くなっています。

 

一つの製品を生み出すまでには何年もの時間がかかる場合もあり、一人一人の社員がプロフェッショナルとして活躍しているとも言えるでしょう。

 

4位のNECプラットフォームズは、NECグループの子会社で、企業向けの電話機器などを主に手がけており、進化していくIT産業で売上高3722億円を出している成長性のある会社です。

 

同じく4位の富士通フロンテックは、ATMや営業店の端末など金融機関向けの主力商品を軸に、日本国外でも国際的に販売展開をしています。

 

参考:就職四季報2020年版平均年収ベスト100 平均勤続年数

 

 

5.まとめ

 

今回は「平均年収が高い会社」と「勤続年数が長い会社」について詳しくまとめてみました。

 

就職活動をする際の基準として注目されるのは、会社の「平均年収」と「勤続年数」ですが、何を重要視するのかについては個人のキャリアプランによって、それぞれ違いがあるでしょう。

 

例えば独立を目指して短期間に資金を稼ぎたい方は、真っ先に年収を優先するでしょうし、サラリーマンとして安定した道を歩きたい方は、長く働ける安定した環境の会社を選ぶかもしれません。

 

大切なのは、自分が働く際に何を得ようとするかという事です。

 

「自分の10年後はこのようなキャリアを築いていたい」と、明確な目標を立てて進むことをおすすめします。

 

執筆者
名前:矢口ミカ
WEBライター。夫が経営する不動産会社で自社物件の事務管理もしています。
保持資格は宅建、整理収納アドバイザー1級、福祉住環境コーディネーター2級。
得意ジャンルは不動産・転職関連で正確なデータに基づいて書くことをモットーにしてい ます。整理収納や福祉住環境など、おうちに関する記事もおまかせください。
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