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パナソニックに転職するコツ!企業の特徴と転職の成功ポイント

パナソニックに転職するコツ!企業の特徴と転職の成功ポイント

 

パナソニックは、家電メーカー大手として人気の高い企業です。転職してパナソニックで働きたい!と考えている人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、大手企業は人気が高く、転職の難易度も高いのではと不安になってしまいますよね。

 

この記事では、パナソニックへの転職を検討している方に向けて、パナソニックの企業概要や特徴、採用情報から口コミまでをわかりやすくまとめました。

 

 

1.パナソニックの企業情報と概要 

 

パナソニックは、大阪府門真市に本社を置く日本を代表する大手家電メーカーです。「A better Life, A Better World」を実現するため、よりよい暮らしを創造し、地球の未来に貢献し続けることを目指しています。

 

社名

パナソニック株式会社

所在地

大阪府門真市大字門真1006番地

設立

1935年1215

資本金

2589億円(202041日現在)

売上高

7兆4,906億円(連結 202041日現在)

従業員数

259,385名(202041日現在)

サービス内容

総合エレクトロニクスメーカー

 

総合エレクトロニクスメーカーとして「家電メーカー」のイメージが強いパナソニックですが、住宅事業や介護事業、車載製品の生産など幅広い事業を手掛けています。

 

 

2.パナソニックの採用情報や労働環境 

 

パナソニックの採用情報を確認してみましょう。

①パナソニックの中途採用者の募集方法 

パナソニックは、中途採用では主にスタッフ系・営業系と、エンジニア系の募集を行っています。

 

職種や希望勤務地を選んでホームページからのエントリーが可能で、まずは書類選考が行われます。そのあと一次面接が行われ、選考に通過した場合Webによる適性検査、二次面接を経て内定に至ります。

 

<選考フロー>

  1. Webエントリー
  2. 書類選考(23週間)
  3. 一次面接
  4. Web適性検査
  5. 二次面接
  6. 内定

 

②パナソニックの平均年収(推定) 

2020年3月期の有価証券報告書によると、パナソニックの平均年収は754万円です。これは総合家電メーカーのなかでは、比較的高水準の数字ですが、直近5年間で7兆円以上の売上を維持しており、業績が良いことも影響していると考えられます。

 

③パナソニックの福利厚生 

パナソニックは、福利厚生が充実している企業として知られています。以下で挙げる以外にも、さまざまな制度が用意されています。

 

・産前産後休暇

・育児休暇

・育児短時間勤務

・公的資格取得支援制度

・スキルアップ支援

・継続雇用制度(定年60歳以上の雇用)

・パナソニックグループ保養所利用優遇

 

社員の子ども向け職場体験などのファミリーイベントや、社員スポーツ大会、職場懇談会など、社内イベントが多いこともパナソニックの特徴です。

 

 

3. パナソニックの口コミ情報 

 

大手就職・転職口コミサイトであるOpenworkから、パナソニックに関する口コミを、以下3点を中心にまとめました。順番に見てみましょう。 

 

①パナソニック社員の待遇面  

口コミによると、日本的な年功序列で給与が上がっていくものですが、徐々に脱却しつつあり、近年は実力が評価される制度に移行していっているとの意見が見られます。評価制度自体は公平で、正しく機能しているとの声が多かったです。

 

<口コミ>

  • 優秀であれば若くても係長や課長、幹部候補になれる
  • 基本的に残業代は全額支給される
  • 30歳前後で主任に昇格すると600万円台後半ぐらいもらえる
  • 昇級試験のための勉強が大変

 

②パナソニックの仕事のやりがい 

企業であるためスケールの大きなプロジェクトに参加できる、若いうちでも能力が認められれば大きな仕事を任されるなど、満足度は高い模様。ものを作る会社らしく、自分が携わった製品が世に出ることのうれしさを述べる意見も多くありました。

 

<口コミ>

  • 希望すればグローバルな仕事も担当させてもらえる
  • 技術者として商品を世に送り出す喜びがある
  • 成果を出せば女性でもどんどん昇進できる
  • クライアントが決まっており、仕事がルーティンに陥りがち

 

③パナソニック社内の雰囲気 

創業者である松下幸之助の企業理念が色濃く、伝統を重んじ、社会貢献をとくに重視する風潮があります。人を育て大切にする文化、とくに若手を育成しようとする配慮がよく感じられるとの意見が目立ちました。

 

<口コミ>

  • 新人の教育にとても力を入れている印象がある
  • 人を育てようという文化が根付いている
  • 朝会で社歌を歌うなど、良くも悪くも古き良き日本の会社
  • 創業100年を迎えて、変化していこうとしているのを感じる

 

 

4. パナソニックへ転職する3つのコツ

 

最後に、パナソニックへ転職する3つの秘訣をご紹介します。

 

①セミナーなどに積極的に参加する

パナソニックはマッチングセミナーや転職相談会などを開催しており、転職エージェントによる転職フェアにも度々出展しています。

 

採用担当者はもちろん、希望すれば希望部署・職種の社員と面談できる可能性もあり、パナソニックへの理解を深める大きなチャンスです。

 

面接で話す志望動機や自己PRに深みが出るのはもちろん、入社後のミスマッチも少なくなるのでぜひ参加してみましょう。

 

②キャリア登録をする

パナソニックにはキャリア登録という制度があります。

 

自分の職務経歴を登録すると、スキルや経験に合う職種の募集が開始されるとパナソニックがその職種を紹介してくれるという制度です。

 

現在公開していない職種でも紹介される可能性があるので、ホームページから登録しておくことをおすすめします。

 

③転職エージェントを活用する。

転職エージェントでは、ホームページに公開していない独自の情報に基づいて、パナソニックの求人を行っている場合があります。

 

またこれまでパナソニックへの転職に成功した人のデータも蓄積されているので、効果的なアドバイスをもらえる可能性もあるでしょう。年収などの交渉も、プロに任せられるので安心です。

 

 

5.まとめ 

 

パナソニックの企業概要や転職情報、口コミなどを見てきました。

 

パナソニックは松下幸之助が築き上げた企業理念を大切に守り、社会に貢献することを重んじています。体制として少々古く感じるところはありますが、創業100年を超え、年功序列から実力を評価する制度への移行を試みるなど、変化しようとしている姿勢が見られます。

 

今回の記事を、パナソニックへの転職を検討するときの参考にしてください。

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編集者 安井

大手総合人材サービス企業にて入社後5年間は人事部にて年間500名の新卒採用を遂行し、その後大手転職メディアの企画/編集を5年。新卒/転職市場の市場調査、毎日のニュースから考え方を整理し価値ある情報を世に配信していきます。

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