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経歴を書く順番はどっちから?職務経歴書の正しいアピール方法

 

 

決まった形式がない職務経歴書。とくにアピールしたい経歴部分は、分かりやすく書きたい方も多いと思います。

 

どんな順番で書けばいいか迷う方もいるかと思いますが、経歴を書く形式は、基本的に3つに分けられます。

 

今回は、職務経歴書での経歴の書き方についてご紹介します。どの順番で書けば良いか迷った人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

1.一般的な職務経歴書の書き方(編年体式)

 

それでは、最も多く使われている職務経歴書の書き方から見ていきましょう。

 

編年体式とは

最も一般的な書き方は、古い職歴から順番に書く「編年体式」と呼ばれる方法です。社会人経験が浅い方、あるいは転職・社内異動回数が少ない方に向いているとされています。

 

履歴書と同様に年度順に経歴を記載していく方法で、応募者がどのようなキャリアを歩んできたかが面接官に伝わりやすいというメリットがあります。

 

しかし、経歴を順番に記載していくだけになってしまい、単調に見えるというデメリットもあります。編年体式で経歴を書く場合は、目立たせたい箇所を太字にする、アピールできる実績に下線を引くなどの工夫をしましょう。

 

また、職歴がない方は書く必要がありませんが、アルバイトでの経験がある場合は、希望している職種に絡めてアピールできるように書いた方が良い印象を面接官に与えます。

 

編年体式の書き方例

編年体式で書いた経歴は以下のようになります。

期間業務内容
2010年04月~2013年03月

大宮支店

営業として主に新規開拓・アフターフォローを行う。

 

【実績】

2010年度 新規契約:5(予算比:75%)

2013年度 新規契約:15件(予算比:130% 対前年比:106%)

2013年04月~2017年03月

本社

〔役職〕主任

人事・労務として新卒採用・営業研修などを担当。

 

【実績】

新卒採用:15名(目標10名)

2017年04月~

新宿支店

〔役職〕副支店長を経て支店長

2017年から副支店長(部下5名)

2020年から支店長(部下10名)

 

【実績】

2017年度 担当チーム年間契約数:50(予算比:110%)

2020年度 新宿支店年間契約数:100件(予算比:120%)

 

2.直近の経歴をアピールする書き方(逆編年体式)

 

次に、最も新しい実績から記載する方法をお伝えします。

 

逆編年体式とは

 「逆編年体式」とは、編年体式の逆、つまり新しい経歴から順番に書く方法です。転職回数が多い方や社会人経験が長い方は逆編年体式を選ぶことがおすすめです。

 

新しい経歴から書くことで、直近の実績やスキルを採用担当者に見てもらえます。例えば、経理職から営業職に転職し、今回の転職活動でも営業スキルをアピールしたい場合などは効果的です。

 

また、直近の実績を際立たせるために、職務経歴や関連する資格を詳細に書いても良いでしょう。それ以外の経歴は概略としてまとめれば、メリハリのついたより分かりやすい職務経歴書になります。

 

過去の実績よりも最近の実績をアピールしたい方は、新しい順で書きましょう。

 

逆編年体式の書き方例

逆編年体式で書いた経歴は以下のようになります。

期間

業務内容
2017年04月~

新宿支店

〔役職〕副支店長を経て支店長

2017年から副支店長(部下5名)

2020年から支店長(部下10名)

 

【実績】

2017年度 担当チーム年間契約数:50(予算比:110%)

2019年度 新宿支店年間契約数:100件(予算比:120%)

2013年04月~2017年03月

本社

〔役職〕主任

人事・労務として新卒採用・営業研修などを担当。

 

【実績】

新卒採用:15名(目標10名)

2010年04月~2013年03月

大宮支店

営業として主に新規開拓・アフターフォローを行う。

 

【実績】

2010年度 新規契約:5(予算比:75%)

2012年度 新規契約:15件(予算比:130% 対前年比:106%)

 

3.職歴をアピールする書き方(キャリア式)

 

最後に、最も自由度の高いキャリア式をご紹介します、

 

キャリア式とは

 時系列ではなく、アピールしたいキャリア・経験から伝える「キャリア式」も最近では多く使われています。

 

このフォーマットでは、職種やスキルを軸にまとめるため、どんなスキルを持っているのか、ひとつの職種でどのような経験を積んできたのかがわかりやすいという魅力があります。

 

ただし、自分のスキルを強調できるメリットがある反面、時系列がバラバラになり面接官が分かりにくく感じる可能性があります。

 

その場合は、時系列でまとめた「略歴」を書くことで、採用担当者にわかりやすく親切な印象を与えられるでしょう。

 

キャリア式の書き方例

キャリア式で書いた経歴は以下のようになります。

【人事】

人事・労務として新卒採用・営業研修などを担当

  • 新卒社員の3年以内離職率が30%と高かったため、原因を分析。入社前と入社後で業務内容へのギャップが大きいとの意見が多かったため、採用フローを見直し、若手社員とのランチ面談を導入。3年以内離職率を18%にまで下げることができた。
  • 営業研修では自身の営業経験を踏まえ、成功体験だけでなく失敗体験も共有することで営業社員のケアレスミスを減らすことができた。
接客に関する職歴
2013年04月~2017年03月〇〇ホーム株式会社 人事部

 

【営業】

新規開拓及び部下のマネジメントを行う

  • 顧客との信頼関係を築くことを第一に訪問回数を増やし、入社3年目にして新規契約件数全国4位を獲得。
  • 支店の新規契約件数が予算の80%にまで下がっていたため、部下との同行訪問を増やし、移動中に悩みや課題をヒアリング。支店長就任時には予算120%を達成。
接客に関する職歴
2010年04月~2013年03月〇〇ホーム株式会社 大宮店
2017年04月~現在〇〇ホーム株式会社 新宿店

 

4.まとめ

 

職務経歴書には特定のフォーマットがありませんが、経歴の書き方には、3つの方式があります。

 

「編年体式」は時系列順に記載しますが、一方で「逆編年体式」を使用し新しいキャリアから順番に記載する方法もあります。もし目立たせたいスキルや経験を中心に伝えたいときは、時系列とは関係なく「キャリア式」で書いても構いません。

 

それぞれ自分のスキルや実績をアピールしやすい方式を選択して、面接官に強い良い印象を与えましょう。

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