転職活動に履歴書は必需品。
書店に階に行こうとすると、A4サイズ(見開きサイズはA3 以下A4)とB5サイズ(見開きサイズはB4 以下B5)があり、どちらを購入しようか迷ってしまいます。
転職活動時には、履歴書は一人10枚程度は書く必要になります。
どちらのサイズを選択しても問題は無く、自分の状況や使いやすさに合わせて選択することになります。
最初の1枚目はひな型ともなりますので今回は、転職活動時における履歴書のサイズについてご紹介します。

1.履歴書のサイズは2種類
履歴書のサイズは2種類あります。A4サイズ(A3二つ折り)とB5サイズ(B4二つ折り)の2種類です。
A4サイズの履歴書は、A3用紙を横長に二つ折りにし、見開きでA4サイズとして使用します。コクヨの履歴書は有名です。
一方、B5サイズの履歴書はB4用紙を横長に二つ折りにし、見開きでB5サイズとして使用する履歴書です。
企業から履歴書の提示を求められ、サイズの指定が無い場合はこのどちらかのサイズの履歴書を使用します。
2.転職者に向いている履歴書とは
履歴書には、A4サイズとB5タイプがありますが、応募企業からの指定が無い場合、転職者はどのサイズの履歴書を選択すれば良いのでしょうか。
①.書く内容が多い時はA4少ないならB5
職務経歴書と違い、履歴書は記入する項目がある程度決まっています。何度か転職をしている、職場内での異動回数が多い、複数の資格や免許を持っている等履歴書に記入する内容が多い場合は、A4サイズを選んだ方が良いでしょう。
社会人としての経験が少ない、部署移動の少ない職場に在籍していたなど、記入する項目があまりない場合はB5サイズを選んだ方が、全体の見栄えは良くなります。
②.職務経歴書などの他の書類に合わせる
サイズではなく、履歴書とともに提出する書類の大きさに合わせる方法もあります。
履歴書と同時に提出を求められている書類で多いのが職務経歴書です。職務経歴書の大きさがA4サイズですので、封書に入れて郵送する時に、職務経歴書に合わせて履歴書もA4サイズにするときれいに揃った印象を与えられます。
3.サイズの他にフォーマットで選択する方法もある
A4やB5といった用紙サイズの他に履歴書には「JIS規格」というものがあります。JIS規格とは、日本工業規格で設定している帳票基準のことで、履歴書の余白や記入欄、項目の配置などが決められています。
企業の中には、転職希望者に対し書類選考の際、履歴書のサイズではなく、JIS規格のタイプを指定してくる場合もありますので、注意が必要です。
近年では、PC作成用にこのJIS規格をベースとした、さまざまな履歴書の作成フォーマットがあり、特に指定が無ければ、自分の強みが出やすいフォーマット(経歴欄が多い、免許・資格欄が広い、自己PR項目が大きい)を、自身のアピールできる項目に合わせて、選択すると良いでしょう。
4.フォーマットを利用しパソコンで履歴書作成する時の注意点
フォーマットを利用し、パソコンで履歴書を作成するにはいくつか注意点があります。履歴書の基準を満たし、自分の良さを強調できるフォーマットを利用すること、印刷の仕方に気をつける事です、
①.大手転職サイトから目的に合ったものを使用する
PCで履歴書を作成する際は、最低限記入すべき項目を満たしている必要があるため、信頼できる大手転職サイトが提供しているフォーマットをダウンロードし、作成することが望ましいです。
②.印刷はコンビニがベター、自宅印刷は2枚をクリップ止めで
履歴書の用紙サイズはA3またはB4サイズを見開きです。家庭用のプリンターはほとんどがA4サイズ対応であるため、A3サイズをそのまま印刷することは出来ません。
そのため印刷は、最寄りのコンビニエンスストアで印刷行うのが、ベストでしょう。コンビニエンスストアを利用した印刷方法は、2つあります。
パソコンで作成し保存後、データをUSBに取り、複合機械に読み込ませて印刷する方法と、ネット上でコンビニエンスストアのプリントサービスに事前登録し、履歴書のデータをサーバーへ転送し、転送後コンビニエンスストアにて印刷を行う方法です。
注意点としては、ネットワークを利用した印刷サービスを行っていない店舗かどうか事前に確認しましょう。
価格は10円~100円ほどででき、スピーディです。
5.まとめ
今回は転職時における履歴書のサイズについてご紹介して参りました。履歴書にはA4とB5サイズがあること、指定が無い場合、自分のスキルに合った履歴書を作成することが分かりました。
また、履歴書は、自分に合ったフォーマットを大手転職サイトからダウンロードすること、印刷はコンビニエンスストアを利用することです。
採用担当者が履歴書に目を通す時間は短いです。しっかりリサーチをし、自分の強みを活かせる履歴書作成を目指しましょう。