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40代就職活動の面接メイク 肌悩みをカバーしながら好印象を与える方法を確認しよう

40代はシミ・くすみ・色ムラなどの肌悩みが多くなる年代です。

そのため、「シミや毛穴をカバーしたい」「若々しい印象にしたい」との思いから、肌悩みを『隠す』ことに集中しがちです。

 

ところが、隠そうと思えば思うほど厚塗り感が出てしまい、若々しさからはほど遠い印象になることも。

 

今回は、これから仕事復帰を目指す女性に向けて

「肌悩みをカバーしながら、清潔感や若々しさを感じさせる面接メイク」

をご紹介します。

子育て中のママも挑戦しやすい面接メイクのポイントや、仕事復帰後の時短メイクのコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

1.面接は「見た目」で第一印象が決まる

 

面接は「見た目」で第一印象が決まる

面接は「見た目」で第一印象が決まります

 

面接では、相手のパーソナリティに関する情報がほとんどない状態でコミュニケーションが始まります。

そのような状況において、「見た目」の与える影響は想像以上に大きくなります。

 

面接を控えている方の多くは、

「清潔感があり落ち着いた印象に見せたい」

「信頼感や親しみやすさを演出したい」

など、自分をどのように見せたいか、相手にどのように見られたいかといった“イメージ”を持って本番に臨むでしょう。

 

面接メイクはそれらのイメージに近づき、「なりたい自分」を演出するテクニックです。

自信を持って面接に臨むためにも、好印象を与えるメイクのポイントを身につけていきましょう。

 

2.【部位別】40代からの面接メイクのポイント

 

面接では「清潔感」や「健康的な若々しさ」を印象づけることが重要で、そのカギを握るのが『肌の美しさ』と『血色』です。

顔の面積の大部分を占める肌がきれいだと、それだけで清潔感のある美しい印象になります。

また自然な血色があれば、健康的で若々しい印象を与えられるでしょう。

 

これらのことを意識しながら、具体的なメイクのポイントを部位別に見ていきます。

 

①ベースメイク

ベースメイクは顔全体の印象を決める重要な部分です。

シミやくすみをカバーしつつ、厚ぼったくならないよう自然な仕上がりを意識しましょう。

 

近頃は「ツヤ肌」が流行していますが、面接メイクではフォーマルで落ち着いた印象の「セミマット肌」が理想です。

本来の肌の色に近い、自然で均一感のある肌作りを心がけてください。

 

②アイブロウ(眉毛)

アイブロウのコツ

アイブロウのコツ

 

メイクの中でも、ベースメイクと同じくらい顔の印象を左右するのが「眉毛」です。

細すぎたり手入れの行き届いていないボサボサの眉毛は、面接メイクだけでなく普段のお仕事メイクにも不向きです。

眉毛を整える際はもとの眉の形や毛流れを活かし、長すぎる毛をカットする程度で大丈夫です。

アイブロウは濃い色だとしっかりした印象に、髪色よりワントーン明るい色だと優しい印象になります。

どのような印象にしたいかによって色を選ぶと良いでしょう。

眉毛の書き方にはいろいろな方法がありますが、イラストのように眉毛の下部分にアンダーラインを引いておくと、眉全体がすっきりと整った印象になります。

ペンシルだけでなく、パウダーも併用するとより自然な眉毛に仕上がります。

 

③アイメイク

アイメイクの化粧品

化粧品は100円ショップ(画像はキャン★ドゥで購入)でも問題ありません

面接のアイメイクといえば「ブラウンアイシャドウ」ですが、目元のくすみや濃いくまがある場合、ブラウンの陰影が目元を余計にくすませて暗い印象になることがあります。

 

40代の方の場合、ブラウン系でもピンクブラウン(写真左)やオレンジブラウン(写真右)を使用して、柔らかな温かみのある目元に仕上げると良いでしょう。

 

④チーク・ハイライト

チークハイライト

化粧品は100円ショップ(画像はキャン★ドゥで購入)でも問題ありません

 

面接に最も向いているのはコーラル系(写真左下)のチークです。

コーラルピンクは日本人の肌によく馴染み、自然な血色感を演出してくれるのが特徴です。

 

40代の大人の女性には、落ち着いた印象のローズ系(写真右)もおすすめです。

ふんわり入れることで柔らかな優しい印象になります。

 

一方、ベージュ・オレンジ系(写真左上)はややカジュアルな印象になります。

面接にはあまり向きませんが、仕事復帰後のお仕事メイクとしては使えるナチュラルなカラーです。

 

さらにハイライトを使うことで肌に艶が生まれ、顔全体が明るい印象になります。

ハイライトも付けすぎは禁物で、チークと同様にふんわりと自然に入れることがポイントです。

チーク・ハイライトのコツ

チーク・ハイライトのコツ

 

⑤リップ(口紅)

仕上げはリップです。

40代にとってはリップもチークと同様、顔色を良く見せるための必須アイテムです。

色はコーラル系やピンクベージュを選び、自然な血色感を演出しましょう。

マスク着用が日常になっている現在ですが、リップのあるなしで顔全体の明るさが全く違って見えます。

ぜひメイクの仕上げにリップを引くようにしてください。

 

3.復帰後も好印象をキープ!毎日の時短メイク

 

次に、久しぶりの仕事復帰に向けて「毎日のお仕事メイク」をご紹介します。

朝は一日の中でもとくに忙しく、朝食の準備・お弁当作り・お子さんの送り出しなどで

「自分の身支度に十分な時間をかけられない」

という方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方は、ぜひこの機会に簡単な「時短メイク」を覚えてください。

時短メイクのポイントは次の2つです。

 

  • 「一石二鳥アイテム」をフル活用する
  • ワントーンメイクを味方にする

 

まず、「一石二鳥アイテム」です。

一石二鳥アイテムは

「ひとつで複数の機能・用途があるアイテム」

のことで、具体的に次のようなものがあります。

 

①BBクリーム

BBクリーム

日本の製品は安くても質が高いでケチケチ使わないのがコツです

 

日焼け止め・化粧下地・コンシーラー・ファンデーションなど複数の役割を持つ多機能クリームです。

これ1本でベースメイクが完成するため、

「朝は忙しくてメイクに時間をかけられない」

という方におすすめです。

 

②クッションファンデーション

クッションファンデーション

日本の製品は安くても質が高いでケチケチ使わないのがコツです

 

リキッドファンデーションのカバー力と、パウダーファンデーションの手軽さを兼ね備えたファンデーションです。

手を汚すことなくリキッドファンデーションの仕上がりが手に入るため、忙しい朝にぴったりのアイテムです。

 

2in1のアイブロウペンシル

2in1のアイブロウペンシル

日本の製品は安くても質が高いでケチケチ使わないのがコツです

 

アイブロウペンシルとパウダーが一体化した2in1タイプ。

ペンシルとパウダーを別々に持つ必要がなく、これ1本で自然なふんわり眉が完成するので非常に便利です。

 

④アイシャドウとチークがセットになったメイクパレット

日本の製品は安くても質が高いでケチケチ使わないのがコツです

 

相性の良い色味がセットされているメイクパレットは、色の組み合わせを考える必要がなく、簡単にメイクが完成する便利アイテムです。

 

⑤チーク・アイシャドウ・リップなどマルチに使えるアイテム

チーク・アイシャドウ・リップなどマルチに使えるアイテム

日本の製品は安くても質が高いでケチケチ使わないのがコツです

 

チーク&アイシャドウとして使えるパウダー(写真左)、チーク&リップに使えるクリーム(写真中央)、チーク・アイシャドウ・リップとマルチに使えるパウダー(写真右)は、ひとつ持っておくと非常に便利です。

 

本当に時間がないときは、これらを使った「ワントーンメイク」に挑戦しましょう。

ベースメイクと眉毛を完成させた後、アイシャドウとチークを同じアイテムで仕上げ、リップで色と艶をプラスするワントーンメイク。

たったこれだけで、血色感のあるお仕事メイクが完成します。

 

4.40代の面接メイクのポイントは「清潔感」と「血色」

 

年齢を重ねると若い頃に比べて肌の色がくすみ、たるみによって顔に影ができるため、どうしても暗い印象になってしまいます。

そんな40代以降の肌に必要なのは、繰り返しお伝えした「清潔感」と「血色」です。

肌の色を均一に整え、そこに少しの血色をプラスするだけで、あっという間に健康的で若々しいメイクが完成します。

 

肌悩みが多くなると、どうしても「隠す」ことに必死になりがちです。

しかし「隠す」だけではなく、年齢ならではのメイクのポイントや「見せ方」を知ることも大切です。

今回ご紹介した内容を参考にしていただき、自信を持って面接に臨んでください。

 

執筆者
名前:遠藤愛
プロフィール:元看護師で、現在は医療・美容・転職系の記事を中心に執筆。元来の美容好きで、日本化粧品検定の資格取得を目指し勉強中。
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