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転職の履歴書はどう選ぶ?本屋とコンビニの履歴書に違いはあるか解説

転職の履歴書はどう選ぶ?本屋とコンビニの履歴書に違いはあるか解説

転職活動の第一歩ともいえるのが履歴書の作成です。好印象を与える履歴書の作成には自分にあった書きやすい履歴書を選ぶことが欠かせません。目的に合った履歴書でなければアピールすべきポイントをきちんと伝えられないでしょう。

 

それでは、転職の場合はどのような履歴書を選べば良いのでしょうか。今回は、履歴書の購入先や種類からどのような履歴書を選べば良いのかを紹介します。

 

1.履歴書の購入場所は本屋が便利

 

履歴書を購入できる場所は身近なところにたくさんあり、以下のような場所で購入可能です。

 

主な履歴書の購入先
・本屋
・コンビニ
・ホームセンター
・文房具店
・100円均一

中でも本屋は、品揃えがよく様々な種類の履歴書が置かれていることが多いので、必要な様式の履歴書が見つけやすいでしょう。また本屋だと店舗によっては転職活動に必要な文房具、ファイル、封筒などのアイテムや書籍がまとめられており、転職活動に必要なアイテムを一式そろえたいときに便利です。

 

ただし、本屋でもコンビニでも履歴書に変わりはなく、重視されるのは内容なので、購入先が選考に影響することはありません。時間がない時に無理に本屋まで行って探すより、その時間を履歴書の内容を推敲するために当てた方が良いでしょう。

 

注意したい点として、100円均一や価格の安い履歴書だと紙質が悪いものもあり、しっかりした紙質の履歴書と並ぶと悪目立ちしてしまうので気を付けましょう。

 

2.自分を最もアピールできる履歴書を選んで印象アップ

 

履歴書は選び方次第で、良い印象を残す履歴書を作りやすくなります。履歴書の種類やフォーマットを選ぶときは、自分が転職の強みとしている部分を最もアピールできるタイプの物を選ぶと良いでしょう。

 

①.目的にあった種類から選ぶ

履歴書の種類はいくつかあります。

一般用 一般的に流通している履歴書。職歴欄が小さく、自己PR欄が大きめになっていることが多い。
転職用 職歴欄が多く、退職理由を書く欄が設けられているため、転職時に記入したい内容が書きやすい規格。職務経歴書がセットになっていることが多い。
JIS規格 日本工業規格に沿って作られた履歴書。基本的な情報が一通り記載できるベーシックなもの。自己PR欄が小さく、学歴・職歴欄が大きめに作られている特徴がある。
アルバイト・パート用 アルバイト、パートの希望が伝えられるように、働ける曜日や時間帯、休日の希望を書ける欄がある。

転職活動なのに、アルバイト・パート用の履歴書を選んでしまうと、記入内容が適していないものになってしまい、履歴書で効果的なアピールが行なえなくなってしまいます。履歴書を選ぶときは、目的に応じた種類があることを念頭に置いて、転職に適した種類か確認するようにしましょう。

 

②.アピールポイントに合ったフォーマットを探す

種類によって各記入欄の大きさは異なります。転職にあたってアピールできる自分の経歴、アピールポイントから、余白ができず読みやすい履歴書を作れるフォーマットで採用担当者に好印象を残しましょう。

 

例えば、職歴が短く書ける内容が少ないのに、職歴欄が大きいものを選ぶとスペースが余って空白が目立ってしまいます。志望動機で自分をアピールしたいのに、記入欄が小さいと書き切れないか、細かい文字で読みにくくなってしまうでしょう。

 

職歴が短い人は自己PR欄が大きい一般用、職歴からアピールしたい人はJIS規格がおすすめです。転職回数が多い人は、履歴書から転職理由を説明しやすい転職用がいいかもしれません。

 

③.サイズ選びも印象を左右する

市販の履歴書はB4サイズを二つ折りにしたB5サイズかA3サイズを二つ折りにしたA4サイズのものが一般的です。基本的にはどちらのサイズを選んでも問題ありません。

 

ただし、履歴書と一緒に他の書類を提出する場合、職務経歴書はA4で作成することが多いため履歴書もA4サイズにすると書類のサイズが統一され見栄えが良くなります。

 

またB5サイズの方が全体的にコンパクトなので、記入できる内容が少ないならB5、たくさん書きたいならA4という選び方をしてもいいでしょう。

 

 

3.履歴書に関する指示は事前に確認しておこう

 

企業によっては、JIS規格の履歴書や企業が用意したフォーマットの履歴書を使うよう指示されることがあります。

 

企業の指定がある場合はそれが最優先事項です。履歴書を選ぶ前に、企業が履歴書についての指示を出していないか確認するようにしましょう。

 

指定の履歴書があるのに、それ以外で応募してしまうと、指示を確認していない・守らない人物として印象が悪くなってしまうため注意が必要です。

 

4.まとめ

 

履歴書は本屋やコンビニ、ホームセンターなどさまざまな場所で購入できますが、その中から自分に合った履歴書を見つけることが大切です。企業の指定がない場合は、自己PRがしやすい種類やフォーマットを選び、採用担当者に「会ってみたい」と思ってもらえるような履歴書で転職活動にのぞみましょう。

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編集者 渡辺

人材業界の大手転職メディアの企画/編集を15年、そして10年以上新卒・中途採用の面接官を行い、年300人以上の就職者に耳を傾けてきました。特異分野は、各業界や企業の分析、データに基づいた役立つ記事を更新していきます。

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