企業研究
転職エージェントをうまく活用する方法 メリット・デメリットを知っておこう! (2) (1)

転職活動で応募先企業を探す場合、ハローワークや転職サイトのほかに転職エージェントを利用する方法もあります。

転職エージェントは非公開求人を取り扱っており、応募書類の添削や面接対策などのサポートを受けられるのがメリットです。

 

「どんな企業に応募したらよいかわからない」という人も、転職エージェントを利用すれば自分に合った転職先が見つかるかもしれません。

ただし、転職エージェントにはデメリットもあるため、特徴を理解したうえで利用することが大切です。

 

今回は、転職エージェントをうまく活用する方法を紹介します。

 

1.企業はどんな方法で転職者を募集しているのか

 

厚生労働省の「転職者実態調査」によれば、転職者の募集方法で最も多いのが「ハローワーク(公共職業安定所)」の65.7%、次いで「求人専門情報誌(チラシ含む)」が38.5%、縁故が30.8%となっています。

 

従業員1000人以上の中途採用募集方法2

参考)厚生労働省「平成27年(2015年)転職者実態調査(転職者の採用状況P9)」を参考に筆者作成(https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-h27-1-02.pdf)

 

ただし、事業規模1,000人以上の事業所については「自社のウェブサイト」が66.8%、民間職業紹介機関が58.5%で、全体では最も多いハローワークを上回っています。

 

事業規模が大きくなるほど、「自社のウェブサイト」「民間職業紹介機関」「会社説明会」の割合が増える傾向にあります。

そのため、事業規模が大きい企業に転職を希望する場合は、転職エージェントを含めた民間職業紹介機関を利用するのが有効だと考えられます。

 

2.転職エージェントの特徴

 

転職エージェントとは、転職希望者に対して求人情報を提供し、入社までをサポートする転職支援サービスです。

サービスに申し込みをすると、担当のキャリアアドバイザーと面談を行い、転職の方向性を決めます。

その後は希望に合った求人の紹介、面接日程や入社日の調整など、転職活動全般についてサポートしてくれます。

 

転職エージェントは、幅広い業種・職種の求人を取り扱う「総合型」、特定の業種・職種を専門とする「専門特化型」の2種類に分かれます。

転職を希望する業種・職種に合わせて、総合型と専門特化型を使い分けるといいでしょう。

 

3.転職エージェントの利用方法

 

一般的な転職エージェントの利用方法、転職活動の流れは以下の通りです。

 

  1. 転職エージェントに申し込み
  2. 担当のキャリアアドバイザーと面談
  3. 紹介求人へ応募
  4. 面接
  5. 雇用条件の確認、内定

 

まずは転職エージェントのウェブサイトにアクセスして、サービス利用の申し込みをします。

住所、氏名といった個人情報のほか、職歴、年収、転職希望時期などの入力が必要です。

後日メール・電話などで連絡が来るので、日程を調整して担当のキャリアアドバイザーと面談を行います。

 

面談では、これまでの経験や転職の希望条件などのヒアリングを行い、面談結果をもとに求人を紹介してもらえます。

求人に応募すると、キャリアアドバイザーが面接日程などを調整してくれます。

また、面接を受けて内定をもらった後も、雇用条件や入社日の交渉などの依頼が可能です。

 

これだけのサービスを受けられますが、転職エージェントは企業からの紹介手数料で事業が成り立っているため、転職希望者は無料で利用できます。

 

4.転職エージェントを活用するメリット

 

転職エージェントを活用するメリットは以下の通りです。

 

①面談を通して自分の強みや希望が明確になる

 

転職活動では、企業に応募書類や面接を通して自分の経験や実績、入社後に何ができるかをアピールしなくてはなりません。

しかし、自分の強みや希望を自分で整理するのは意外と難しいものです。

 

転職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーが職歴や能力を分析し、客観的な視点からアドバイスしてくれます。

自分では気づかなかった強みが見つかり、新たな業種・職種に目を向けるきっかけになるかもしれません。

 

②非公開求人を紹介してもらえる

 

転職エージェントは、一般の転職サイトには掲載されていない非公開求人を取り扱っています。

企業が求人情報を非公開にするのは、「採用活動に手間をかけたくない」「採用条件に合った人だけに応募してほしい」といった理由が考えられます。

 

転職希望者にとっても、転職サイトに掲載されている膨大な求人情報から応募先を探すのは時間や手間がかかります。

キャリアアドバイザーから非公開求人を紹介してもらうことで、自分に合った転職先を見つけやすくなります。

 

③転職活動にかかる時間を短縮できる

 

仕事を続けながら転職先を探す場合、転職活動に多くの時間を割くのは難しいのではないでしょうか。

転職エージェントを利用すれば、応募先企業との調整をキャリアアドバイザーに任せられるので、忙しい人でも転職活動にかかる時間を短縮できます。

 

複数の企業に応募する場合でも、担当のキャリアアドバイザーに窓口が一本化されるので、スケジュールを管理しやすくなります。

 

5.転職エージェントのデメリット

 

一方で、転職エージェントには以下のようなデメリットもあります。

 

①キャリアアドバイザーの能力に差がある

 

同じ転職エージェントに所属するキャリアアドバイザーであっても、経験や実績は異なるため、担当者によって能力に差があります。

多くのキャリアアドバイザーは、転職希望者の経験や能力を分析して的確なアドバイスを行い、その人に合った求人を紹介しています。

 

しかし、そのようなキャリアアドバイザーが担当者になるとは限りません。

もし担当者との相性に疑問を感じる場合、可能であれば担当者の交代を依頼しましょう。

また、複数の転職エージェントを利用して、比較・検討することも大切です。

 

②転職希望時期が遅いと後回しにされる恐れがある

 

転職エージェントは無料で利用できますが、ボランティアではありません。

紹介した転職希望者の入社が決まると、企業から紹介手数料が支払われる事業モデルです。

そのため、すぐに転職を希望している人を優先し、転職希望時期が遅い人は後回しにされる恐れがあります。

 

「3か月以内に転職したい」など、転職希望時期が明確で短期間であるほど、すぐに対応してもらえる可能性が高くなります。

転職時期がはっきり決まっていない場合は、サポートを受けるまでに時間がかかる可能性があるので注意が必要です。

 

6.転職エージェントを活用するときの注意点

 

転職エージェントを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

 

①転職先は自分で判断する

 

キャリアアドバイザーは、能力や希望に合わせて求人を紹介してくれますが、応募先企業が自分に合っているとは限りません。

転職エージェントを利用する場合でも、最終的に転職先を決めるのは自分です。

キャリアアドバイザー任せにせず、自分で判断することを心掛けましょう。

 

②面談で嘘をつかない

 

面談で嘘をついてしまうと、キャリアアドバイザーは希望や能力に合った求人を紹介できなくなります。

不利になると思われる情報も、キャリアアドバイザーに伝えれば一緒に対策を考えてくれるかもしれません。

キャリアアドバイザーからの質問には正直に答えましょう。

 

③キャリアアドバイザーと良好な関係を築く

 

キャリアアドバイザーは、転職活動をサポートしてくれるパートナーです。

「丁寧に対応する」「感謝を伝える」といった行動を心掛け、キャリアアドバイザーと良好な関係を築くことが転職の成功につながります。

 

7.転職エージェントをうまく活用して転職先を見つけよう!

 

転職エージェントを利用すれば、転職活動をスムーズに進められるかもしれません。

特に初めての転職活動では、キャリアアドバイザーからのアドバイスを心強く感じるはずです。

転職エージェントは無料で利用できるので、うまく活用して自分に合った転職先を見つけましょう!

 

 

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