エントリーシート、履歴書の資格欄に…意味のない資格をビシっと書いてませんか?

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[box class=”box26″ title=”ざっくり記事をまとめると”]1.履歴書の資格欄に取得した資格があることは努力の証で高評価
2.しかし企業が知りたいのは資格ではなく「なぜ資格を取ったのか」の理由
3.資格というのは、目的と動機をセットにしないと悪影響にもなります[/box]

[say name=”採用プロ” img=”https://saiyopro.com/wp-content/uploads/2018/01/e7f3408779d1f73dd1221a67999a78dd-2.png”]数年前に国立大学在学生で秘書検定、簿記1級、英検1級、TOEIC920点という素晴らしい方を面接したことがありますが…その資格はなぜ取ろうとしたのですか?と聞いたら答えられず、不採用にしたことがあります[/say] エントリーシート・履歴書では、少しでも通過率を上げたいですよね? そのために、いかに空白のスペースを埋めるかに注力される方がいらっしゃいます。おどろくことに、取得していない資格でも「TOEIC800点をとるために勉強中です」など、今頑張っていることを書け!とアドバイスしている参考書まであるのです。 しかし待ってください。建築系など資格が必要な採用枠でないかぎり、企業は資格など重要視していません。 そこで今回は、エントリーシート・履歴書におけるアドバイスとして、資格欄の本音をお伝えします。

資格をたくさん持っていたら「就活に有利」というのは真っ赤なウソ

資格欄はPR欄ではない。資格は資格が必要仕事のためにあります

学生から聞いたのですが、大学の就職課では、資格神話みたいなものがあるようで、「簿記検定、秘書検定、衛生管理者、PC検定、FPなど」よくわからない資格をとる学生さんがたまにいらっしゃいます。まったく社会のことがわかっていません。 資格欄というのは、「資格が必要な仕事が存在している」からです。例えばこんな仕事です。

  • 士業(弁護士、会計士、税理士など)
  • 教師、保育士、看護師、栄養士、介護福祉士、社会福祉士
  • 不動産系企業(宅建)、秘書職(秘書検定)、貿易事務(通関士)

これらの仕事に就きたい場合は、資格欄に記載しておきたいですね。それ以外は、基本的には空白でもいいくらいです。大学まで進んでいるのであればTOEICくらいは努力の証として載せておきたい程度のものです。 [say name=”採用プロ” img=”https://saiyopro.com/wp-content/uploads/2018/01/e7f3408779d1f73dd1221a67999a78dd-2.png”]これだけは覚えてください[/say] [alert title=”企業にとっての資格欄とは”]①資格が必要な仕事の場合:採用するための必要条件を備えているかの判断材料 ②資格が不必要な仕事の場合:大学時代の努力の証があるかの枠[/alert]

資格の取りすぎは逆効果になる

一貫性のない資格は自分の首をしめます

書類審査では資格は重視しません。というよりそこまでマジマジと見ている余裕などないのです。学生中の努力に関しては学校名でだいたいどの程度努力してきた人なのかはわかりますし。 しかし、この資格が厄介なのは面接の場です。冒頭でも述べたように英語・漢字・秘書・簿記など色々とっていると面接官は必ずこう思います。 [say name=”採用プロ” img=”https://saiyopro.com/wp-content/uploads/2018/01/e7f3408779d1f73dd1221a67999a78dd-2.png”]この人は何がやりたいんだろうか。何を目的にこの資格を取ろうとしていているのかな?[/say] 私も年に何度もこの質問をしますが、答えられた人は数えられるくらいしかいません。 面接官「なぜこの資格を取ろうとおもったのですか?」 面接官「秘書になりたいんじゃないんですか?」 面接官「この資格を生かして働きたいと思っていないのですか?」 相手の態度によって意地悪な質問になっていきます(笑)

資格=スキルではない

自分をよく見せるために、「できる人」を装うことは面接の場ではよくあります。面接官は毎年何十人と面接をしてきているので、「意識高い人」とそうでない人の差なんて、自己PRを聞いただけわかってしまいます。 そのため、資格を武器装備にするのは避けましょう

資格が有利になる方法とは?

[say name=”採用プロ” img=”https://saiyopro.com/wp-content/uploads/2018/01/e7f3408779d1f73dd1221a67999a78dd-2.png”]ムダだらけではありません、効果的な資格の書き方を教えます。[/say]

一貫性のある資格の取り方は高評価

むやみやたらに資格を取るのはお勧めしませんが、こういうのはどうでしょうか

  • TOEIC480点(2015年)、TOEIC600点(2016年)、TOEIC680点(2017年)、社会人になる前にTOEIC800点を目指し日本と海外を橋渡しができる人材に成長したいと考えています。
  • 簿記3級(2016年)、簿記2級(2017年)、現在は簿記1級を目指し勉強しています。

2パターン考えてみました。 TOEICパターンは、このように記載されると、目標に向かって頑張っているのがわかりますね。面接では、なぜこういう目標を持つようになったのかを面接官は聞きたくなり、話が盛り上がりそうです。 簿記パターンも資格に一貫性がありますので、努力しているのがわかりますね。面接では、なぜ簿記なんですか?という質問になります。その質問がきたら「授業で経営の財務を把握できるようになると聞いたので、偉くなるには必要だと思い挑戦しています。」と言っておけばまず通過します。 急に意識高い系です。 伝え方ひとつで、その人の意欲というのが全面に出てきますね。

面接ではストーリーで話そう

エントリーシート・履歴書は、書類選考のために使われている。と思っていませんか? 半分正解で半分不正解です。 面接では何次面接になってもエントリーシートがついて回ります。面接前に人事から渡されるのです。そのエントリーシートをもとに選考は進みます。当然質問は、エントリーシートに書いてあることを聞くことになります。 もし資格のことについて質問があった場合は、目的と手段に分けてはなしましょう。

  • 目的:なにを目指そうとしているのか
  • 手段:その中で資格をどんな努力をして取得したのか

重要なのは、目的です。目的がない場合はどんなに素晴らしい資格でも意味を成しません。最悪不採用にします。 [alert title=”助言”]重要なのは、資格の多さでも種類でもない。どんな目的に向かってその資格を取ったのか、そのストーリーである。そのストーリーが面接している企業の仕事内容と合致していたら無双の武器となり、合致していなければ諸刃の剣にもなります。[/alert] ※ストーリーとは、TOEICと簿記の例を見てね。 ではこのへんで。

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