企業研究
三菱UFJ銀行の年収は1000万円を超える?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

 

「3大メガバンク」の一角で、規模は3大メガバンク中トップ。旧三菱東京UFJ銀行で前身は三菱、東京、三和、東海です。

三菱銀行と東京銀行の合併後、2006年にUFJ銀行とも合併し誕生しました。2018年4月に現社名になり、グループでアメリカ、タイ、インドネシアに有力銀行を保有しています。
また、グループ内の信託、証券、ノンバンク、カードなどとの連携を進めていて、2023年度までに店舗数を40%削減する予定です。

今回はメガバンクの中でも「三菱UFJ銀行」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.三菱UFJ銀行の平均年収は773万円

 

三菱UFJ銀行の平均年収は773万円

 

2021年の三菱UFJ銀行の年収の平均は、773万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は30,554人、平均年齢38.3歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定740~1,070万円程度と予測されます。

 

 (1) 三菱UFJ銀行の平均年収 推移(2010年から)

 

三菱UFJ銀行の平均年収 推移(2010年から)

三菱UFJ銀行の平均年収 推移(2010年から)

 

平均年収三菱UFJ銀行メガバンクの平均上場企業平均
2010年787万円760万円 
2011年796万円738万円563万円
2012年808万円732万円570万円
2013年801万円733万円571万円
2014年799万円745万円577万円
2015年792万円751万円588万円
2016年787万円741万円594万円
2017年774万円734万円598万円
2018年773万円734万円605万円
2019年772万円738万円612万円
2020年774万円745万円614万円
2021年773万円749万円603万円

 

今回は、メガバンクの一角である三菱UFJ銀行の年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。
三菱UFJ銀行の2021年の平均年収を2010年と比べると平均年収は-14万円(98%)となり、ほぼ横ばいです。
メガバンクの12年間の上昇平均を見ても-11万円(99%)とほぼ横ばいなので、ここ12年は業界全体であまり変化が見られないといえます。また上場企業の平均年収は11年間で40万円(107%)の上昇となっています。

安定しているイメージの強い銀行業界ですが、新型コロナウィルスによる影響は少なくはありません。大手銀行5グループの2021年3月期の決算では三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャル・グループは増益となりましたが三井住友フィナンシャル・グループなど3グループは2桁の減益となりました。というのも、コロナ禍による企業の資金需要は強く貸出金は増加しているのですが、融資の焦げ付きに備えた引当金の増加や海外市場部門の不振が減益の原因となっているためです。
もともと少子高齢化や長引く超低金利の影響で経営が厳しい状態でしたが、ここに新型コロナウィルスが追い打ちをかけることになりました。
そこで、預貸金業務中心の収益システムから新たなビジネスモデルを立ち上げようと各銀行とも取り組みをはじめました。 
業務の効率化を図るために、三井住友銀行は900枚の紙幣を一度で扱えるATMを導入し窓口で現金の受け渡しを行わない店舗、みずほ銀行は窓口カウンターがなく顧客がタブレット端末で手続きをする店舗をそれぞれ開設しました。
若い世代向けとしては、IT企業と連携しスマートフォン上で様々な金融サービスが受けられるシステムの開発も各銀行で進められています。
また、SDGsやESGへの意識が高まっているため、これからはSDGsやESG融資も加速していくと思われます。

 

 (2) 三菱UFJ銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

 

三菱UFJ銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

三菱UFJ銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金三菱UFJ銀行上場企業の平均上場平均との差額
2010年3億0557万円- 
2011年3億0899万円2億2450万円8449万円
2012年3億1384万円2億2729万円8655万円
2013年3億1319万円2億2939万円8381万円
2014年3億1245万円2億3185万円8060万円
2015年3億0971万円2億3631万円7340万円
2016年3億0803万円2億3897万円6906万円
2017年3億0275万円2億4046万円6229万円
2018年3億0255万円2億4320万円5935万円
2019年3億0185万円2億4610万円5575万円
2020年3億0068万円2億4481万円5587万円
2021年3億0017万円2億3421万円6597万円

 

三菱UFJ銀行に新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
3億0017万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年時点で6,597万円。
おおよそ日本の平均の1.28倍、メガバンクの平均値の1.03倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生においてかなりの収入差が出てしまうのです。

 

 (3) 三菱UFJ銀行の平均年収を業界と比較

 

三菱UFJ銀行の平均年収を業界と比較

三菱UFJ銀行の平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー平均年収生涯賃金
三井住友銀行842万円3億2700万円
あおぞら銀行809万円3億1407万円
新生銀行788万円3億0611万円
三菱UFJ銀行773万円3億0017万円
みずほ銀行729万円2億8317万円
セブン銀行713万円2億7680万円
ゆうちょ銀行675万円2億6193万円
りそな銀行662万円2億5708万円
上場平均603万円2億3421万円

 

今回は、メガバンク8社(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、新生銀行、あおぞら銀行、セブン銀行)の平均と、三菱UFJ銀行の年収推移を比較しました。

結論、三菱UFJ銀行は業界平均の1.03倍、上場企業の平均年収と比べると1.28倍の収入を得る事ができています。

 

 

 (4) 三菱UFJ銀行の年収カースト

 

三菱UFJ銀行の年収カースト

三菱UFJ銀行の年収カースト

 

三菱UFJ銀行の年収は773万円なので、カーストは“THE 中流層”です。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収700万円台の企業は304社で全体の16.51%でした。

上場企業の平均年収は603万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

 

2.三菱UFJ銀行の給与制度/年収推移

 

三菱UFJ銀行の給与制度・年収推移

 

2021年の三菱UFJ銀行の年収の平均は、773万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は30,554人、平均年齢38.3歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定740~1,070万円程度と予測されます。

 

 (1) 三菱UFJ銀行の勤務状況の推移

 

三菱UFJ銀行の勤務状況の推移

三菱UFJ銀行の勤務状況の推移

 

勤務状況平均年齢平均勤続年数
2010年37.5歳14.5年
2011年37.8歳14.7年
2012年38.1歳14.9年
2013年38.2歳14.9年
2014年38.2歳14.9年
2015年38.0歳14.7年
2016年37.8歳14.5年
2017年37.9歳14.5年
2018年37.5歳14.1年
2019年38.1歳14.6年
2020年39.6歳15.2年
2021年38.3歳14.7年

 

三菱UFJ銀行の平均年齢、平均勤続年数は12年で大きな増減をしておらず、一定といえます。

これは定年退職以外の退職が少ない企業の特徴です。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。
三菱UFJ銀行もほぼこれに当てはまり、安定して働ける企業といえます。

 

 (2) 三菱UFJ銀行の年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

三菱UFJ銀行の年齢別の年収推移

三菱UFJ銀行の年齢別の年収推移

 

年齢三菱UFJ銀行の推定年収上場企業の平均年収
25歳407万円406万円
30歳553万円509万円
35歳698万円572万円
40歳844万円621万円
45歳916万円647万円
50歳989万円739万円
55歳1,062万円808万円
60歳959万円730万円

 

三菱UFJ銀行の給与制度は、初任給が大卒で195,000~205,000円ですので、初年度は280~350万円ですが
最大年収を迎える50代の年収は970~1,180万円になります。

 

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳     +1万円
30歳     +44万円
35歳   +126万円
40歳   +223万円
45歳   +269万円
50歳   +250万円
55歳   +254万円
60歳   +229万円

となり、上場企業の平均よりも高い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) 三菱UFJ銀行の役職別の年収推移

 

役職年齢推定年収
役職なし23歳〜27歳350万円~700万円
主任28歳〜760万円〜830万円
係長32歳〜820万円〜990万円
課長37歳〜1010万円〜1,320万円
部長45歳〜1,380万円〜1,970万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

給料は最初は低いのですが基本的には年功序列で徐々に上がっていき、7年目くらいになり役職が付くと一気に上がります。
給与制度が変わり、差がつきやすいようになりましたが、賞与は他企業と比べると低く、成果をあげても大きく収入が増えるわけではないようです。
また、最近は役付になるためのハードルが上がっていて、外部の資格取得等が必要になってきているようです。

(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) 三菱UFJ銀行の口コミ情報

 

20代女性

20代女性
給与制度: 営業成績と人間力評価の2つから構成されている。年に2回、上司からフィードバックや制度の説明などを受けることができる。
評価制度: 評価は自己評価と上司からの評価で成り立っている。どちらも数値で評価されている。最後に上司との面談があり、どうしてそのような評価になったのかなどフィードバックをしてもらえる。

月給残業賞与年収
26万円1万円-400万円
20代男性

20代男性
給与制度: 給与は7年目より大幅に増加する。若手のうちは安い給料で働くことになるため、大量に若手が辞める傾向にある。一度役付に昇格してしまえば、降格することがないため、高い給料をもらいながらあまり働かないというモラルハザード的な現象が起きていることもある。逆に言えば、一度昇格さえしてしまえば、ある程度の仕事をすることで1,000万円の年収がもらえるという職場でもある。
評価制度: 人事評定は年に一度。業績評定と能力評定によって評価される。業績評定は、6項目の設定した目標に対してそれぞれ6を最高とした6段階の評定を受ける。営業は達成率で評価をされる一方、本部などは定量的に評価をされないため、上司にいかに仕事をしているかを認めてもらうことが重要。但し、営業は数字達成率100%が4であるのに対し、本部は普通に仕事をしていれば4である傾向があり、平等ではないように感じる。

月給残業賞与年収
30万円9万円100万円600万円
30代女性

30代女性
給与制度: 昇格をすれば、一気に給与が上がる。
評価制度: 目標に対する貢献度に応じて評価される。

月給残業賞与年収
30万円15万円140万円750万円
30代男性

30代男性
給与制度: 積み重ねた歴史を感じさせる複雑さ。
評価制度: 評価軸は提示されるが、評価結果との関連は不透明。

月給残業賞与年収
60万円-280万円1,000万円
30代男性

30代男性
給与制度: 入社7年目で調査役/支店長代理に昇格し、残業時間次第では1000万円到達。入社15年目で、上席調査役等、管理職に昇格出来る機会があり、昇格した場合は、1350万円以上の待遇となる。留意点は定年が早く、51.5歳では銀行員としての職務は終わる。
評価制度: 基本的には横並び。同期で同じ職務タイトルであれば、誤差は数千円程度。

月給残業賞与年収
---1,200万円
40代男性

40代男性
給与制度: 総合職の場合、順調な昇格ができた場合に、5-6年目で調査役・支店長代理となり、15-16年目で上席調査役・上席支店長代理となり残業代がつかない経営職階となる。 調査役昇格は、従来よりは若いうちの昇格・登用に変えつつ、そのポジションの給料も従来よりは抑えてられているように感じる。

月給残業賞与年収
83万円-500万円1,500万円
(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 (5) 三菱UFJ銀行の福利厚生/待遇

 

三菱UFJ銀行の福利厚生・待遇

 

三菱UFJ銀行の福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際に三菱UFJ銀行での勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当通勤交通費実費支給、昼食費補助 等
休日・休暇原則、完全週休2日制(土・日)
祝日、年末年始等、有給休暇制度あり
保険雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
福利厚生・諸制度年金制度、財形、持株会、住宅資金貸付制度 等

 

20代女性
福利厚生: 一般職には住宅補助が出ない為、一人暮らしをするのは厳しい。その他の保証は充実しているが福利厚生施設等は特段魅力的なものはなかった。
オフィス環境: 本館は古くて汚い。いくつかビルを持っているのであたりを引けば綺麗なオフィスで働くことが可能である。

20代男性
福利厚生: 30歳までの若手には寮への入居があり家賃も1万円と格安。 住宅補助は配偶者の年収によって増減、MAX月7万円。 財形、持株会有り。

30代男性
福利厚生: 退職金は手厚いと思う。財形も具備されている。寮社宅は一定の年齢を超えると会社都合での異動がないと入ることができない。 住宅補助は、賃借に住んでいる人に役職などに応じて70〜30%ほど出るが、補助額にも税金が掛かるので無いよりはマシという程度。半年に1回まとめてなので、忘れた頃にやってくる印象。
オフィス環境: 本部はそれなりに新しいか、修繕などで手を加えられているので一般レベル。(極めて快適/不快といった印象は無い) 支店は築年数等に応じて様々。10年以内であれば快適と思うが、築3、40年以上というケースも少なくなく、そういう支店にあたってしまった場合は可愛そうな思いをしている人もいるのではないか。

40代女性
福利厚生: 女性が長く働くという点についてはとても良いと思う。産休からの復職が大多数を占める。一方で、表立って声に出してはもちろん言わないが時短勤務者が増えることで独身者に残業の皺寄せがいく場面もどうしても出てきてしまい、快く思わない社員がいることも事実。しかし総じて環境はいいと感じる。共働きで働くには環境はよく、周囲からの目線は場所にもよる(時短ばかり・もともとほぼ女性の部署など)がそこはある程度覚悟を持って割り切れば良いと思う。
オフィス環境: ビルの種類による。だが悪くは感じない。

40代男性
福利厚生: 独身寮はとても充実していて、月約1万円で済むことができる。殆どの寮には食堂も併設されているので、業務以外のことには神経を使う必要がなく、業務外での自己啓発等に集中することができる。一方で一歩寮を出てしまえば住宅手当は不十分で、配偶者の給料が300万円を下回っていないと家賃補助を得ることができない。
オフィス環境: 店舗や場所による。基本的には特別な施設などなく、殺風景な机と椅子が並ぶばかりである。食堂は通常併設されているはずである。
(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

3.三菱UFJ銀行に新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

4.三菱UFJ銀行の過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

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