企業研究
野村不動産の年収は1,000万円を超える?新卒・転職に役立つ企業研究、平均年収・給与制度、生涯賃金とを徹底分析編

 

 

住宅、都市開発、再開発、資産運用、企業の不動産コンサルティングなど、様々な5つの事業フィールドを持つ総合デベロッパーです。

1957年に野村証券から独立し、2004年に持株会社体制へ移行しました。主力は住宅事業で、ビル賃貸の比率は比較的低いです。首都圏を中心に高グレードの分譲マンション「プラウド」、郊外型の1次取得者向け「オハナ」を展開しています。また戸建ても「プラウド」ブランドで展開しています。

今回は不動産業界の中でも「野村不動産」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.野村不動産の平均年収は1,012万円

 

野村不動産の平均年収は1,012万円

 

野村不動産の年収は、日本でも有名な総合デベロッパーのため、東証一部上企業の中でも年収は上位クラス。

2021年の野村不動産の年収の平均は、1,012万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は 2,088人、平均年齢43.1歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,180万円程度と予測されます。

 

 (1) 野村不動産の平均年収 推移(2010年から)

 

野村不動産の平均年収 推移(2010年から)

野村不動産の平均年収 推移(2010年から)

 

 

平均年収野村不動産不動産業界の平均上場企業平均
2010年1,007万円934万円 
2011年941万円929万円563万円
2012年1,172万円966万円570万円
2013年933万円949万円571万円
2014年995万円994万円577万円
2015年1,000万円1,036万円588万円
2016年1,015万円1,054万円594万円
2017年952万円1,060万円598万円
2018年1,014万円1,094万円605万円
2019年1,022万円1,124万円612万円
2020年946万円1,129万円614万円
2021年1,012万円1,051万円603万円

 

今回は、総合デベロッパー 野村不動産の年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。
野村不動産では2010年から2021年の12年間、平均年収があまり変化ありません。
不動産業界の12年間の上昇平均は117万円(121%)です。また上場企業の平均では11年間で40万円(109%)です。

新型コロナウイルスが日本国内に上陸してから、新築マンションの内見率は8割以上も減少しています。内見率の減少に比例して、物件の成約数も大幅に減少する可能性があります。しかし賃貸物件においてはレジデンス(住居系)には影響は出ていないようです。
賃貸物件の中ではオフィスや店舗などテナントには影響が出ています。商業施設やホテル、不動産仲介店舗の休業のほか、外出自粛によって貸駐車場や貸会議室の利用も減少しました。しかしその売り上げも改善傾向にあり、不動産取引そのものは大きな痛手は負ってないようです。

 

 (2) 野村不動産の生涯賃金 推移(2010年から)

 

野村不動産の生涯賃金 推移(2010年から)

野村不動産の生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金野村不動産上場企業の平均上場平均との差額
2010年3億9089万円--
2011年3億6532万円2億2450万円1億4082万円
2012年4億5514万円2億2729万円2億2784万円
2013年3億6516万円2億2939万円1億3577万円
2014年3億8932万円2億3185万円1億5747万円
2015年3億9115万円2億3631万円1億5483万円
2016年3億9727万円2億3897万円1億5829万円
2017年3億7242万円2億4046万円1億3196万円
2018年3億9660万円2億4320万円1億5340万円
2019年4億0000万円2億4610万円1億5390万円
2020年3億6742万円2億4481万円1億2261万円
2021年3億9281万円2億3421万円1億5861万円

 

野村不動産に新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
3億9,281万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年度時点で1億5,861万円。
おおよそ日本の平均の1.68倍のゆとりある生活が送れることを意味します。不動産業界の平均値よりは0.96倍と 平均を少し下回りますが、高所得な同業界の中でも平均的な待遇を約束される企業といえます。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において1臆5千万円以上もの収入差が出てしまうのです。

 

 (3) 野村不動産の平均年収を業界と比較

 

野村不動産の平均年収を業界と比較

野村不動産の平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー平均年収生涯賃金
三井不動産1,274万円4億9454万円
三菱地所1,268万円4億9216万円
住友不動産669万円2億5978万円
野村不動産1,012万円3億9281万円
東急不動産1,071万円4億1584万円
ヒューリック--
東京建物--
平和不動産1,013万円3億9317万円
ダイビル984万円3億8194万円
上場平均603万円2億3421万円

 

今回は、不動産業界9社(三井不動産、三菱地所、住友不動産、野村不動産、東急不動産、ヒューリック、東京建物、平和不動産、ダイビル)の平均と、野村不動産の年収推移を比較しました。

結論、野村不動産は業界平均と比べると0.96倍、上場企業の平均年収と比べると約1.68倍の収入を得る事ができています。

 

 (4) 野村不動産の年収カースト

 

野村不動産の年収カースト

野村不動産の年収カースト

 

野村不動産の年収は1,012万円なので、カーストは“プチ富裕層”です。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収1000万円以上の企業は27社しかありませんでした。

野村不動産はその一角。上場企業の中でも1.47%しかない上流階級。
日本企業の中でもトップクラスであることがわかります。

野村不動産は、早ければ30代半ばで年収1,000万円を超えますので、金銭的には豊かな暮らしができると断言できます。

 

2.野村不動産の給与制度/年収推移

 

野村不動産の給与制度・年収推移

 

野村不動産の年収は、日本でも有名な総合不動産会社のため、東証一部上企業の中でも年収は上位クラス。

2021年の、野村不動産の年収の平均は、1,012万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は2,088人、平均年齢43.1歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,180万円程度と予測されます。

 

 (1) 野村不動産の勤続状況の推移

 

野村不動産の勤続状況の推移

野村不動産の勤続状況の推移

 

勤続状況平均年齢平均勤続年数
2010年45.0歳2.5年
2011年44.4歳2.7年
2012年47.5歳2.5年
2013年44.2歳1.1年
2014年44.7歳1.7年
2015年44.2歳1.9年
2016年45.4歳2.3年
2017年44.7歳2.5年
2018年45.2歳2.9年
2019年45.0歳2.5年
2020年47.8歳2.8年
2021年43.1歳15.4年

 

野村不動産の平均年齢はここ12年間で大きな増減はありませんが、平均勤続年数は急に伸びています。そのタイミングでホールディングスの体制が変わったのではないかと予想されます。

一般的に終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年といわれています。

野村不動産においては平均勤続年数がとても低い値となっています。ここ数年の採用状況を見てみても年間で新卒採用数よりも中途採用数の方が多いということも要因の一つだとは思いますが、入社しても数年で離職・転職する人が多いということが推測されます。

 

 (2) 野村不動産の年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

野村不動産の年齢別の年収推移

野村不動産の年齢別の年収推移

 

年齢野村不動産の推定年収上場企業の平均年収
25歳533万円406万円
30歳723万円509万円
35歳914万円572万円
40歳1,104万円621万円
45歳1,199万円647万円
50歳1,294万円739万円
55歳1,390万円808万円
60歳1,255万円730万円

 

野村不動産の給与制度は、初任給が大卒で月給24万円ですので、初年度は300-400万円ですが
30代後半に年収1000万円を超え、最大年収を迎える50代の年収は1,280~1,510万円になります。

日本で管理職(課長職級)になるのは40歳で70%と言われています。
そのため産休や休職、一般職への転換などがない限りは、40代で1200万円に到達します。

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は歴然

25歳 +127万円
30歳 +214万円
35歳 +342万円
40歳 +483万円
45歳 +552万円
50歳 +555万円
55歳 +582万円
60歳 +525万円

野村不動産は、日本の上場企業の中でも上位レベルの年収を得る事が可能です。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) 野村不動産の役職別の年収推移

 

役職年齢推定年収
役職なし23歳〜27歳450万円~750万円
主任28歳〜780万円〜950万円
係長32歳~980万円~1100万円
課長37歳〜1160万円〜1,290万円
部長45歳〜1,300万円〜1,680万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

30歳頃までは年功序列で昇格・昇給し、30代になると年収1000万円が見えてきます。*
そして35歳前後でマネジメント層に上がれるか否かの一つの山場を迎えます。*

(*はopenworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) 野村不動産の平均年収の口コミ情報

 

 

20代男性

20代男性
給与制度: 入社1年目は400万程度 年次が1年上がる毎に100万程度上がっていくイメージ。基本給は微増だが、ボーナスで上がり幅が反映される。 若年次は成績がボーナスへ与える影響は小さく、年次が上がるにつれて 成績を上げなければボーナスが100万前後は変動する。 30代で1000万に到達する社員が多く、 そこからはほぼ横ばい 課長で1200万前後、部長でも1300前後の水準 。
評価制度: 半期に一度設定した目標への達成度が 自己評価と課長、部長による他者評価で 判定され、その評価を元にボーナスと半期の 成績が付く。

月給残業賞与年収
25万円5万円100万円600万円
20代男性

20代男性
給与制度: 入社6年目800〜900。 残業代は基本サービス残業もなく、 給与に反映される。 ボーナスは成果によって差が出るものの評定ごとの差はそこまで大きくなく安定的に支給される。 昨今のコロナ禍においても、さほどボーナスは下がらなかった。 給与全般は納得のいく水準である。

月給残業賞与年収
34万円12万円340万円900万円
30代女性

30代女性
給与制度: 営業職は賞与の査定がつきやすい。他の部門は頑張らなくてもある程度の評価されるため、極めてコストパフォーマンスがよい。また自己研鑽のプログラムなども非常に充実している。
評価制度: 基本的によほどのハラスメントなどの懲戒などの事由がなければ降格はない。

月給残業賞与年収
50万円15万円-1,100万円
30代男性

30代男性
給与制度: 他のデベを意識してか、給与水準は高いと思う。特に30歳を超えた辺りから、1,000万円を超えるので、若手はともかく、給与に文句を言う人は少ないと感じる。
評価制度: 年功序列と成果主義の間という感じ。 中途にはまだまだ厳しい評価体制だと思うので、そこは改善が必要。

月給残業賞与年収
60万円-500万円1,220万円
40代男性

40代男性
給与制度: 十分すぎるくらいもらえている。賞与は年2回査定により、またポストか否かによって金額に差が出るが、以前よりは個人による差が少なくなったと思う。他の会社よりもボーナスの比率は高め。月給については年に1回査定により上がる人と上がらない人に分かれる。(下がる人はほぼいない。)給与はポストは関係なく、資格等級によりベース金額が異なる。
評価制度: 査定はスタッフには厳しい。基本的には査定がつくのは営業や開発で、スタッフは固定給みたいな評価。

月給残業賞与年収
---1,500万円
(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 (5) 野村不動産の福利厚生/待遇

 

野村不動産の福利厚生・待遇

 

野村不動産の福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際に野村不動産での勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当家族手当、時間外手当、住宅ローン手当、昼食費補助、通勤費負担(当社規程による)など
休日・休暇完全週休2日制、祝祭日、年末年始、暑中休暇、有給休暇(初年度14日最高20日)、慶弔休暇、 リフレッシュ休暇、バースデー休暇、産前産後休暇、育児・介護休業 等
保険 雇用・労災・健康・厚生年金
福利厚生、諸制度住宅:独身寮、準社宅制度、住宅融資制度
貯蓄:財形貯蓄、持株会制度、ミリオン積立制度
余暇:健康保険組合直営保養所、契約保養所
その他:野村福祉共済会(結婚・出産などのお祝い金、病気・健康・学資などへの低利融資)
退職金給付制度詳細の記載なし

 

野村不動産では、ダイバーシティ推進や「ライフワークマネジメント」など、働き方改革に取り組んでいます。

妊娠・出産・育児の支援制度として、
妊娠中…フレックスタイム制勤務ー時差出勤など
出産前後…産前産後休暇
育児(休業中)…育児休業(母親・父親)、バース休暇(父親)
育児(復職後)…育児時間の取得、時間外・深夜・休日勤務の制限/免除、短時間、フレックスタイム制勤務、子どもの看護休暇、休日保育支援制度、半日有給休暇
があります。

介護の支援制度として、
介護休業、フレックスタイム制勤務、時間外勤務の制限 、介護休暇
があります。

また、平均有給休暇取得日数は2019年度で12.7日となっています。

 

20代男性
福利厚生: さまざまな手当がありとてもいい。住宅補助、持株会、財経あり。
オフィス環境: フレックスでさまざまなスペースで仕事をすらことが可能。在宅、サテライトオフィス、本社など場所を選ばずに働くことが可能。

20代女性
福利厚生: 退職金制度、財形貯蓄、持株会等が整っている。 住宅補助は独身・既婚者ともに新卒6年目まで。 野村證券の保養所が使える。今年度からベネフィットステーションに加入。
オフィス環境: 新宿の本社は他社も入居しているが、上層階を押さえており眺めが良い。カラフルでソファやヨガボール等が置いてある専用フリースペースのフロアもあり、業務やランチで使用可。

30代男性
福利厚生: 基本的には野村証券と共通。住宅手当等も充実しており、かなり優れている。また、住宅営業部隊には営業手当が支給されていた。

30代女性
福利厚生: 退職金は総合職のみ。 財形、持株、確定拠出年金はある。 住宅補助は単身にはない。
(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

3.野村不動産に新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

 

4.野村不動産の過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

 

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