pickup
20200528本日のニュース
昨日の日経平均株価終値 21,41923銭 ( +148円06銭 )
最新の有効求人倍率  1.32倍(2020年3月・季節調整値×除パート) ※月末更新
有効求人倍率推移

引用:一般職業紹介状況(令和2年3月分及び令和元年度分)について(https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000212893_00034.html)

1.5/28朝刊:本日のニュース1本ピックアップ

 

[日経]JALグループ、21年度採用中断 内定者は雇用へ、パイロットは継続

 

日本航空(JAL/JL、9201)をはじめとするJALグループは5月27日、2021年度入社の新入社員採用を中断すると発表した。中国から拡散した新型コロナウイルスの感染拡大により、事業計画の見直しが必要になったため。グループ各社の内定者約150人は内定を取り消さない。また、自社養成パイロット訓練生と企画職の障がい者採用は継続する。今後については決まり次第、同社のウェブサイトで案内する。

 

2020年5月28日の朝刊にて、JALグループの採用凍結の記事が掲載されました。5月3日にはANAホールディングスグループが採用凍結の記事が掲載されましたので、空運業界2021年4月入社は、極めて難しい状況になりました(パイロットや既に内定を出している人は入社可能とのこと)。本日は空運(旅客)業界の採用状況について考察をしてみたいと思います。

 

編集安井
JALもANAもグループとしてオリンピック需要を見込んで積極的な採用を進めていました。3月のANAグループ一時帰休記事を考えるとあきらかな人員過剰。はたしてこの状況をどのように捉えれば良いでしょうか。

現状把握

・新型コロナウイルスの影響でJAL/ANAともに9割減便の状況

・リフォームワークが推奨され出張族も減少し窮地に追い込まれている。

・このままだとJALは2020年11月には現金が底をつき、ANAは2020年5-6月が山場と言われている。

 

考察を考える

・緊急事態宣言解除により経済は動き出したが、県をまたぐ移動(出張)は引き続き自粛傾向

・2020年8月の夏休みシーズンは、多くの公立学校が夏休み短縮の動き

・オリンピックは2021年7-8月に延期となったが、新型コロナに対するワクチンの開発次第では中止の可能性がある。

 

本日の雑感

空運旅客業界が、非常に厳しい状況にあることが分ります。ANAとJALは日本の空の2大巨頭であり、日本の雇用も多く支えられています。この2社の採用中断はどれほどのインパクトがあるのか以下をご覧ください。

JALとANAの新卒採用(内定数)推移

JAL/ANA新卒内定数推移

過去10年分の会社四季報の内定数開示を元に筆者が作図

※0となっている所は、内定数が未開示となっていた年になります。

※ANAが2013-14年でデータがないのはホールディングス化したためです。

 

JALもANAもオリンピック需要を見越し、採用を強化していたことがわかります。

この内、本社勤務での採用は各社50-80名程度、そのため採用の多くがCAや各空港での地上職員であったということです。

 

次に中途採用です

JAL/ANA中途内定数推移

過去10年分の会社四季報の内定数開示を元に筆者が作図

※JALの採用が進まなかったのは民事再生法の影響です。

 

中途採用も新卒同様、オリンピック需要を見越し積極採用をしていたことが伺えます。

 

JALもANAも多くがBtoCの対面接客サービス業になります。そのため、新型コロナウイルスにより外出自粛の流れが直撃したということです。顧客の自粛ムードが解除されない限り、これまで採用をした人員に活躍の場はありません。そのため、人員過剰状態となっている今、採用追加をするという判断はできなかったと推測できます。

 

一方で業界的には慢性的なパイロット不足です。これは2030年にパイロットが大量に定年退職してしまうという背景があるためです。現在中国を中心にパイロットの引き抜きが横行しています。LCCも台頭しており、パイロット需要は引き続きます。

そのためパイロットの有無は事業継続に直結しますので、採用だけは引き続き行うということです。

 

空運旅客業は、学生の就活人気ランキングでANA4位 JAL78位と人気100位以内にある超人気企業です。しかしその内実はBtoCの対面接客サービスであり、こうした不況の中では経験とスキルが存分に発揮できず、個のスキルは埋もれざるを得ないのだなと…

余人に代えがたき人材とは何か。を深く考えさせられる本日の雑感です。

 

2.5/28朝刊:人材ニュースの見出しピックアップ

 

[日経]新型コロナウイルスによる経営環境の悪化を受け、大企業で雇用調整助成金「活用・検討」[日経]日本航空(JAL)、採用活動を一時中断。
[日経]重工大手IHI、需要減で国内外のグループ約3万人を対象に6月から一時帰休。
[日経]国家公務員試験7月5日、新型コロナで延期。
[日経産業]SAPジャパン、給付金の確認サイト無償提供。
[日経産業]企業の7割がウェブ面接実施、民間調査、コロナで拡大。

 

3.5/28朝刊:政治・経済ニュースの見出しピックアップ

 

[日経]企業支援、官民で94兆円、2次補正決定、「真水」は33兆円。
[日経]迅速な支援で経済の正常化につなげたい(社説)
[日経]10万円オンライン申請、相次ぎ休止、電子化の司令塔、不在響く。

 

4.5/28朝刊:各業界・企業ニュースの見出しピックアップ

 

[日経]「日産との統合不要」、3社連合中計、ルノー会長、協業急ぐ。
[日経]日生、疾病予防事業に参入、リスク分析活用、まず糖尿病、「非金融」収益源に育成。
[日経]野村アセット、投信併合完了、追随の動き鈍く、細かい手続きなど壁に。
[日経]ロボアド、規模拡大の芽、2社、金融アドバイザーと提携、対面相談、顧客に安心感。
[日経]融資束ねたローン担保証券、農林中金「減損には遠く」。
[日経]地銀の資産運用助言、資産運用基盤、みずほ信託と提携。
[日経]auカブコム、PTSで信用取引、モルガンMUFGと連携。
[日経]レイヤーX、30億円調達、エンジニア採用に充当。
[日経]大和系、大分農業法人の全株式取得、トマト生産進出。
[日経]マレリ、1300億円を調達、コロナ対応、自動運転開発資金も。
[日経]日本電産、吉利にEVモーター。
[日経]JR東日本、浸水の車両センター、1年後復旧。
[日経]JR九州、不採算路線の収支公表。
[日経]日仏連合、販売鈍り再結束、日産・仏ルノー・三菱自動車、分業徹底、競合の背中追う(ビジネスTODAY)
[日経]AI、歯科医の常識変える、治療、詰め物設計、来院1回、診断、写真1枚で虫歯発見。
[日経]航空貨物大手のANAカーゴ、5月の貨物臨時便数が過去最高の411便に。
[日経]エアウィーヴ、寝具オンライン接客、百貨店など休業で。
[日経]第一交通の所有ビル、飲食店の家賃半額に、今月・来月分、存続を支援。
[日経産業]整骨院チェーン「MJG接骨院」を展開していたMJG、急速出店で「骨抜き」、質低下・信用失墜、コロナとどめ(企業信用調査マンの目)
[日経産業]建設大手、コロナに身構え、前期増収も今期は不透明、受注遅れ懸念強まる、「得意先が在宅、対面できず」。
[日経産業]アシックス、デジタル化の狙いは、広田康人社長、顧客とのつながり継続、データ、商品開発に生かす。
[日経産業]日産など3社連合の開発投資、1車種当たり最大4割減。
[日経産業]東京大学とブリヂストンの共同研究チーム、人工筋肉の状態、AIで推定。
[日経産業]システム開発の日鉄ソリューションズ、クラウドでデータ基盤、海外3社と提携、製品連携。
[日経産業]小野薬品工業はがん免疫薬「オプジーボ」、米で肺がん第1選択薬に。
[日経産業]第一三共、新型抗がん剤を国内発売。
[日経産業]トヨタ、独耐久レース参戦断念。

 

5.5/28朝刊:業績ニュースの見出しピックアップ

 

[日経]リクルート売上高21%減、4月、米で求人サイト苦戦、「クリック課金」成長期待も。
[日経]油圧機器メーカーのKYB、最終赤字618億円、前期、改ざん問題巡り引当金。
[日経]三菱マテリアル、最終赤字829億円、1~3月最大。
[日経]ワタミ、最終赤字29億円、前期、今期65店閉店決め減損。
[日経]製造業、前期31%減益。
[日経]米ファンドから取締役、プラスチック製造を手掛ける天馬、6月総会で提案。
[日経]電通グループ黒字転換、1~3月最終153億円。
[日経]ワシントンH76%減益、前期最終。
[日経]ダイセル営業益41%減、今期、年間配当は未定。
[日経産業]産業機械受注8%減、19年度、米中摩擦で振るわず。

 

参照データ
引用1:日経新聞朝刊
r.nikkei.com/search?keyword=%E6%9C%9D%E5%88%8A
引用2:朝日新聞朝刊
www.asahi.com/shimen/20200522/
引用3:毎日新聞朝刊
mainichi.jp/ch150900103i/%E6%9C%9D%E5%88%8A
引用4:産経新聞朝刊
www.sankei.com/flash/newslist/flash-n1.html
引用5:日経MJ(流通新聞)
www.nikkei.com/
引用6:日経産業新聞
pr.nikkei.com/lp/ss_viewer/
※社会人となったら新聞は購読することをお勧めします。経済系でしたら日経新聞が一番詳しいです。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事