「99.9刑事専門弁護士SEASONⅡ」第8話:司法の闇に宣戦布告!!

99.9刑事専門弁護士シーズン2第8話

この記事はだいたい10分程度で読めます

ざっくり記事をまとめると
1.元文部科学大臣の選挙事務所で、毒物による殺害事件が起きた
2.原因はニシカワメッキ社長・西川から送られた羊羹で毒(セトシン)が混入されていて西川は逮捕・起訴されていた

3.西川から依頼を受けた深山達は絶対的不利な状況を覆そうと元科捜研・沢渡に鑑定を依頼する

採用アシスタント

今回も証拠も動機も揃い、無実の証明が難しい事件…事件の裏には色々な思惑も隠れていて…深山は立ちはだかる司法の壁を乗り越えられるのか!?予想出来ない展開に目が離せません!

【第7話のあらすじ】

佐田(香川照之)が顧問弁護を務めるオガタテクノロジーの社長・緒方(ヒャダイン)が失踪した。検察庁に呼び出された佐田は検事から、緒方が1週間前に会社の資金3000万を引き出した後、姿をくらまして業務上横領の罪がかけられてることを聞かされる。
さらに、失踪当日に佐田の個人口座へ300万円の振り込みがあったことも分かり、佐田は業務上横領幇助ぎょうむじょうおうりょうほうじょの容疑で逮捕される!
弁護を請け負った深山(松本潤)舞子(木村文乃)はオガタテクノロジーを訪れ、専務の大河原孝正(佐戸井けん太)と経理担当の中村麻美(田中美奈子)から話を聞く。さらに、従業員の笹野桜(比嘉愛未)立ち会いの元、緒方の自宅を見せてもらうことに。そこで深山はある矛盾に気付く——。

そんな中、佐田の担当裁判官に意味深な笑顔で近づく川上(笑福亭鶴瓶)。その川上の真意は!?

やがて、佐田の公判が始まる—
果たして、深山と舞子は佐田を救うことができるのか!?

99.9刑事専門弁護士SEASONⅡ」第8話(3月11日放送) 放送内容の振り返り

—藤堂正彦選挙事務所—

事務所に送られて来た木箱入りの羊羹を食べる元文部科学大臣・藤堂正彦(佐野史郎)、妻の京子(森口瑤子)、後援会長の金子源助(原金太郎)、第一秘書の上杉の4人。上杉と京子が倒れ、上杉は死亡し京子は意識不明の重体となる…。

—班目法律事務所—

今回の依頼人はニシカワメッキ社長・西川五郎(おかやまはじめ)。羊羹の送り主で逮捕・起訴され、佐田に依頼をして来た。生き生きとした表情で佐田(香川照之)は事件の概要を皆に説明する。

送られて来た羊羹は5本入り。現場に残されていた4本の羊羹には包装の厚紙に包まれていない部分に注射針を刺した痕跡があり、そこから毒物が混入されたと考えられる。警察は西川を犯人と断定して殺人及び殺人未遂の罪で逮捕した。殺害に使われた毒物は「セトシン」という物で一般的には入手が非常に困難だが、ニシカワメッキではこれを取り扱っていた。羊羹に混入されていたものとニシカワメッキで使用されているものの成分が一致した。そしてニシカワメッキでセトシンを管理場所から取り出せる権限があるのは西川だけだった。石川は藤堂議員の熱烈な支援者で、宇宙開発関係の仕事を斡旋してもらえるよう頭を下げに行っていたが藤堂に断られ、関係はぎくしゃくしていたという。

西川の無実を証明出来る確率は1%もない!しかし真の弁護人とは依頼人の利益を考える事だ!と佐田が熱弁している間に深山(松本潤)と舞子(木村文乃)は接見に出かけて行き、佐田も慌てて追いかける。

ー接見—

西川は「私はやっていない」と話す。深山はいつもの様に生い立ちから話を聞く。藤堂に陳情に行き断られたのは1ヶ月半前、あの時はつい感情的になって、もう応援も協力もしない!と怒ったが藤堂が言っている事はもっともで恨んではいなかった、羊羹を送ったのはその半月後で会社の創立記念に毎年関係各所に記念品と水木屋の羊羹を送っている、セトシンは危険な薬品だから厳重に管理している、取り出す権限があるのは自分だけで取り出すときは自動的に記録されて全てわかる様になっている、と西川は話す。

—ニシカワメッキー

深山、佐田、舞子はセトシンの管理記録を見せてもらう。西川が最後にセトシンを取り出したのは2ヶ月前の1月10日。警察はこの時に取り出したセトシンを隠し持っていて今回の事件に使用したと見ていた。おかしい…西川がセトシンを取り出したのは2ヶ月前で藤堂と揉めたのは1ヶ月半前…そもそもセトシンを隠し持っておく必要がない、と深山は言う。従業員も、その時セトシンを使い切っていたのを私も見ていた、でも警察には信じてもらえなかった、と話す。

羊羹に混入されていたセトシンは別のものだったという事か…成分が一致するセトシンが他にも存在するという事になる…と深山は言う。

深山達は班目(岸部一徳)の紹介で、個人で鑑定をやっている元科捜研・沢渡清志郎(白井晃)に鑑定を依頼する。それにはなんとしても検察が持っている羊羹の入手が必要だった…。

佐田がここまで一生懸命この事件を取り扱うのは佐田が顧問を務める大手機器メーカーがニシカワメッキの新技術に目をつけていたからだった事が舞子と深山にバレ、深山からからかわれる。

舞子からの「鑑定請求書」を読む川上(笑福亭鶴瓶)。再鑑定人が沢渡と書いてあるのを見ると表情を曇らせる。

遂に川上と直接対決!事件の裏にあるそれぞれの真意ー

—藤堂正彦選挙事務所—

そこには上杉の遺影が飾られていた。深山は公設第2秘書・氷室兼次(篠井英介)と藤堂に支援者だと思われ迎えられるが、深山が弁護士だと名乗るとすぐに追い出される。

舞子から裁判所が再鑑定の実施を決定したと聞いて半信半疑の佐田。裁判長が川上さんだったから裁判官の特権でセトシン入りの羊羹を沢渡に渡す様に命じてくれた、と舞子は嬉しそうに報告する。

川上は最高裁判所・事務総長の岡田から、どういうつもりだ?科研の方式より沢渡の方式の方が正しいという事になったら今までの判決の信頼性が揺らぐ事になる、と言われる。だったら今回は良いチャンスだ、司法の信頼を損なうわけにはいかないから…ええ判決させてもらいます!と川上は不気味な笑顔で言う。

沢渡は、科研の方式で鑑定すると羊羹のセトシンとニシカワメッキのセトシンは一致した、だが私の新方式で鑑定すると2つは一致しなかった、と深山達に説明する。もう1つ面白い事がわかった、2年前科研にいた時に島根県で起きた毒殺事件の毒物と今回の羊羹のセトシンが一致した、と沢渡は言い深山と舞子は島根に向かう。

—島根県—

2年前の事件の犯人である鹿島は自分が働いていた平塚治金工場からセトシンを盗み出して友人を殺害した。深山と舞子は平塚治金工場を訪ねる。そこの事務所には車椅子に乗った老人男性の写真が飾られていた。社長の平塚(中村まこと)は、あの時は管理が甘かったから盗まれたと叩かれた、だからその後管理を厳重にする様に改善したから今は誰にも盗む事は出来ない、2年前の事件で使用されたセトシンは瓶ごと全部警察が持って行って残っていない、と話す。深山は平塚に藤堂を知っているか?と聞く。深山が今回の事件を説明すると平塚は顔色を変え、面識はない、とだけ言い仕事に戻って行く。

舞子は、あの人は噓をついている、当時の捜査記録では犯人の鹿島は瓶に入ったセトシンを少量別の容器に移し替えて盗み出し使用したと供述している、警察は移し替えた容器だけ押収して元の瓶は押収していない、と話す。という事は2年前に使用されたセトシンの残りはまだ平塚が持っている可能性がある…さっき藤堂議員の名前を出した時変だった、平塚さんは藤堂議員を恨んでたのか…?と深山は考える。

次々と明らかになる新事実!!

—班目法律事務所—

藤堂と平塚の接点が見つかった、怨みがあるどころか藤堂は平塚の大恩人だった2年前の事件で平塚の会社が倒産寸前に追い込まれた時、文科省が統括する重要文化財の修復・管理の仕事を一手に受注してV字回復した、その時の文科大臣が藤堂だった、と佐田は皆に説明する。深山は佐田が持って来た藤堂の写真の中に平塚の事務所で見た車椅子の老人が写っているのに気付く。それは藤堂議員の父親だ、大手建設会社の会長で5年前に亡くなっている、と佐田は言う。そして深山と舞子は再び島根へ行く事にする。

藤堂の事件の弁護人をしている事を聞きつけた週刊ダウノの清水から深山に電話が来て、亡くなった第1秘書の上杉は藤堂のスキャンダルを知り合いの記者に告発しようとしていた、何か知らないか?と聞かれる。深山は島根は舞子に任せて明石(片桐仁)と一緒に上杉のマンションの管理人に話を聞きに行く。

上杉は独り身で身寄りもなかったから今遺品整理会社に荷物を全部引き取ってもらっている、と管理人は話す。

事務所に戻った深山は手に入れた藤堂の不倫している証拠写真と告発文を皆に見せる。上杉はこれを週刊誌に送ろうとしていた、と深山は言う。その不倫相手の写真を見た佐田は、これはゆう実ママ(緒方かな子)だ!銀座でやり手のママだ!と言う。告発文によると上杉はずっと支えて来た京子を裏切っている藤堂が許せなかった。藤堂には自分を告発しようとしていた上杉と、愛人との関係で邪魔になった京子を殺す動機があった…。

その時島根にいる舞子から電話があり、平塚は藤堂の父親と不倫相手の間に産まれた子供で藤堂と平塚は異母兄弟だった事がわかる。

テレビでは藤堂が東京24区で当確が出て喜びのスピーチをしていた…。

—藤堂正彦選挙事務所—

佐田、深山、舞子は藤堂達に、羊羹にセトシンが混入されたのはこちらの事務所に届いた後の可能性が出て来た、当時の状況を確かめさせて欲しい、と言う。羊羹が届いたのは事件当日で13時頃宅配業者から氷室が直接受け取った、そして氷室は箱を開けて事務スペースのテーブルの上に置いた、羊羹が届いてから事件が起こるまでの約2時間羊羹には誰も触れていない、その間は氷室とアルバイトの人がずっとそこにいた、と藤堂達は話す。深山はアルバイトの人達に話を聞く。羊羹が届いてから事務スペースに藤堂代議士が来て自分たちはちょっとだけ表に出た、藤堂代議士に表のポスターを貼り直す様に頼まれたからだ、30秒くらいで戻った、とアルバイトの人達は証言する。藤堂は事務スペースに支援者名簿を取りに来た、その間氷室は事務スペースでずっと作業をしていた、その後藤堂は支援者に電話をしていて1時間ほどして京子と上杉が戻って羊羹を見つけ京子が箱から羊羹を取り出した、それを氷室が4等分に切り分けて京子が応接セットの所に運んだ、食べる直前に後援会長の金子が急に来てその後皆で羊羹を食べた、氷室は金子が来たので食べなかった、羊羹を最初に取ったのは金子で次に藤堂、京子、上杉の順に取った、それぞれが自分の意志で選んだ、と藤堂達は説明する。

—いとこんちー

藤堂はセトシンを入手する事も出来たし動機もある、だけど羊羹にセトシンを注入するには最低でも3,4分はかかる…そんな時間はなかった、それにそれぞれが羊羹を自分の意志で選んだということは特定の人物を狙う事は不可能だった…と深山は考えながら料理を作る。

深山に舞子から電話があり、京子が目を覚ました、まだ集中治療室にいて会えないので回復状況がわかり次第すぐに連絡する、という内容だった。そしていとこんちにはアフロをかぶったひょっこりはんがやって来る。加奈子(岸井ゆきの)が食べかけの料理とすり替えてひょっこりはんに渡す様子を見た深山は何か閃く。

—班目法律事務所—

予め毒入りの羊羹を用意しておけばすり替えだけなら一瞬で出来る、今朝水木屋に行ってゆう実ママの写真を見せたらこの人が買って行ったと店主が証言した、と深山は言う。ゆう実を庇おうとする佐田に深山は事件で使われたのと同じ羊羹を見せる。切ってみると厚紙でくるまれていた方だけに栗が入っていた。藤堂は金子が栗の入った部分を選ぶと予想していた、無作為に選んだと思っていたのは早合点だった可能性がある、そして羊羹をすり替える可能性は一度だけあった、と深山は言う。

—藤堂正彦選挙事務所—

深山は明石、藤野(マギー)、美麗(馬場園梓)、落合(馬場徹)を連れて再び藤堂の事務所に行き、氷室の頭にカメラをつけ、当時の状況を忠実に再現する。藤堂役の明石が支援者名簿を取りに行こうとすると、それは違う、あの時先生は私に支援者名簿を取ってくれと言った、と氷室は言う。

—病院—

深山と舞子は京子に会う。あなたのご主人が犯人の可能性がある、ご主人には愛人がいる、と話すと京子は驚きながらも、またか…と言う。そして深山達は藤堂の動機やこれまでで整理した状況を話す。ゆう実には舞子と明石が会いに行き、羊羹は藤堂に頼まれて買いに行った事を確認済みだった。事件の前日自宅に同じ羊羹が置いてあっておかしいと思っていた、という京子の言葉を聞いて深山は今までの事が全て繋がる。舞子は、事件当日自宅に羊羹があったことを証言して欲しい、と京子に頼む。

深山VS川上!!いよいよ全面対決へ!!

—検察側人証取調べー

科捜研鑑定人の宇佐美は検事の東野(浜田信也)に、ニシカワメッキのセトシンと羊羹のセトシンは全く同じ成分だ、と証言する。

—弁護側人証取調べー

沢渡が証人席に座る。舞子は新たな証拠の鑑定結果を示し、沢渡はセトシンの違いについて話し、2年前の事件で使用されたセトシンと同じだ、と話す。

川上は鋭い目つきでじっと見つめる。

深山は藤堂に、西川から送られて来た羊羹を買った記憶または誰かに買ってもらった記憶があるか?と質問する。全くない、と答える藤堂に深山は、ゆう実を知っているか?あなたの愛人か?と聞く。検事から異議を唱えられながらも深山は、犯行に使われた羊羹は別に用意されてすり替えられた可能性がある事を話す。

検事が、羊羹をすり替える事は出来たと思うか?と聞くと氷室は、私がずっと羊羹の側にいたから絶対に出来ません、と言う。

そこで深山はこの前皆で検証した映像を流す。その映像を見ると氷室が支援者名簿を持ちに行っている隙に藤堂役の明石が羊羹をすり替えていた…。

これは可能性に過ぎないが、可能性があるという事になる、と深山は言う。

証人席に座った京子に深山は、あなたはこの事件以外で最近気が滅入る事はあったか?と聞く。京子は、藤堂に愛人がいたことだ、と答える。深山は、あなたのご主人は自分でも誰かに頼んでも羊羹を買っていないと言っていたがそれは本当か?と聞く。京子は、それは噓だ、私は事件前日自宅で木箱入りの羊羹を見た、水木屋の羊羹だった、と証言する。深山が藤堂を見ると顔色ひとつ変えていなかった…。その時川上から、藤堂に愛人がいると誰から聞かされたのか?と質問が入る。京子は病院で弁護士から聞かれた、と答える。川上は、それは大変でしたね、生死を彷徨って目が覚めたら愛人の話を聞かされたなんて…、本当に自宅で見たのは水木屋の羊羹でしたか?箱の上のラベルの色を覚えていますか?と聞く。京子は、黒っぽい色だった気が…柄は水玉?と曖昧な証言をする。川上は検事に証拠となっている水木屋の木箱の写真を見せさせる。色はピンクで柄は花柄だった。あなたが見たのは本当にこの羊羹の箱だったか?病み上がりに弁護士が来て愛人の話をされ動揺して羊羹の箱があったと思い込んだんじゃないか?と川上は聞き京子は、わからない、もしかしたらそうかもしれない、と答える。深山は黙り込む。

—評議—

奥さんの証言は自信が無さそうだった、弁護士が誘導したんじゃないか?などどいう意見が出る。沢渡の新しい方式での鑑定結果は信憑性がありそうだ、と言う男性に川上は鑑定に関しては見解が分かれるのは当然だ、まずは鑑定結果以外の状況から有罪か無罪かを判定したらどうか、と言い誘導して行く。

予期せぬ判決!!裁判所の狙いとは?

—判決公判—

川上は「主文 被告人を無期懲役に処す」という判決を下す。公判が終わり皆が帰りかけた時深山は突如立ち上がり、バカだなぁ、僕は何かを見逃してしまった…と言う。

佐田、深山、舞子は班目に、負けた事を報告する。あれだけの証拠を持って行ったのに最後に裁判長にひっくり返された、気持ちを切り替えて控訴審に挑む!と舞子と佐田は言う。ここ10年セトシンを使った殺人事件では被告人が否定しているものが何件かあったが全て有罪判決を受けている、新方式を用いてこれまでの鑑定結果が正確ではなかった事が明らかになると司法の根幹に関わる問題になる、控訴審に挑んでも勝ち目はかなり薄いだろう、と班目は言う。

川上は裁判員の皆が良い判決を下してくれた、と事務総長に報告する。一時は心配したが君の狙いはこれだったんだね、と事務総長は嬉しそうに言う。私は裁判員の意見を尊重しただけだ、判断したのはあくまで彼らだ、と川上は言う。

シリーズ最強の難敵!深山策はあるのか!?

やっぱりおかしいな…と呟く深山。藤堂は羊羹をすり替える事が出来たと証明したときも奥さんが家に羊羹の箱があったと証言したときも顔色ひとつ変えなかった…確信がなければあんなに落ち着いていられるはずがない、と深山は言う。

そして深山は様々な証拠をじっと見つめ考え込む。

その時美麗は差し入れのケーキを持ってくる。ケーキは何種類も入っていて、皿がないので明石はフォークで食べたいケーキを箱に入れたまま食べる。それを見た深山は何かに気付き証拠写真を再度見る。ここにあるべきものが写ってない!深山はそう言うと佐田と舞子を連れて再び藤堂の事務所へ行く。そして深山はゴミ箱の中や段ボール箱の中、食器棚を探し始める。

その後藤堂に許可を得て、京子が羊羹を取り出す所から当事者に再現をしてもらいその様子をビデオに撮る。そして深山はアルバイトの人が破棄書類用の段ボールの中から見つけた事件の時に使われた爪楊枝入れを差し出し、皆に爪楊枝を配る。あの時爪楊枝は私が配った、と京子は言う。事件の時金子は一番端の羊羹を選び藤堂が爪楊枝を刺してくれた、と言う。そして当時のように順番で羊羹を取り食べるが、藤堂だけじっと羊羹を見つめたまま食べるのを躊躇っていた。妻は羊羹を食べて死にかけたんだ、食べられるわけないだろ!!と怒る藤堂に深山は、食べられないんですよね?僕は大きな勘違いをしていた、セトシンが仕込まれていたのは羊羹ではなく爪楊枝の方だった、と言う。鑑定の結果その爪楊枝にはセトシンが仕込まれている事がわかった、と舞子は鑑定結果を見せる。

ー事件の真相—

羊羹にセトシンが入っていたのは無差別殺人に見せかける為の偽装だった。藤堂は予め購入していた羊羹5本のうち4本にセトシンを注入していた。そして事務スペースで氷室がロッカーをあけている隙に西川から送られて来た羊羹とすり替えた。食べる時にはセトシンが入っていない羊羹を箱から取り出しセトシンをしみ込ませた爪楊枝を上杉に渡した…。

そうやって上杉さんを殺したんですよね?奥さん!?爪楊枝を配ったのはあなたです。あなたは共犯者だったんですね!と深山は言う。この爪楊枝入れの中は3つに分かれている、鑑定の結果1つ目には致死量のセトシンがしみ込んだ爪楊枝を、2つ目には死なない程度に薄めたセトシンがしみ込んだ爪楊枝を、3つ目には何も細工されていない普通の爪楊枝を入れていた、上杉さんには1つ目の爪楊枝を渡し、あなたは2つ目の爪楊枝を使ったんです、自分も被害者になる事で無差別殺人に見せかける為に…そして金子さんには3つ目の爪楊枝を渡した…あなた達は僕がどの爪楊枝を選ぶのかをじっと見ていた、そして致死量のセトシンが含まれた爪楊枝を渡されたと思ったんでしょう、でもそこにあるのは僕たちが用意した何も細工されていない普通の爪楊枝です!羊羹を食べる事が出来なかった事こそがあなた達が犯人だという証拠です!と深山は言う。

藤堂は倒れた京子を心配するフリをして歩み寄り爪楊枝入れを京子の手から奪い破棄書類用の段ボールの中に爪楊枝入れを隠した、後でコッソリそれを回収するつもりだった…と深山は言う。

奥さん、あなたは旦那さんに愛人がいると知っていたんじゃないか?その上での作戦だったんじゃないか!?と佐田が言うと京子は、その通りよ、私達が殺したの!落選したらこの人は“ただの人”になって私は“ただの人の妻”になってしまう、法廷までは上手くいってたのにね…でもあの検事さんにはヒヤッとさせられた、検事に証言をひっくり返すサインを送ったのに気付いてくれなくてその代わりに裁判官が私の思う方向に矢継早に質問して来た、全てを見透かされているようで怖かった、と言う。

藤堂達は逮捕された。その新聞記事を見た川上は新聞をぐちゃぐちゃにして投げ捨てる。深山達がここまでやっても検察と裁判所は過去の毒物事件の再捜査には着手しなかった。

 

司法の信頼を守らなければいけないという大義のもと、逆に司法が歪められている、弁護側が無実の立証までしないと日本の刑事裁判ではまず勝つ事が出来ない、最後まで諦めなかった君達を讃えるべきだがこれで歪んだ司法が正されたわけではないから我々はまだまだ休んでる場合ではない、と班目は言う。

そして西川の無罪が確定した。良かったやないか、と声をかける川上に舞子は、何が良かったんですか!?危うく大きな冤罪を生む所だったんですよ!と言う。深山も、最初から事実は一つでしたよ!と川上をじっと見つめて言う。

 

《次回に続く》

99.9刑事専門弁護士SEASONⅡ」最終話(3月18日放送) 予告

残された息子の願いー

「父が母を殺したなんて一度も思った事はありません!」(亮平)

死刑囚の再審請求—

「裁判で信じてもらえると思ったんです…」(久世)

司法の高き壁—

それぞれの想いを背負ってー

「再審請求を通すのはほぼ不可能ですから」(佐田)

「再審請求は開かずの扉だ。深山先生も尾崎先生もお互いに思う所があるんだろうね」(班目)

家族とのいきちがいー

「ちゃんと事実を説明して下さい」(深山)

「俺たちを利用していたんですね」(亮平)

手負いの裁判官の謀略—

司法を盾に立ちはだかる裁判所—

「二度と誤った判断は出来ない」(川上)

「再審請求を通して昇進をふいにすることなど考えられない」(班目)

深山、最後の闘いー

「どのみちやる事は一つですよ」(深山)

採用アシスタント

証拠を探しては潰され…怒濤の展開でしたね。事実はただ一つですがそこに辿り着くのは容易ではないと毎回感じさせられます。そして皆が集まる「いとこんち」には「7周年記念サービスメニュー」のポスターが貼ってあり、その頭文字を読むと「東北も九州台湾世界中近い未来に笑えるように」と書いてありました。色々なメッセージが込められたドラマだなぁ、と改めて思います。次週はとうとう最終回!!根深い司法の闇に立ち向かう深山達、そしてそれぞれの思いがぶつかる見応えのあるストーリーとなりそうです。しっかりと結末を見届けたいです!

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