「陸王」第6話:新陸王で結果がでた!しかしそれによりスポンサー企業からの逆襲が始まる

陸王第6話のメイン画像

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ざっくり記事をまとめると
1.ニューイヤー駅伝でついに新製品の実績が生まれる
2.しかし実績が生まれたことで大手の既存スポンサーの逆襲が始まる
3.大手企業vs零細企業勝負は新たな展開へと進んでいく…

採用アシスタント

スポンサー契約をしている場合、新商品を履くことはできないので、この辺はフィクションなんですね。しかし大手企業と零細企業のガチンコ勝負は見もの零細企業を応援したくなります!

5話のあらすじ

「陸王」の開発資金がかさみ、このままだと足袋の利益を侵食してしまう。「あと数か月は様子を見るが、それでも改善が見られない場合は覚悟をしていただく必要がある…」と、銀行から最後通告ともとれるような言われ方をしてしまった宮沢(役所広司)。

当面の資金繰りに頭を悩ましていた宮沢だが、ある日、大地(山﨑賢人)と茜(上白石萌音)の何気ない会話から、新製品の開発を思いつく。それは、陸王のために試行錯誤しているシルクレイのソール技術を応用した、新しい地下足袋の開発だった。

ほどなく、製品化に成功し「足軽大将」と名付けられた地下足袋は、大きな反響を得て瞬く間にヒット商品へと成長。これで資金繰りにも明るい兆しが見えたと、陸王開発を新たに心に決める宮沢だった。しかし、そんなときシルクレイの製造に暗雲が…。

一方、陸王を履き復帰へ向けて練習に励む茂木(竹内涼真)のもとにアトランティス社の佐山(小籔千豊)が訪ねてくると、また新しいRⅡを提供したいと持ちかける。一方的にスポンサードを切られアトランティスに不信感を抱く茂木は、その誘いを拒絶するのだが、佐山にあることを聞かされ…。

「陸王」第6話(11月26日放送) 放送内容の振り返り

—2018年 元旦—

「ニューイヤー駅伝」全7区31チームの闘いが始まる

第5中継所(第6区スタート地点)

紘一(役所広司)、大地(山崎賢人)、村野(市川右團次)が中継画面で見守る。現在1区でダイワ食品は第5位だった。そこへ人混みをかき分け松葉杖姿の飯山(寺尾 聰)と有村(光石研)もやってくる。あけみ(阿川佐和子)達は沿道で直接応援する為に6区のスタート地点で場所をとっていた。

第1中継所(第2区スタート地点)

ダイワ食品は第一走者からタスキを受けとった外国人選手のオリユクがすごいスピードで走る。

第2中継所(第3区スタート地点)

オリユクは3位で第3走者にタスキをつなぐ。

第3中継所(第4区スタート地点)

ダイワ食品はエースの立原がスタートする。皆は立原の実力に期待する。しかし立原の走りを見ていた村野は、マズい!と言う。立原は急に減速し、次々と順位を落として行く。足の付け根を気にしている立原。村野は、最近立原は連戦だったからそのつけが回って来たんだ、と言う。

第6区関係者室では小原(ピエール瀧)が佐山(小籔千豊)に、なんだあの無様な走りは!?RⅡを履いているんだぞ!!お前どういうリサーチをしているんだ!?と怒る。まぁいい、これで6区で毛塚が追い抜かれる事はなくなったな、区間トップを走る毛塚のRⅡと下位に沈んだ茂木の薄汚い足袋シューズ、RⅡを履かなかった事を一生後悔させてやる!と小原は言う。

第4中継所(第5区スタート地点)

立原は8位でなんとか次の走者にタスキを渡す。

準備のためスタート地点へ向かおうとする茂木の所に毛塚が来て、茂木の靴を見つめる。そして茂木の陸王に自分のRⅡを並べ笑い、勝つ気あるの!?と言う。茂木は、何も言わずにその場を去る。

風が出て来た。第5中継所に姿を現す選手達に皆は歓声を上げる。紘一達も茂木に声をかけ、それに気付いた茂木は立ち止まり、一礼して行く。

そして茂木と毛塚の運命の決戦が始まる!

そして4区の走者がどんどんタスキをつないで行く。アジア工業の毛塚は3位でタスキをもらう。茂木は目を瞑って色々な思いを噛み締めていた。そして8位でダイワ食品の走者がやって来る。

さぁ、茂木裕人の完全復活と俺たちの陸王のデビュー戦だ!!と紘一は言う。そして明美達は走者を待つ茂木の目の前で横断幕を持ち声援を送る。茂木は微笑み、力強く頷く。そしてタスキを受け取り茂木は走り出す。大地も紘一も、行けー!茂木!走れ陸王!!と叫ぶ。

紘一の家では茜(上白石萌音)が受験勉強をしていた。美枝子(檀ふみ)には受験勉強をしているフリをするが美枝子がいなくなった瞬間スマホを取り出しニューイヤー駅伝の中継を見る。

茂木は1人抜いて7位になっていた。すごいすごい!茂木、行けー!!と思わず声が大きくなる茜。そして茂木は更に抜いて6位になる。あけみも大興奮で応援する。そして茂木は5位になる…。

中継を見ながら苛つきを隠せない小原。

ここ6区は見えない高低差があって難しいコースだからアンカーにつなぐ前にここをどう乗り越えるかで勝負が決まってくる、と有村は言う。

そして茂木はまた1人抜き、もうすぐ毛塚の姿が見える所まで追いついて来た。その頃強い向かい風が吹いて来ていた。茂木選手にとっては有利だ、と解説者は言う。風が吹くとどうして茂木選手に有利なんですか?と聞く紘一に村野は、一流のランナーならどの地点をどのくらいのラップで通過するか秒刻みでペース配分します、だがそれを狂わせるのは自然状況、今日で言えば風です!そうなった時に勝敗を分けるのは選手個人の対応能力、茂木の持ち味はその対応力だと私は思っている、と言う。

毛塚の後ろに茂木が見えて来た!後ろを振り返る毛塚。来ましたーー!茂木がここで来ましたーー!とアナウンサーも熱く中継をする。小原も思わず立ち上がる。紘一達も熱く声援を送る!!そして茂木は毛塚に並ぶ…。

第6区関係者室では、すごいな茂木!区間新記録狙えるんじゃないか!?という声も上がる。小原は、これがお前の仕事か!?と佐山に怒りをぶつける。

茂木は毛塚に並ぶのをやめて毛塚の後ろにつく。

第6中継所まで残り1km

少しペース落ちてるな、無理もない、前半あれだけ飛ばしたんだ、苦しい展開だな、と口々に言う紘一達。その時じっと茂木の走りを見ていた村野は、あいつ・・・!!と絶句する。

風の様子を冷静に見ている茂木。激しい向かい風が吹き、その勢いでよろめいた毛塚を茂木は一気に抜き去る。陸王がRⅡを抜き去った瞬間だった!!中継画面前でも大歓声が沸き、紘一達もあけみ達も大興奮する。そして茂木はそのままペースを上げて行く。言葉を失う小原と佐山。

故障からの復帰レースだからスタミナは茂木の方が圧倒的に不利だ、だからあいつはそれを補う為にこの風を利用したんだ!!向かい風の中でわざと毛塚の後ろを走る事で体力を温存し、残り1kmに勝負をかけたんだ!あいつは抜けなかったんじゃない、抜かなかったんだ!!と村野は話す。

平瀬のラストラン!!魂のこもった熱い走り!

第6中継所(第7区スタート地点)

茂木はゴールギリギリでまで全力で疾走する。そんな茂木を見つめる平瀬(和田正人)。

【回想】

ニューイヤー駅伝レース前にダイワ食品の選手は輪になって手をつなぐ。

城戸 「今日で引退する平瀬から一言!」

平瀬 「俺が死ぬ時、今日のことを必ず思い出す、そんな走りを約束する!みんな、悔いのない走りをしよう!!」

  「ッシャーー!!」

平瀬は目に強い決意を込め、茂木からのタスキを受けとる。行けーー!!行けーー!!と叫ぶ茂木。関係者室で見ている城戸(音尾琢真)も、行けー!平瀬—!ラストランだー!!と叫ぶ。

そして毛塚もタスキを渡して倒れ込む。佐山、このままにしておくつもりじゃないだろうな!?例の計画進めろ!!あの足袋屋目障りだ!潰せ!!と小原は言う。

群馬県庁(ゴール地点)

ゴール地点にいる橘(木村祐一)を紘一と大地が見つける。ウチの素材を使ってもらっているから見に来た、と橘は言う。茂木選手いい走りでしたね!と言う橘に紘一は、それもタチバナラッセルさんのお陰です!と言う。いや、皆さんの努力の結晶だと思います、と橘は言う。これからもいいシューズを作りますのでご協力お願いします!と紘一は頭を下げる。しかし、橘は微妙な反応。

平瀬は現在2位。彼にはこれが最後のレースだ、彼は今自分自身の為に走ってる、これまで走り続けて来た陸上人生にピリオドを打つ為に自分の限界に挑戦している、と村野も来て言う。1つのレースの中で復活するものもいれば終わるものもいる、我々と同じかもしれませんね、と橘は言う。彼にもいつか陸王を履いて走ってもらいたかった、頑張れー!!平瀬—!!と紘一は応援する。

ダイワ食品の選手達も皆集まる。キツそうですね、と言う選手に城戸は、当たり前だろうが!!あんなオーバーペースでバテるに決まってるだろうが!!馬鹿野郎が!!と涙を流しながら言う。そして皆でゴール地点に向かう。そして城戸は皆に、声を出して応援しろ!あいつは今必死で走っているんだ!と泣きながら言う。ゴール地点で仲間達は平瀬を声の限り応援する。そして皆に見守られて平瀬は2位でゴールし、皆と抱き合う。

レース後の茂木と会った紘一と大地は、区間賞おめでとうございます!素晴らしい走りでした!と声をかける。この陸王だからやれたんだと思います!このソールもこのアッパーも、唯一無二の最高のランニングシューズだと思います!だから宮沢さん、早く商品化して下さい、陸王が売れればこはぜ屋さんは潰れる事はありませんよね!?俺陸王履いてどんどん勝ちますから!今度は俺がこはぜ屋さんの力になりますから!!と茂木は言う。ありがとう!!私達ももっともっといいシューズが作れるよう努力します!どうぞこれからもよろしくお願いします!と紘一は言い茂木と固い握手をする。

茂木の快走!「陸王」の勝利!!

陸王の公式戦デビューをこはぜ屋従業員、関係者皆で食事をしながら祝う。この機を逃すべきではない!と言う富島(志賀廣太郎)。紘一は有村に考えを聞くと、私はいいと思います、と有村は言う。村野も笑顔で頷く。よし!やろう!本格的に陸王を商品化する!と紘一は宣言する。これは足軽大将に続き陸王の注文も殺到するかもしれないね!こうなったら作って作って作りまくるよ!!とあけみも張り切る。

ニューイヤー駅伝の新聞記事を持って安田(内村遥)が駆け込んでくる。期待して見る紘一、大地、飯山。しかしどの新聞も一面に載っていたのは毛塚の記事で、体調不良で4位だった、と書かれていた。これじゃ実力では茂木より上だったみたいな書かれ方だ!と言う大地。今の毛塚は陸上界のスターなんだ、だから茂木が勝ったと言うより毛塚が負けたと言った方がマスコミ的には盛り上がる、世間なんてすぐに過去を忘れて新しいものに飛びつく、毛塚だってその事はちゃんとわかってるから体調不良を押してレースに出たんだよ、と飯山は言う。なんか空しいですね、と言う安田に飯山は、そういう世間こそが俺たちのお客さんなんだよ、勝ち続けるしかない、勝ち続けて本物だと認めさせるしかない、と言う。

お風呂に入る茂木と平瀬。あんな記事気にするな、あの6区でお前は間違いなく誰よりも早かった、お前はこれから何度でも走れるんだ!世の中を見返してやれ!と平瀬は言う。平瀬さんだってまだやれますよ!監督だって、他の皆だってそう思っているはずです、と言う茂木に平瀬は、お前肘壊して野球諦めてマラソン始めた事後悔してるか!?と聞く。いえ、最初は自分の不幸を恨みましたけど、そのお陰でマラソンと出会えた事を今光栄に思っています、と茂木は答える。平瀬は、俺もこれからそういう何かを探すよ!と言う。遠くで聞いていた城戸も、見つかるといいな、そういう何か、頑張れ、平瀬、と言って出て行く。

陸王の商品化が実現する。しかし、アトランティスの逆襲

—一ヶ月後—

そして一ヶ月後、満を持して商品化された陸王一般モデルがついに店頭に並んだ。売り場の様子を見に行く紘一。皆陸王を見るがなかなか手に取らず素通りする。

閉店後の大徳デパートに営業に行く紘一に店舗担当者は、こはぜ屋さんにはシューズメーカーとしてのブランド力がありませんからせめて半額ならノーブランドでも手に取る人はいると思うが…と言われる。確かに今は知名度は低いかもしれないが先日のニューイヤー駅伝で区間賞を取った茂木選手のスポンサードをさせてもらっている、と言う紘一に担当者は、その記事見た!確か一番期待されていた選手が調子悪かったとか!?そうだ、いっそ和装売り場に置いてもらったらどうです?あそこにはこはぜ屋足袋のファンがいますからついでに買ってくれるかもしれない、と言う。しかし、これはランニングシューズ売り場で勝負したい!と言う紘一。それならちょっと難しい、と担当者から言われてしまう。

小原の命令で陸王の分析をしていた社員が報告に来る。色々な条件で数十パターンの分析をしたが、特にソールとアッパーは軽量性、耐久性、柔軟性、通気性においてRⅡを上回っている、しかもこれは市販されている一般モデルだ、茂木選手の履いているものはより優れていると思う、と言われる。小原は、すぐにこの陸王を上回るものを作って下さい、と言うが社員は、どうしても補えないものがある、縫製だ、他は素材やデザインを変える事で勝る事が出来るかもしれないが、このフィット感を産み出す繊細な縫製技術だけはコンピューター化したウチの技術では追いつく事は出来ない、と言う。

「陸王」発売からしばらく経ったが、売れ行きは全く伸びなかった。

—陸王開発チーム会議—

俺は正直舞い上がってた、と言う紘一。とにかくこのままというわけにはいかない、売れないなら売れる方法を考えるかキッパリやめるかです!と言う富島に村野は、それは困る!今やめたら茂木に合わす顔がない、それに折角こいつらが陸王を履いてみたいと言っているのにやめたなんて言わせないでください、実はこの2人から正式にこはぜ屋さんとのサポート契約を結びたいという返答がありました、と言い、紘一に書面を見せる。芝浦自動車の彦田とジャパニクスの阿部で、2人ともすごい有名選手、しかも彦田はアトランティスから乗り換えたいと言っている、と村野は嬉しそうに話す。リストにある他の選手とも現在交渉中で、あと5、6人はサポート契約を結べると思う、と村野は言う。こんなにたくさんの選手達と交渉していてくれたんですね、と紘一は村野に感謝する。ただし、サポートするという事はその選手を支えるという事です、つまり人数が増えれば当然その分コストも増える、と言う村野。1人にかかる経費はおよそ80万、8人で640万、と富島も言う。もし彼らが活躍しても今回の茂木選手の様に結局陸王が売れなければその全ては無駄になる、と言われ悩む紘一。大地は、やるべきでしょ!俺が口だす様な事じゃないけど、ここまで来る為に今まで頑張って来たんだろ!?ここでやらないでいつやるんだよ!?と言うと飯山も、全くだ!年寄りなんて先が短いんだからやる時やらないでどうするんだ!?と言う。あけみも賛成し、紘一は村野に、こはぜ屋は彼らを全力でサポートします!!と言う。世間やマスコミがどうであろうとあのレースを見てそれだけの選手達が陸王の素晴らしさをわかってくれた!彼らが陸王を大きくしてくれる!必ずヒットしますよ!と村野は言う。

—芝浦自動車 陸上グラウンドー

走る彦田を見る村野と紘一。これは茂木が区間賞を出すはずだ!軽いなんてそんな次元じゃない!と走り終えた彦田は言う。

小原と佐山は橘に会いに行く。先日お願いしていた件、考えて頂けたでしょうか?と聞く佐山に橘は、はい、前にも申し上げた通りウチは今他のシューズメーカーさんに製品を供給しているので今日は正式にお断りしようと…と言う。それってこはぜ屋さんの事ですか?あそこはただの足袋屋ですよ!と言う佐山に橘は、それを言ったらウチだって駆け出しのベンチャーです、相手がどんな会社であろうと大切な顧客には変わりありません!と言う。素晴らしいお人柄だ!と手を叩く小原。ベンチャーとはいえ流石は日本の企業家だ!でもそれが果たしてビジネス的な正解でしょうか?失礼ですが現在の売り上げであれだけの設備を維持するのはかなりの御苦労がおありなんじゃないですか?もったいないですね、折角あんな特許をお持ちなのに、と言う小原。ですからこはぜ屋さんに…と言う橘に小原は、どれくらいのお取り引きなんですか!?おそらくウチならその10倍、いや100倍のお取り引きを約束出来ます!弊社が目指すのはニューイヤー駅伝なんていうそんなちっぽけなもんじゃありません!オリンピックのメダリストに履いてもらう為のシューズです!その新型RⅡのアッパー部分に御社の素材を使わせて頂きたい、これは世界的なビジネスの話だ!何を迷う事がありますか!?と言う。

電話を受けた紘一は、冗談じゃない!!それじゃウチはどうなるんですか!?陸王作れませんよ!!橘さんだってそれわかってるはずでしょ!?と言う。電話の相手は銀行の大橋(馬場 徹)だった。タチバナラッセルとしてはその話を受けた方が大きな利益に繋がるから橘社長も悩んでいて、私の所に相談に来た、と大橋は話す。連絡ありがとうございます、それでその大手メーカーというのはどこなんですか?と聞く紘一に大橋は、アトランティスです!本気にさせましたね、アトランティスを!と言う。

零細企業の意地!「陸王」が紘一に教えてくれたもの?

紘一は急いでトラックに乗り込むが大地が追いかけて来て大地の運転でタチバナラッセルへ行く。

紘一は橘に、陸王がメジャーデビュー出来た事のお礼と、これからの生産予定を聞きに来た、と言う。橘は、こはぜ屋との取引を3月までにして欲しい、と言う。ため息をつく紘一。アトランティスにウチを切れと言われましたか、ウチは御社の素材提供がないとシューズの製造がストップしてしまう、代わりを見つけるといってもこれほどの素材はなかなか見つからない、思いとどまって頂けませんか!?と紘一は頼む。ウチは今年で3年目になるが業績は悪いままだ、アトランティスからの大量の注文は喉から手が出るほど欲しい!と言う橘に紘一は、アトランティスはウチのライバル企業ですよ!ウチを切ってそのライバル企業に乗り換えるっていう事ですか!?と声を荒げる。でしたら、ウチを助けて下さい!陸王を開発される為にどれだけの努力をされて来たかわかっています!!私だって裏切る様な事はしたくないです!でもね、家族や社員の為にも生き残って行かなければならない、アトランティスからの話は今後ウチの収益の柱になると信じている!と橘は辛そうに話す。ウチじゃダメですか?茂木選手のお陰で陸王を履きたいと言ってくれるサポート選手が増えたんです!ウチと一緒に、陸王と一緒に成長して行くっていう選択肢はないんですか?アトランティスは橘さんの技術や品質を見込んでのことじゃないかもしれない!そんな取引に将来性があるんですか!?と大地は訴える。百も承知だ、でもウチが生き残る為にこの決断は間違っていないと思っている、本当に申し訳ない、3月までは出来る限りの供給をさせて頂く!と橘は言う。わかりました、同じ会社を営むものとして橘さんの決断は理解が出来る、しかし、ウチにとっては大迷惑だ!許しがたい裏切り行為だ!!3月以降はどんな事があってももう二度と御社とは取引はしません!!金輪際だ!!と紘一は言い放ち出口へと向かう。

そこに小原と佐原がやって来る。そして、次のRⅡにここのアッパーを使う、巡り会えて幸運でした、と2人は言う。よかった、それを聞いて安心しました、橘さんの技術の素晴らしさをちゃんとわかってらっしゃるという事ですよね、もしも私達を潰すためだけに今回の契約を結ばれたと言うなら私はあなた方を心の底から軽蔑する所でした、と紘一は言う。軽蔑だと!?図に乗るなよ!我々は世界に市場を持つアトランティスだ!あなた方の様な地方の零細企業を潰す様な事はしない、する必要もない!!と小原は言う。でも、その零細企業だからこそわかる事がある!あの特許を取るまでに橘さんは血のにじむ様な努力をして来たんだという事、その技術を大企業の身勝手な都合で利用する様な事だけはしないで頂きたい!橘さんの素晴らしい技術を生かしてやって下さい!と紘一は頭を下げる。それをずっと聞いていた橘は目に涙を浮かべる。

それこそが大企業の役目じゃないですか!と言う紘一に小原は、大企業のなんたるかをあなたにどうこう言われる筋合いはない!!ウチと契約する事で橘さんは儲かるんだ!それでいいじゃないですか、と言う。それは違いますよ!同じ仕事でもただ金の為にやらされるのと、同じゴールを目指して挑戦するのでは全然違う!そこには絆が生まれる、その絆が次のビジネスチャンスを生む!陸王が教えてくれた!だから私はまだ諦めませんよ!必ず橘さんに代わる素材を見つけてまた陸王を作ります!!RⅡに負けない様な世界一のシューズを作りますから!!と紘一は宣言して帰る。

橘は小原に、私は会社の為にあなた方と契約する事に決めました。どこかで仕方のない事だと思っていた、ですが誠心誠意RⅡを少しでも良くする為に全力で取り組みたいと思います!そうでなければ彼らにあまりにも失礼だ!!と言い、帰って行く紘一達の後ろ姿に頭を下げる。

俺が探すよ!タチバナラッセルに代わるアッパー素材!俺が絶対に見つけてみせる!!と大地は言う。紘一も泣きながら嬉しそうに頷く。

《次回に続く》

「陸王」第7話(12月3日放送) 予告

「それでも社長かよ!?」(大地)

「偉そうな事言うな!!」(紘一)

「陸王」を諦める!?

「陸王を諦めるという事ですか!?」

「茂木を見捨てるんですか!?」(村野)

「こんな所で終わりたくない!」(紘一)

買収の危機!!

「買収!?」(紘一)

「会社を売るって、どういう事ですか!?」(紘一)

大地の挑戦!「陸王」は続けられるのか!?

最大の困難が宮沢を待ち受ける!

「冗談じゃねーよ!」(大地)

「負けたなら次のレースに勝ちゃいいじゃねーか」(飯山)

「真のスターは誰なのか、これでよくわかる!」(小原)

「お前を証明するのはただお前の走りだけだ!だから死ぬ気で走れ!」(城戸)

ついにあの男が登場!!果たして敵か、味方か・・・

「陸王がそれを可能にしてくれたんです!」(茂木)

「次は逃げられないぞ!」(茂木)

「言っただろ!俺が探すって!」(大地)

「もう少しだけ、悪あがきさせてくれ!あと一歩前に進めば陸王は必ず・・!!」(紘一)

採用アシスタント

これまでの努力が結果につながる瞬間は胸高ぶりますね、プロセスと結果は事業にとって重要な事項ですが、結果はやはり特別なもの。技術力を武器に大手企業にもガチンコで勝ってほしいものです

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