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転職での面接がプレゼンだった!プレゼン面接への対処法

転職での面接がプレゼンだった!プレゼン面接への対処法

転職活動をしていると、少なくとも1回は面接を受ける機会があります。通常は企業の採用担当者などと対話形式で行われますが、なかにはプレゼン形式で「プレゼン面接」を行う企業があることをご存じでしょうか。

 

この記事では、一般の面接とは異なるプレゼン面接とはどのようなものなのか、対策も含めてご紹介します

 

1.プレゼン面接の概要

 

プレゼン面接とは、事前に課題を与えられ、それに対する資料などを準備して面接当日に数分間の短いプレゼンを行うというものです。

 

応募する企業の商品やサービスについて、実務に即した内容が課題とされるケースが多いですが、自己PRの一部として、応募者自身についてプレゼンするよう指示する企業もあります。

 

プレゼン面接を採用する企業は広告業界に多く、プレゼン面接を取り入れる企業では職種に限らず行う場合もあります。

 

2.プレゼン面接の準備と対策ポイント

 

プレゼン面接を行うので準備をしてくださいと連絡があったら、戸惑う方が多いのではないでしょうか。ここからはプレゼン面接を突破するために必要な準備と、対策のポイントをご紹介していきます。

 

①.しっかりした企画を立てよう

 

プレゼン面接では、事前に課題が与えられるため、課題に沿った企画を立てるところから始めます。また、プレゼンする相手の職種や立場によって、アプローチの仕方や準備する資料も異なるため、わかる範囲で調べるようにしてください。

 

応募企業の商品やサービスなどが課題として与えられている場合には、ホームページなどで可能な限り詳細を調べたうえで、現実的に実現できる企画を立てるようにしましょう。

 

②.わかりやすい資料を作成しよう

 

プレゼン面接では、面接者が見たときにひと目で理解できるような分かりやすい資料が求められています。適切なフォントや図、あるいは写真などを配置し、企画に沿った内容の資料を作成しましょう。

 

③.魅力的なプレゼンをしよう

 

当日は資料を適切に使用しながら、企画した内容をプレゼンします。話す内容だけではなく、話し方や表情、話すスピードにも気を配り、プレゼン能力をアピールしましょう。

 

④.質疑応答の準備をしておこう

 

多くの場合、プレゼンの後に面接官から質疑応答があります。どのような質問が来るか、自分がプレゼン参加者になったつもりであらかじめ考え、回答まで準備しておきましょう。

 

身近にプレゼンを聞いてくれる人がいれば、プレゼンの予行練習をし、どんな点に疑問を持ったか教えてもらうのも有効です。

 

3.プレゼン面接で評価されるポイント

 

転職活動でのプレゼン面接では、さまざまな視点から応募者を評価します。営業であればプレゼン力そのものを、あるいはクリエイティブ職であれば資料の作成能力を評価するなど、評価の中心とするポイントが職種によって異なる場合もあるでしょう。

 

たとえば営業を希望しているのに表情が暗く説明も自信がなさそうであれば、採用される見込みは低くなります。またプレゼンの構成が主張も根拠もはっきりしないようなものであれば、論理的に考えられないと判断されるかもしれません。

 

しかしプレゼン面接でなにより評価されるのは、プレゼン面接に対する熱意です。課題に対してしっかりと企画を立て、下調べをした上で資料を作成することは、その企業に転職したいという強い熱意がないとなかなかできることではありません。

 

プレゼン面接に対して綿密な準備・対策を行うことは、それだけで志望度の高さを評価されると考えてもよいでしょう。

 

4.まとめ

 

広告業界などで採用されることがあるプレゼン面接は、準備に時間もかかり対策するのは大変です。とくに在職中に転職活動をしている方にとっては大きな負担になるかもしれません。

 

しかししっかり準備をすれば、それだけで熱意を感じ取ってもらえるのもプレゼン面接の特徴です。プレゼン面接の前には家族や友人の前でリハーサルを行うなど、本番に近い環境で準備をするのがおすすめです。

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面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。12歳と10歳の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も財閥系企業に転職しました。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく、人事/採用の担当としての本音をお届けします。

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