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就活のエントリーシートはポイントを絞ってていねいに!マナーと書き方

就活のエントリーシートはポイントを絞ってていねいに!マナーと書き方

就活において必須とされる書類のひとつがエントリーシートです。エントリーシートは足きりに使われる重要な書類で、面接の際にも参考資料として使用されます。

 

この記事では、エントリーシートの書き方のコツやマナー、基本項目を書くときに押さえておくポイントを紹介します。

 

 

 

1.エントリーシートのコツは「ポイントを絞って具体的」に書くこと

 

エントリーシートを書くときには、伝えたいポイントを絞ることが大切です。選考の資料になるからと、サークルで活躍したこと、ゼミやアルバイト、ボランティアを頑張ったことなどを全て伝えて自分をアピールしたい!と考えていませんか?

 

たくさんの情報を盛り込もうとすると、ひとつひとつのエピソードが浅く薄くなってしまうため、実は逆効果です。たくさんのエピソードの中から、とくに印象に残っていること、自分らしさが伝わるものに絞り込むようにしましょう。

 

エピソードを書くときには、読み手がそのシーンを脳裏にイメージできるぐらい具体的なものにすることが大切です。いつ(when)、どこで(where)、誰が(who)、何を(what)、なぜ(why)、どのように(how)したのか、いわゆる5W1Hを意識して書くようにしてください。

 

またそのエピソードを踏まえて、入社後どのように活躍し、企業に貢献していけるのかもあわせてアピールすることが大切です。

 

 

2.エントリーシートを書くときのマナー

 

エントリーシートは企業に提出する、採用にかかわる公式な文書です。「わたし的には」などの話し言葉を使わないこと、顔文字や記号などを使わないようにし、社会人としてふさわしい表記を心がけるようにしてください。

 

また、手書きの場合は黒のボールペンを使用して、読みやすい字でできるだけ空白をさけるように文字を埋めます。字が下手なことを気にする人がいますが、読み手のことを考えて、読みやすくていねいに記入すれば問題ありません。

 

ただし、記入した文章に誤字や脱字があると「不注意な人物」「雑な人」という印象を与えてしまいます。エントリーシートを書いたあとにはしっかりと見直すようにしてください。

 

 

3.エントリーシートの基本項目の書き方

 

ここからはエントリーシートの基本項目の書き方を紹介します。

 

 

①基本情報は省略しない

 

基本情報の項目には、氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどを記入する欄が用意されています。基本情報を記載するときには、情報を省略しないことを意識しましょう。

 

都道府県や住んでいるマンションの名前なども省略せずに記入します。学歴を書くときも、学校名は「○○高校」などと省略せず、「XX県立○○高等学校」と正式名称で記載するようにしてください。

 

 

②エントリーシートの日付は提出する日付にする

 

エントリーシートなどの応募書類に記入する日付は、書類を提出する日にしましょう。郵送するのであればポストに投函する日を、メールで添付する場合には送信日を記入します。企業説明会に直接持参するのであれば、当日の日付を書くようにしてください。

 

 

③望動機は「入社後の活躍イメージ」が思い浮かぶ内容にする

 

志望動機を書くときには、その企業のどこに魅力を感じているのか、志望理由を最初の一文で簡潔に伝えます。

 

続けてそう考えた根拠を明確にし、説得力を持たせます。自分が仕事を選ぶときに大切にしている価値観とリンクさせ、他社ではなくその企業を選んだ理由をしっかり述べましょう。

 

最後は入社したら自分の強みをどのように活かし、企業に貢献していけるのかを伝えてまとめます。

 

志望動機は入社したあと、どのように活躍してくれるのか、具体的にイメージできる内容にすることが大切です。

 

 

④自己PRは自分らしさが伝わるエピソードを書く

 

自己PRは「自分がどういった人間なのか」「どのような個性を持っているのか」を伝えるために記入します。自分の長所やスキルをアピールしますが、単に「時間をきっちり守る」「計画性がある」と列挙するのではなく、どれかひとつにしぼったうえでエピソードを交えて具体的に書くことが大切です。

 

例えば、「計画性がある」ことをアピールするのであれば、計画を立ててその通りに行動するためにどのような工夫をしているのか、普段どんなことを意識しているのかなど、アピールポイントを裏付ける根拠を書きます。

 

そして、そうしようと考えるに至った「自分らしい」具体的なエピソードを書くことで、採用担当者にあなたの個性が生き生きと伝わります。

 

 

4.まとめ 

 

エントリーシートは「自分はどういう人間なのか」を伝えるための書類であるため、個性を出すことが大切です。しかし、それ以前に文字をていねいに書く、必要事項は省略しない、端的に伝わるようにするなど、基本的なルールを守っているかがまず見られます。

 

今回紹介した内容を踏まえ、読み手のことを考えて、自分の魅力が伝わるエントリーシートを作成してください。

 

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編集者 渡辺

人材業界の大手転職メディアの企画/編集を15年、そして10年以上新卒・中途採用の面接官を行い、年300人以上の就職者に耳を傾けてきました。特異分野は、各業界や企業の分析、データに基づいた役立つ記事を更新していきます。

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