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企業へのインターンシップへ参加は採用に有利となるのか?
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ざっくり記事をまとめると
1.1%の超人気企業にとっては「説明会のプレミアム版」
2.残り99%の中には「早期選考による囲い込み」と位置付ける企業がある
3.インターンシップへは企業と直接話せる機会だから、沢山参加することをお勧めする

学生Tさん
インターンシップは参加したほうがその企業の採用に有利となりますか?

 

面接官
参加をすると有利、参加ができないと不利…たしかにそう思いますよね?今回は、これを解説します。

 

 

日本のインターンシップの歴史は2000年初頭から、主に採用に力の弱いベンチャー企業が選考前の職業体験の一環として始めたのがスタートです。(正確には、その前から外資系のマッキンゼー・アンド・カンパニーなどが導入をしていましたが、2000年初頭からITベンチャーがやり方を真似だしたというところです。)

 

マイナビやリクナビを見ると、大学3年生向けにインターンシップの受け付けなるものがありますね。とくに人気企業のインターンシップは参加するためにも選考があり、これが就活にも影響するかの様な印象を受けます。

 

インターンシップは「受けた方が良いのか」「受けるとその企業の採用に有利になるのか/参加できないと不利となるのか?」 今回は、企業が考えるインターンシップの目的とインターンシップ受講による選考影響について解説します。

 

1.日本のインターンシップが本格化したのは2014年頃

 

インターンシップとは職業体験のこと

 

2005年頃のインターネット定額から、転職サイトが活発になり終身雇用の考えが大きく変わってきました。

企業の人事からしてみると、転職先がより簡単に探せる様になった結果、入社し3年以内に転職する新卒者が30%を超えるなど事業経営に大きな影を落としていったのです。

新卒者の退職を防ぐ為に、より職業理解をした上で入社検討をできるよう始まったのがインターンシップ(学生の職業体験)です。

 

面接官
つまり最初のインターンシップは、採用のミスマッチを防ぐ為に始めた企業が多いのです。

 

大きく変化したのは2014年頃の採用活動解禁の8月化号令から

 

今となっては信じられない様な話ではあるが、経団連が2014年に、大学4年生の4月から採用解禁としていたものを、8月からにすると採用活動の後ろ倒しを出しことに端を発します。 これには企業も学生も焦りました。

 

そこで企業は考えました。内的式は10月なのに面接は8月だと選考はほぼ一月足らず、不可能だと。なので、学生と早く接点をもちたいと考えた各企業がインターンシップの本格導入にいたったのです。

 

面接官
2013年には企業のインターンシップ実施率は40%程度だったのが一気に倍以上になり、学生の参加率もそれに合わせて増えたのです。

現在は採用活動の後ろ倒しも是正されたので目的も元通り

 

この辺が日本企業だなと思うのですが、一度始めたインターンシップを終わらせられない企業が続出。結果2014年からやむなく始めた各企業のインターンシップが根付き、現在に至っています。

 

面接官
日本の企業は、一度始めたことを終わらすことが苦手なんです。そのため人事の負担はさらに増えてしまったんですね

 

 

2.超人気企業のインターンシップ参加は有利ではない

 

人気企業であってもいち早く学生と接点をもちたい

 

新卒の採用というのは、企業にとって蛇口の水のような役割があります。

つまり、不景気の時は蛇口を絞り(採用人数を少なくし)、好景気の時は蛇口を広げる(採用人数を多くする)のです。

 

企業の成長を考えると、団塊ジュニア世代が減少する企業にとって新しい血を入れることは重要であり、超大手も新卒の採用を重視しています。

 

人気企業TOP100社でない限りは、選考の母集団形成に苦悩している人事がたくさんです。

 

 参考記事のタイトルとURLを入力してください 現在は、誘致合戦のツールのひとつとしてインターンシップが使われています。 人気企業TOP100社に入っていない企業はインターンシップから学生に間口を用意して、選考に進みたいと言う学生を増やそうとしているんです。

 

人気企業のインターンシップ参加は選考では加点扱いされない

 

人気企業にとっては、インターンシップは早めに自社を理解してもらえる為の手段のひとつでしかありません。 企業はあくまでも、優秀な人材確保が第一であり、インターンシップ参加云々は関係ないのです。

3.超人気企業以外はインターンシップから選考を開始

 

黙っていても、毎年学生が大量にエントリーシートを出してくる企業ではない会社が日本の99%以上を占めています。仮に人気TOP100社が、100名採用をしたとしても、10,000人しか人気企業には入社できないのです。

面接官
2020年の大卒就活人口は40万人ですので、人気企業に入社できるのは2.5%です。

 

超人気企業以外は、インターンシップから囲い込みを始める

 

「内々定先のインターンシップに参加した割合は50.7%と前年より6.1pt増加」
引用)2019年4月のマイナビの調査より

超人気企業(人気TOP100以降の企業)であっても採用人数を100名単位で募集しているのはざらです。しかしそういった企業は、あとから内定辞退をされてしまうことを何よりも恐れます。

 

インターンが選考に直結しているかどうかは、その企業の方針によるところが多いものの、2019年4月のマイナビ調査結果を見る限りでは、インターンシップのタイミングで(採用広報解禁前から)企業と学生が接触し内々定につながっているという事がわかります。

 

面接官
つまり日本の大半の採用にとって、インターンシップ参加は早めに内々定を頂けるチャンスといえます。

 

日本の多くの学生も内々定が出ると、就活を停止したりするので、企業にとっても内定者を早めに確保して、採用人数の達成をするために、やむなくやっているというところです。

 

インターンシップに不参加は、選考において不利となるのか?

 

怖いのが、インターンシップが複数社重なり、どちらかを選択せざるを得ないとき。もしインターンシップに参加できないと、選考が不利になるのかなという疑問ですが、これは明確にNOとお伝えしておきます。

 

面接官
インターンシップの参加が有利ではなく、企業はインターンシップから選考を始めるという意味です。参加=有利ではありません。

 

主体性、達成思考、対人スキル、自己認知、思考力など、企業にとっては早めに学生と接点が持てると、見極められる要素が増えてます。

 

その企業にとって、活躍が期待できる要素を持ち合わせていると有利、持ち合わせていないと特に参加しても何もありません。

 

人気企業でない場合は、通常の選考もしています。きちんとその企業が欲している要素を持ち合わせていれば、選考も進みますし採用されます。インターンシップの影響はありません。

 

4.まとめ

 

超人気企業にとってのインターンシップ
超人気企業にとってのインターンシップは「説明会のプレミアム版」に過ぎない。
インターンシップへの参加は選考の武器にもならないが、従業員と直接話せる機会だから参加はしておこう。
通常の企業におけるインターンシップは
99%以上の企業にとって、インターンシップは超人気企業に就活生を奪われないための先行接点であり、内々定をもらえるチャンスである(ただし囲い込まれます)。
インターンシップへの参加は積極的にしてください。ただし参加ができないからといって不利になることはありません。早めに見極めをされる方がいるだけで、見極めの基準が甘くなるという事ではないのです。

記号の風土を把握するには、従業員と話したり見たりするのが一番です。

そのため、インターンシップには積極的に参加することをお勧めします。一社二社ではなくできるだけ多く。その積極性は面接でも活きてきます。

 

学生の自分と社会人との考えの差を産める為の努力としてインターンシップにたくさん参加した。というストーリーは積極性が伝わります。でもそこで何を学ぶかが一番重要なので、参加することを目的にしないように!

 

 

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