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【男女別】就活の髪型は「表情が見える」がポイント!髪型の注意点

【男女別】就活の髪型は「表情が見える」がポイント!髪型の注意点

「髪は染め直さないとだめなの?」「前髪は切りたくないのだけれど」など、髪型に悩む就活生は少なくありません。就活生の髪型は、面接官の印象を大きく左右するため、自分の好みを優先するのはNGです。

 

この記事では、就活生が髪型を気にするべき理由と、髪型で気をつけるポイントを男女就活生別に紹介します。

 

1. 就活で髪型を気にするべき理由とは?

 

「メラビアンの法則」という言葉を聞いたことがありますか?メラビアンの法則は、アメリカの心理学者であるアルバート・メラビアンが、1971年に「人の第一印象は初めて会った35秒で決まる。そしてその情報のほとんどを『視覚情報』から得ている」と提唱した概念です。

 

「人を見た目で判断してはいけない」とわかっていても、初めて会った人を、無意識のうちに外見で判断してしまった経験は、誰にでも思い当たることがあるでしょう。それほど第一印象でいいイメージを与えることは大切です。

 

イメージチェンジしたいときには髪型を変える人が多くいるほど、人の見た目の中でも髪型はイメージを大きく左右する要素です。就活の面接で、髪型が人事担当者に与える心理的影響が大きいであろうことは、容易に想像できるでしょう。

 

 

2. 人事担当者は髪型のここが気になる

 

人事担当者が就活生の髪型についてもっとも気にするところは、髪の色といわれています。とくに、明るく染めすぎている髪を気にする人が多いです。また長さについても、長すぎる髪はあまりいい印象を与えません。なんとなく不潔に感じる人もいます。

 

髪型が乱れている場合も評価が下がります。寝癖がついているのは当然NGですが、自分はおしゃれにハネさせているつもりでも、目上の人から見るとただボサボサしているだけに見える可能性も。

 

面接はおしゃれ度を測ってもらう場所ではないため、自分の満足度よりも面接担当者によい印象を与える髪型を重視しましょう。次章からは男子就活生と女子就活生にわけて、就活における髪型のポイントを紹介します。

 

 

3.【男性】就活生の髪型のポイント

 

男子就活生は髪型のどのような点に注意すればよいのか、ポイントを3つ紹介します。

 

重い前髪はNG!前髪は短くカット

 

重めの前髪は顔を優しく見せますが、就活の場ではNGです。眉や目元が見えないと視線がはっきりせず、表情がよくわからなくなってしまうため避けましょう。面接官の年齢層によっては、清潔感に欠けると判断されてしまうこともあります。

 

前髪は眉毛が見える程度に短く切るか、自然に横へ流すようにして表情がはっきり見えるように整えましょう。

 

長いえり足やもみあげも要注意

 

えり足やもみあげも、長い場合は短くカットするようにしてください。ワイシャツのカラーがえり足で隠れてしまったり、跳ねてしまったりしているとよい印象を与えません。

 

もみあげが長いのも、不潔な印象を与えるため就活生にはそぐわないとされています。耳たぶの上あたりの長さに、すっきり短く整えるようにしてください。

 

髪色は地毛に近い色に

 

就活期間中は、カラーリングは避けましょう。今すでに髪を染めている場合には、真っ黒にする必要はありませんが、地毛に近い暗めの色へ染め直すようにしてください。

 

「これくらいなら大丈夫かな」と思っても、髪の色は明るい場所に出ると思っているよりも明るく見えるものであるため注意しましょう。

 

 

4.【女性】就活生の髪型のポイント

 

続けて、女子就活生が髪型で気をつけるべきポイントを3つ紹介します。

 

髪の長さよりも顔が見えることを重視

 

女性は男性より髪型のバリエーションが多いものですが、「面接官に表情がはっきり見えること」を意識することが重要です。

 

「肩よりも長ければひとつに縛る」とよく聞きますが、必ずしもそうではなく、ハーフアップにして耳を出し、表情が見えるようにすれば問題ありません。ただし、派手にならないように注意する必要はあります。

 

前髪は眉が見えるように切るか自然に流し、流した場合はあいさつなどで下を向いたときも落ちてこないようにしっかり固めておくようにしてください。

 

地毛に近い自然な髪色に

 

髪を染め直す場合には、もともとの地毛に近い自然な髪色へ戻しましょう。もともとの髪色が明るい場合には、真っ黒に染め直す必要はありませんが、暗めの色を選ぶようにしてください。

 

髪の色は暗い室内では暗く見えてしまうため、明るい場所に出てどのように見えるかチェックするのがおすすめです。

 

ヘアアクセサリーは使わない

 

髪をひとつにまとめる、ハーフアップにする、落ちてこないように耳にかけてピンで留めるといった場合には、シンプルな黒のヘアゴムやピンを使用します。色が黒や茶色の地味なものであっても、ヘアアクセサリーは使用しないようにしてください。

 

 

5.まとめ 

 

就活の場で、髪型は面接官に与える印象を大きく左右します。自分ではおしゃれで好印象と思う髪型でも、面接官が不潔でだらしないと思う可能性があるのであれば避ける必要があります。

 

就活での面接は、地毛に近い髪色にすることと、眉と耳を出して「表情がハッキリ見える」ことを重視するようにしてください。

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編集者 渡辺

人材業界の大手転職メディアの企画/編集を15年、そして10年以上新卒・中途採用の面接官を行い、年300人以上の就職者に耳を傾けてきました。特異分野は、各業界や企業の分析、データに基づいた役立つ記事を更新していきます。

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