企業研究
稼げる副業ランキングをジャンル別に一挙公開!仕事内容や単価も詳しく解説

 

厚生労働省が平成30年1月に改定したモデル就業規則において、

「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。」

と示したことにより、大企業なども副業を解禁するようになりました。*1

それに伴い本業の他に副業を始める人が増加していき、これからもますます副業者は多くなっていく兆しです。

 

そこで今回は「稼げる副業の種類」をジャンル別に分類して、ランキング形式でご紹介していきます。

これから副業することを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

 

 

 

 

 

1.副業をしている就業者の収入実態

 

 

ここでは本業を持ちながら、副業をしている人の収入実態を見ていきましょう。

 

 

①1カ月あたりの収入は5~10万円未満が最も多い

 

厚生労働省が調査した副業している人の割合は、令和2年時点において9.7%であり、就業者の約1割程度の人が副業を実践しています。(下図1)

下図1を参照すると、副業収入における最も多い割合は「5万円以上10万円未満」の13.5%になりました。

 

次に多いのは「10万円以上20万円未満」の12.2%、3番目に多いのは「5万円未満」の10.9%と続いています。

全体的に見ると、20万円以下の範囲内で副業収入を得ている人が多いといえるでしょう。

 

しかし、中には「70万円以上」を稼いでいる人も10.3%おり、本業以上の収入を副業で得ている人も少なからず存在します。

 

副業収入を得ている人の収入割合

図1 引用)厚生労働省「資料1 副業・兼業に係る実態把握の内容等について」副業している人の割合(収入別)P9(https://www.mhlw.go.jp/content/11201250/000660780.pdf)

 

 

 

②副業者の年収層は300〜399万円層の割合が最も⼤きい

 

下図2は「雇用関係によらない働き方」をしている人における、年収層(過去1年間)の構成を表したグラフです。

 

本業を持ちながら副業をしている人(表B・C)の年収層は、「300万円〜399万円」層の割合が最も多く、雇⽤者全体と⽐較しても年収が⾼い方といえるでしょう。

「400~499万円」層も副業者(表B・C)においては約12%存在し、500万円以上になってくると少ない傾向になります。

 

 

副業を得ている人の過去一年間の年収構成比

図2 引用)経済産業省 「雇用関係によらない働き方に関する アンケート調査 暫定結果」P8(https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/employment/pdf/003_08_00.pdf)

 

 

 

 

2.稼げる副業ランキング

 

 

図3は週刊東洋経済がまとめた「在宅仕事のカテゴリ別単価・需要」の一覧表です。

参照すると、稼げる副業は「IT系」が主流ということが読み取れるでしょう。

特に「スマホのアプリ開発」などは高単価・高需要の傾向があります。

 

ここでは稼げる副業をジャンル別に分類して、各ランキングをご紹介していきます。

 

 

週刊東洋経済「在宅仕事図鑑」

図3 引用)週刊東洋経済「在宅仕事図鑑」P38-39

 

 

 

①IT系 副業収入ランキング 

 

IT系は数ある副業の中でも、単価が高い傾向です。

 

「スマホのアプリ開発」などは1件30~200万円ほどの高単価になります。

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位スマホのアプリ開発ゲームやコンテンツのスマホアプリを作成30~200万円★★★★★
2位データベース設計データベースの設計・開発、管理、運用を行う30~80万円★★★★★
2位ソフトウェア開発クライアントのニーズに合わせてコンピュータ上で動作するプログラムを開発10~80万円★★★★★
4位バグ修正プログラムの不具合を見つけて修正する2~40万円★★★★
4位ホームページ(ECサイト)制作個人や企業のホームページやECサイトを制作する5~40万円★★★★
6位Webデザインクライアントの要望に沿ったWebサイトを作成10万円★★★★
7位プログラミング「プログラム言語」を用いて、様々なシステムやソフトウェアを作成6万円★★★
8位エクセルのデータ作成エクセルを使用して企業情報などを記入する3~5万円★★★
8位ウェブ広告のバナー作成企業のホームページなどでクリックしたくなるバナー(文字や写真や絵でつくられた画像)を制作5,000~5万円★★★

図4)図3を参考に筆者作成

 

 

②コンサルティング系 副業収入ランキング 

 

ハイキャリアを持つ方は、コンサルティング系の副業をおすすめします。

 

専門的な知識を活かして効率的に稼ぐことが可能です。

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位ITコンサル経営戦略に適したIT戦略を策定し、システム開発の提案やシステムの最適化を通じて、企業の経営をサポート5~20万円★★★★
2位キャリアコンサル相談者が持つ適性や才能、強みを見極め、将来のキャリア形成のためのアドバイスをする10万円★★★★

図5)図3を参考に筆者作成

 

 

 

③写真・映像系 副業収入ランキング

 

近年ではユーチューブなど動画系の発展が目覚ましく、「動画撮影・編集」の副業も需要や単価が高い傾向にあります。

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位動画撮影・編集ユーチューブ動画の撮影や編集を代行する50万円★★★★
2位写真撮影自分で撮影した写真を販売または出張撮影5,000~2万円★★★★

図6)図3を参考に筆者作成

 

 

 

④デザイン系 副業収入ランキング

 

デザインなどのクリエイティブな才能がある方は、キャラクターデザインやロゴ作成などデザイン系の副業がおすすめです。

 

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位パワーポイント作成パワーポイントを使用して資料やチラシなどを作成5~20万円★★★★
2位キャラクターデザインクライアントからのリクエストに応じてキャラクターデザインを作成5万円前後★★★★
2位ロゴ作成ロゴ(企業名や製品名、ブランド名などを示す文字を装飾的に工夫したもの)を作成5万円前後★★★★
4位漫画・イラスト作成自作の漫画やイラストを販売1~4万円★★★

図7)図3を参考に筆者作成

 

 

 

⑤ライティング・広告系 副業収入ランキング

 

コツコツ地道な努力ができる方はライティング系の副業はいかがでしょうか。

 

スキルが上がるほど単価も上がり、効率良く稼げるようになります。

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位編集・校正出版物や電子書籍、Webコンテンツなどの原稿を編集・構成1~5万円★★★★
1位キャッチコピー、ネーミング商品や企業の広告に使用するキャッチコピーや、商品名を作成1~5万円★★★★
3位インタビュー取材特定の個人に意見や活動について尋ね、制作等の材料になるものを人の話や物事から集める2万円前後★★★
4位メルマガ・DM作成企業やWebサイトの運営者などから複数の購読希望者に対して一斉に配信されるメールを作成1万円弱★★★
4位記事作成クライアントの依頼に沿った記事を作成2,000~1万円★★★
6位英語・中国語の翻訳英語や中国語で書かれた文章を日本語に翻訳1文字5円前後★★★★

図8)図3を参考に筆者作成

 

 

 

⑥事務系 副業収入ランキング

 

正確な仕事を地道にこなすことが苦にならない方には、事務系の副業はぴったりでしょう。

 

データ入力など、スキルがなくても始められる仕事が数多く提供されています。

 

 

順位職種仕事内容単価難易度
1位データ調査商品やサービス、企業イメージなどについての実態や意向を調査・分析5,000~3万円★★★
2位データ収集・打ち込み企業が持っている情報や、アンケートなど外部から得た情報データを入力する数百~1万円以下★★
3位テープ起こし講演会やインタビューなど、録音された音声を文字に起こす100~200円(1分)★★★

図9)図3を参考に筆者作成

 

 

 

 

3.副業者は「柔軟な」働き方に満足している

 

 

副業は本業と違い、「自分の好きな仕事」を「好きな時間にできる」ことがメリットです。

ここでは副業者の「副業に関する満足度」について解説をしていきましょう。

 

 

①約半数が「現在の働き⽅に満⾜している」と回答

 

下図10は、経済産業省がまとめた「柔軟な働き⽅」の満⾜度についてのアンケート結果です。

雇用関係のあるなしに関わらず、全ての層において約半数が「現在の働き⽅に満⾜している」と回答しています。

 

現在の働き⽅を満⾜していると回答した副業者は、「雇⽤関係あり×雇⽤関係なし」 は約51%、「雇⽤関係あり×雇⽤関係あり」 は約46%となっており、本業以外で働ける状態に満足している人が多いです。

 

 

柔軟な働き方の満足度

図10 引用)経済産業省 「雇用関係によらない働き方に関する アンケート調査 暫定結果」P13(https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/employment/pdf/003_08_00.pdf)

 

 

 

②満足している理由は「収⼊⾯が安定するから」

 

下図11は「柔軟な働き方」に満足している理由の一覧表です。

 

参照すると、副業者の満足理由で最も多いのは「収入面(昇給や安定)」で、副業で雇用関係があるなしに関わらず、約6割近くを占めています。

 

続いて「労働時間や通勤時間が短いから」が約3割前後、「家族との時間・育児や介護の時間が取れるため」が約2割前後、「自分がやりたい仕事が自由に選択できるため」が1割から2割程度います。

 

副業は好きな仕事を選べるため、自分のワークライフバランスに合わせながら取り組めるのが大きな魅力でしょう。

 

 

順何な働き方の満足度理由

図11 引用)経済産業省 「雇用関係によらない働き方に関する アンケート調査 暫定結果」P14(https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/employment/pdf/003_08_00.pdf)

 

 

 

 

4.まとめ

 

 

今回は「稼げる副業ランキング」を中心に、近年における副業者の実態について詳しく解説をしていきました。

 

政府の後押しもあり、近年では大企業も副業を解禁するところが多くなり、本業以外にも副業で賢く稼ぐ人も増加しています。

 

また副業も種類によっては単価が高く、本業以上に稼いでいる人も少なくありません。

自分が持っている才能やスキルを活かして、副業で効率良く稼いでみてはいかがでしょうか。

 

 

参考資料/参考サイト
*1 参考)厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」1 副業・兼業の現状 P3

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