メガバンク

都市銀行(メガバンク含む)は、日本において東京・大阪などの大都市に本店を構え、広域展開している日本の銀行とされています。

みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行が該当しますが、当メディアでは地方銀行にも分類されない、新生銀行・あおぞら銀行・ゆうちょ銀行・セブン銀行を合わせた8行を1つの業界としてくくりました。

全銀行の総資産合計の約半分を3メガバンクが占める業界

全国銀行協会によると、2016年3月末現在の全国銀行協会加盟116銀行の総資産合計は約1,043兆円あり、そのうち都市銀行5行合計は約560兆円、比率では約53.7%。
さらに、同年度の3メガバンクグループ(みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)の合計総資産は約515兆円で、都市銀行の90%以上を占めており、日本の全銀行合計の約半分を3メガバンクグループが占める寡占構造となっています。

金融危機により大幅減収、2009年度には黒字化するも本業の貸出金利息が伸び悩み

都市銀行5行(みずほ統合前は6行)の経常収益の動向は、2004年度から2007年度にかけて増収が続き、ピークの2007年度には11.5兆円に達しました。
しかし、2008年のリーマンショック(金融危機)後は資金需要の減退やマーケットの停滞の影響を受け、経常収益はほぼ横ばいでの推移が続いている。貸出金利息については、国内資金需要の減退を海外融資でカバーし現況を維持しているのが実態であり、経常収益合計に占める貸出利息の割合は緩やかに低下を続けています。

日本の3メガバンクは国内だけでなく世界でも有数の影響力を持つ

バブル崩壊後の業界再編成で三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほFGの3メガバンクグループ傘下の3銀行と、りそなHD傘下の2銀行(りそな銀行・埼玉りそな)で構成。
中でも前者の3メガバンクグループは、傘下に信託銀行(三井住友FGを除く)や証券会社を擁し、さらにそれぞれ親密な生命保険会社や損害保険会社があるなど、総合金融グループとして日本の金融の重要な機能を果たしています。

世界的にみてもこの3メガバンクグループの影響力は大きく、世界の金融機関を監督する金融安定理事会は、「世界的にシステム上重要な銀行」 29銀行の中にこの3グループを選定している程です。

国内のグループ力強化と海外拡大、役務取引拡大を主要戦略とし、再編も進行

今後、日本の銀行は人口・労働人口の縮小が予測される中、経常的な事業成長を考えると、各行海外に目を向けている状態です。
特に三菱UFJフィナンシャルグループは、モルガン・スタンレー証券の共同出資者となるなど、M&Aを主軸に、サービスの多様化・事業規模の拡大を進めています。

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