総合商社

業界DATA 2019年

業界規模 伸び率 収益性 平均年収 平均年齢 アナリスト予測
56兆7,450億700万 + 44% + 5.6% 1,400.6万円 42.1歳

業界レポート

総合商社とは、特定の分野に限らず幅広い商材を扱う商社を指しています。総合商社が取り扱う商品は実に3万種類を超えるほど豊富だと言われており、ガスや金属といった資源はもちろん自動車をはじめとする機械類やアパレルなど、ジャンルを問わず多岐にわたるのが特徴です。だからこそ、総合商社を言い表す「カップラーメンからロケットまで」というフレーズが多用されているのでしょう。

総合商社は海外でも「Sogo shosha」と呼ばれるほど日本独自の形態とされていますが、国内で総合商社と呼ばれている企業はそう多くはありません。基本的に7社に対してのみ用いられているのが実情で、一般的には「三菱商事」「伊藤忠商事」「丸紅」「三井物産」「住友商事」の5社を五大商社、さらに「豊田通商」と「双日」を加えた7社を七大商社と呼び分けています。

総合商社のプレーヤー

  企業名 売上高 シェア
1 三菱商事(株) 16兆1,038億円
28.4%
2 伊藤忠商事(株) 11兆6,005億円
20.4%
3 丸紅(株) 7兆4,013億円
13%
4 三井物産(株) 6兆9,575億円
12.3%
5 豊田通商(株) 6兆7,627億円
11.9%
6 住友商事(株) 5兆3,392億円
9.4%
7 双日(株) 1兆8,562億円
3.3%
8 兼松(株) 7,238億円
1.3%
※シェアとは総合商社全体に対する各企業の売上高が占める割合です。シェアを比較することで総合商社における各企業の売上高の占有率を知ることができます。