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転職活動で履歴書を送ったのに合否が来ない!連絡が長引く理由は?

転職活動で履歴書を送ったのに合否が来ない!連絡が長引く理由は?

転職者を受け入れる企業では、履歴書や職務経歴書などの応募書類を送ってもらい、先に書類選考をするところが多くあります。しかし書類を送ってから合否の連絡がなかなか来ないと、不安になってしまいますよね。

 

この記事では、転職活動で書類選考がある場合の合否連絡が来る期間の目安や、連絡が長引く理由、そして合否を知りたい場合の問い合わせ方法までご紹介します。

 

1.書類選考後の合否連絡は1週間が目安

 

書類を送ってから合否の連絡までにかかる日数は、一般的には1週間前後が多いです。しかしこれは目安であるため、早ければ4〜5日で連絡が来る場合もあれば、遅い場合には1カ月以上かかることもあります。

 

書類選考後の合否連絡の目安については、募集要項に「10日以内に連絡」などと記載されているケースも多いため、あらかじめ確認しておきましょう。なお記載されている日数については営業日時で数え、7日とされている場合には土日を含めず考えるのが基本です。

 

2.合否の連絡が来ない理由

 

書類を提出したにもかかわらず合否の連絡が来ない場合には、以下のような理由が考えられます。

 

①応募数が多かった

募集人数が数名だったとしても、想定外に応募人数が多く、選考に時間がかかってしまうケースがあります。とくに人気職種の場合には、応募が集中してしまう場合もあるでしょう。

 

②担当者が多忙や不在

採用担当者といっても、毎日書類選考だけをしているわけではなく、ほかの業務を兼任していることがよくあります。繁忙期で忙しく、じっくりと人選をする時間がとれない場合もあるでしょう。

 

またゴールデンウィークやお盆、年末年始と重なっているような場合には、順番で休暇を取るなどして担当者が不在になることも。あるいは採用の可否について複数人数で相談したいけれども、なかなか全員揃わないといったケースも考えられます。

 

③複数の部署や担当者で書類選考を行っている

企業によっては、中途採用をするときには、人事だけではなく配属予定の部署と相談して決めることもよくあります。その場合にはいったん人事から手が離れ、そちらの部署で採用の可否を検討する時間が必要になるため、通常よりも長い時間がかかることが考えられるでしょう。

 

④書類選考通過者だけに連絡している

書類選考に合格した応募者だけに、合格や面接の連絡をしているケースもよくあります。そういった場合には、募集要項に「書類選考通過者のみに連絡します」などと記載されていることが多いため、確認してみましょう。

 

3.合否を知りたい場合の対処法

 

募集要項に記載されている日数が過ぎた、あるいは2週間以上過ぎても応募した企業から連絡がない場合には、直接問い合わせをしてみましょう。

 

企業に連絡を取るときには、電話もしくはメールを利用しますが、まずはメールで問い合わせることをおすすめします。問い合わせをすること自体が選考に影響するとは考えられませんが、問い合わせたときの話し方によっては、採用担当者の気分を害してしまう可能性があるためです。

 

まずはメールで簡潔に問い合わせをし、2〜3日待っても返事が来ないようであれば、電話で問い合わせてみるとよいでしょう。

 

書類選考の合否についての問い合わせメール例文
〇〇株式会社
採用担当者様

お世話になっております。
〇月〇日に、貴社の△△職の求人に応募させていただきました〇〇〇〇(氏名)と申します。

この度、選考結果をお伺いできないかと思いご連絡いたします。

選考結果につきましては、〇日ほどでご連絡いただけるとお伺いしておりましたが、その後状況はいかがでしょうか。

ご連絡頂ける時期のおおよその目安で結構ですので、お知らせいただけましたら幸いです。

お忙しい中大変恐れ入りますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
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〇〇〇〇(氏名)
〒xxx-xxxx
〇〇県〇〇市〇〇X-X-X
TEL:x9x-xxxx-xxxx
e-mail: xxxx@xxxxx.ne.jp

4.まとめ


履歴書などの応募書類を送ってから、選考の合否結果の連絡が来るまでは不安で仕方ないものです。しかし選考に時間がかかっているのは、企業側にもなにか理由があるのかもしれません。


焦ってあまり早く連絡すると、よい印象を持たれない可能性もあるため、ほかの企業への応募や面接をこなしつつ、基本的には連絡が来るまでじっくり待つようにしましょう。

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面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。12歳と10歳の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も財閥系企業に転職しました。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく、人事/採用の担当としての本音をお届けします。

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