企業研究
三井住友銀行の年収は1000万円を超える?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

 

「3大メガバンク」の一角で、収益性は3大メガバンク中トップです。

「三菱UFJ銀行」「みずほ銀行」とともに「3大メガバンク」と呼ばれ、巨大な収益規模や資産を有しています。

三井銀行と太陽神戸銀行が合併したさくら銀行を、住友銀行が2001年に合併しました。三井住友フィナンシャルグループの中核を担っています。経費率が低く、中小企業向け融資に強みがあります。近年は富裕層向け資産運用ビジネスや東南アジアでの商業銀行業務拡大に注力しています。

今回はメガバンクの中でも業界トップの「三井住友銀行」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.三井住友銀行の平均年収は842万円

 

三井住友銀行の平均年収は842万円

 

2021年の三井住友銀行の年収の平均は、842万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は28,104人、平均年齢38歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,300万円程度と予測されます。

 

 (1) 三井住友銀行の平均年収 推移(2010年から)

 

三井住友銀行の平均年収 推移(2010年から)

三井住友銀行の平均年収 推移(2010年から)

 

平均年収三井住友銀行メガバンクの平均上場企業平均
2010年734万円760万円 
2011年749万円738万円563万円
2012年793万円732万円570万円
2013年799万円733万円571万円
2014年832万円745万円577万円
2015年844万円751万円588万円
2016年830万円741万円594万円
2017年815万円734万円598万円
2018年811万円734万円605万円
2019年820万円738万円612万円
2020年829万円745万円614万円
2021年842万円749万円603万円

 

今回は、メガバンクの一角である三井住友銀行の年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。
三井住友銀行では2010年から2021年の12年間で平均年収が109万円(115%)上昇しています。
メガバンクの12年間の上昇平均は-11万円(99%)とほぼ横ばいなので、業界の中でも賃金が上昇していることがわかります。また上場企業の平均では11年間で40万円(107%)です。

安定しているイメージの強い銀行業界ですが、新型コロナウィルスによる影響は少なくはありません。大手銀行5グループの2021年3月期の決算では三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャル・グループは増益となりましたが三井住友フィナンシャル・グループなど3グループは2桁の減益となりました。というのも、コロナ禍による企業の資金需要は強く貸出金は増加しているのですが、融資の焦げ付きに備えた引当金の増加や海外市場部門の不振が減益の原因となっているためです。
もともと少子高齢化や長引く超低金利の影響で経営が厳しい状態でしたが、ここに新型コロナウィルスが追い打ちをかけることになりました。
そこで、預貸金業務中心の収益システムから新たなビジネスモデルを立ち上げようと各銀行とも取り組みをはじめました。 
業務の効率化を図るために、三井住友銀行は900枚の紙幣を一度で扱えるATMを導入し窓口で現金の受け渡しを行わない店舗、みずほ銀行は窓口カウンターがなく顧客がタブレット端末で手続きをする店舗をそれぞれ開設しました。
若い世代向けとしては、IT企業と連携しスマートフォン上で様々な金融サービスが受けられるシステムの開発も各銀行で進められています。
また、SDGsやESGへの意識が高まっているため、これからはSDGsやESG融資も加速していくと思われます。

 

 (2) 三井住友銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

 

三井住友銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

三井住友銀行の生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金三井住友銀行上場企業の平均上場平均との差額
2010年2億8484万円- 
2011年2億9070万円2億2450万円6620万円
2012年3億0778万円2億2729万円8049万円
2013年3億1265万円2億2939万円8326万円
2014年3億2544万円2億3185万円9359万円
2015年3億3010万円2億3631万円9378万円
2016年3億2478万円2億3897万円8580万円
2017年3億1879万円2億4046万円7833万円
2018年3億1711万円2億4320万円7391万円
2019年3億2094万円2億4610万円7485万円
2020年3億2172万円2億4481万円7692万円
2021年3億2700万円2億3421万円9280万円

 

三井住友銀行に新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
3億2,700万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年時点で9,280万円。
おおよそ日本の平均の1.40倍、メガバンクの平均値の1.12倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において1億円近くもの収入差が出てしまうのです。

 

 (3) 三井住友銀行の平均年収を業界と比較

 

三井住友銀行の平均年収を業界と比較

三井住友銀行の平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー平均年収生涯賃金
三井住友銀行842万円3億2700万円
あおぞら銀行809万円3億1407万円
新生銀行788万円3億0611万円
三菱UFJ銀行773万円3億0017万円
みずほ銀行729万円2億8317万円
セブン銀行713万円2億7680万円
ゆうちょ銀行675万円2億6193万円
りそな銀行662万円2億5708万円
上場平均603万円2億3421万円

 

今回は、メガバンク8社(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、新生銀行、あおぞら銀行、セブン銀行)の平均と、三井住友銀行の年収推移を比較しました。

結論、三井住友銀行は業界平均の1.12倍、上場企業の平均年収と比べると1.4倍の収入を得る事ができています。また2010年より三井住友銀行内でも平均年収が109万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。

 

 (4) 三井住友銀行の年収カースト

 

三井住友銀行の年収カースト

三井住友銀行の年収カースト

 

三井住友銀行の年収は842万円なので、カーストは“勘違い富裕層”。あと少しで上流階級に手が届きます。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収800万円台の企業は112社で全体の6.08%でした。

上場企業の平均年収は603万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

 

2.三井住友銀行の給与制度/年収推移

 

三井住友銀行の給与制度・年収推移

 

2021年の三井住友銀行の年収の平均は、842万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は28,104人、平均年齢38歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,300万円程度と予測されます。

 

 (1) 三井住友銀行の勤務状況の推移

 

三井住友銀行の勤務状況の推移

三井住友銀行の勤務状況の推移

 

勤務状況平均年齢平均勤続年数
2010年33.9歳10.6年
2011年34.4歳11.0年
2012年35.7歳12.5年
2013年36.1歳12.9年
2014年36.0歳12.9年
2015年36.5歳13.4年
2016年36.5歳13.4年
2017年36.3歳13.1年
2018年36.4歳13.1年
2019年36.8歳13.6年
2020年37.4歳14.0年
2021年38.0歳14.7年

 

三井住友銀行の平均年齢、平均勤続年数は12年で少しずつ伸びています。

これは定年退職以外の退職が減少しているということです。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

三井住友銀行の中途採用人数や入社3年後の離職率は公表されていませんが、上記データを見る限り安定して働ける企業といえます。

 

 (2) 三井住友銀行の年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

三井住友銀行の年齢別の年収推移

三井住友銀行の年齢別の年収推移

 

年齢三井住友銀行の推定年収上場企業の平均年収
25歳444万円406万円
30歳602万円509万円
35歳761万円572万円
40歳919万円621万円
45歳998万円647万円
50歳1,078万円739万円
55歳1,157万円808万円
60歳1,044万円730万円

 

三井住友銀行の給与制度は、初任給が大卒で205,000円ですので、初年度は300~350万円ですが
40代後半に年収1000万円を超え、最大年収を迎える50代の年収は1,050~1,270万円になります。

基本給は入社2年目で大きく上がります。そこからは緩やかな上昇となるようです。

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳    +38万円
30歳    +93万円
35歳     +189万円
40歳     +298万円
45歳     +351万円
50歳     +339万円
55歳     +349万円
60歳     +314万円

となり、上場企業の平均よりも高い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) 三井住友銀行の役職別の年収推移

 

役職年齢推定年収
役職なし23歳〜27歳380万円~800万円
主任28歳〜780万円〜930万円
係長32歳〜890万円〜1,150万円
課長37歳〜1,170万円〜1,360万円
部長45歳〜1,380万円〜2,000万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

年功序列の部分も残ってはいますが、近年は実力評価の割合が高くなってきているようです。
結果を出せば正当に評価をされ昇格できる、というコメントも多くありました。
評価制度は貢献評価と実力評価の2つの軸からなっていて、 これらを、上司・部長・人事部の順で評価して評価が決まります。
総合職の昇格はシビアで、実力がなければいつまでたっても役職がつかず平社員の人もいるようです。

(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) 三井住友銀行の口コミ情報

 

20代男性

20代男性
給与制度: 1年目は基本給20.5万円だが、2年目に26.5万円と大幅に増加する。その後は3年目は27.5、4年目は31.5、5年目は35.5と安定したペースで増加する。
評価制度: 年に一回自分の年間の業務に関する振り返りを上司に提出し、次長、部長、人事部より評点が下される。評価基準が明確でないため、特に他の部署の行員と比べてどう評価されているのかがわかりにくい。

月給残業賞与年収
26万円7万円80万円480万円
20代女性

20代女性
給与制度: 元々総合職で入行していれば、かなり良い。旧一般職も、一般職と考えれば十分であるが、総合職と呼称が変わり、求められることも大幅に増えたが、お給料はあがらない。
評価制度: 形式的な上司からのフィードバックはあるが、結局のところ不明瞭。先輩からは年功序列で、ある程度の年齢になると頭打ちになると聞いている。

月給残業賞与年収
28万円3万円100万円500万円
30代男性

30代男性
給与制度: 基本給はまず入社2年目で大きく上昇する。その後は6年目、10年目の昇格時期までは緩やかな上昇をし、昇格時には大きく上昇となる。 ただ近年は昇格時期が8年目だけになりそれまでは緩やかな上昇となり、昇格のタイミングでもさほど高く上がらなくなっていると言われている。
評価制度: 評価制度は二種類ある。貢献評価と実力評価。 貢献評価は年度内の成果に応じで上司、人事が決定し、賞与に大きく反映されているもの。実力評価は一年目からの上司、人事からの評価の積み上げになり、配置、異動、給料、昇格などを考慮する際に利用される。評価マークで示され、S以上であればそれなりに優秀と判断されており、ポスト、昇格が同期の中でも早い方である。

月給残業賞与年収
50万円23万円290万円1,200万円
40代男性

40代男性
評価制度: 一定までは定期昇給だが、一定以上は実力主義。どういうキャリアや場所を経験するかでも大きく違う。

月給残業賞与年収
80万円5万円380万円1,500万円
(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 (5) 三井住友銀行の福利厚生/待遇

 

三井住友銀行の福利厚生・待遇

 

三井住友銀行の福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際に三井住友銀行での勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当各種手当あり
休日・休暇休日: 日曜日、土曜日、国民の祝日 等
休暇: 半日休暇制度、連続休暇、スポット休暇、ミニ連続休暇、勤続休暇、健康休暇 等
保険雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険 等
福利厚生・諸制度・独身寮、社宅あり
・育児休業制度、介護休業制度、退職者再雇用制度等、各種制度あり

 

20代女性
福利厚生: 退職金有り、住宅補助も有り。 一般職ではなく、総合職として入行すれば享受できる福利厚生も多いと思う。 一般職に関しては、当たり前なのかもしれないが住宅補助も受けられないし、1人暮らしもほぼ禁止されている。会社に黙って1人暮らしをしている方もいるが、1人暮らしをできるほどの総合職のような昇給も見込めないため、主に実家通いか結婚するパターンが多いように思う。
オフィス環境: 支店の設備による。 食堂がある部店もあればない部店も有り。 またメニューを何種類か選べる部店もある。 食堂のない部店に関しては月9000円の補助が出る。

20代男性
福利厚生: 充実している。住宅補助に関しては9割ほど負担されるが、これは地方配属の場合のみなので注意が必要。都心などの配属の場合、寮に強制的に入れられるらしく出ることもできないので留意する必要がある。なお女子寮はきれいとの噂がある。
オフィス環境: 全国に支店があるため、それぞれの支店によって大きく異なる可能性がある。自分の支店は非常に殺伐としており、全員が結果に焦っているような雰囲気だった。皆休み時間も10分程度しか取らず、新入社員としてはとても窮屈な環境だった。社員の顔からも疲弊の色は隠せない感じはした。

30代男性
福利厚生: 退職金制度は充実。住宅補助は類を見ないほど手厚い。入社当初は独身寮も完備しており、かなり安価で済むことができる。財形貯蓄、社員持株会の制度も整っているうえ、産休・育休の取得はもちろんのこと、両立するためのベビーシッター補助や提携保育園なども充実。年次有給休暇の消化率も8割とかなり高位で、休む日程を考慮するのに困るほど。
オフィス環境: 人事部のオフィスは大手町駅直結で皇居の近くとかなり好立地。執務スペースも十分に確保されている。

40代女性
福利厚生: 退職金あり、寮も総合職のみあり(ただし、30歳くらいまでしか入れない)寮を出たら住宅補助あり(扶養者のみ支給)財形、持株などもすべてある。
オフィス環境: 食堂の他にセブンイレブン、会社が運営するカフェも入っている。食道は充実しておりどんなに食べても400円程度。 メニューは、A定食B定食の他にラーメン、カレー、丼もの、スペシャル(外部のメニューとのコラボ)ヘルシーの7種類から選べる。 一部のフロアではオープンアドレスが仕様されており、執務室内にはミニコンビニがあり、丸テーブルやミーティングブースなど、様々な仕様にカスタマイズされている。

40代男性
福利厚生: 福利厚生でいくと、寮の家賃が安いので支出の面で助かっている。食堂も設置されており、事前に喫食の申請をしなければならないが、自分の予定に合わせて喫食する日を選べ、400円ほどで夕食も食べることができるのですごくありがたい。 寮によって、風呂トイレがセパレートの寮とユニットバスのところがあり、それは選ぶことができないため運次第。 また、門限が決められており普段は0時が門限となっている。次の日が休みであれば外泊も可能なので、例としては金土の夜は外泊可能で、日曜は外泊ができないようになっている。
(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

3.三井住友銀行に新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

4.三井住友銀行の過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

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