年収調査

アサヒビールの年収は1000万円を超える?新卒/転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

アサヒビールの年収は1000万円を超える?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

ビール類国内シェア首位級の総合酒類・飲料メーカーです。

ビール類をはじめ、洋酒、焼酎、ワイン、RTDなどを製造・販売しています。「アサヒスーパードライ」が主力ですが、ノンアルコールや新ジャンルも手掛けています。海外のM&Aに積極的で、豪州の酒類事業などを含めアジアやオセアニアに進出しました。欧州のビール事業も買収して海外で新たな収益基盤づくりを目指しています。

今回は酒類業界の中でも業界上位に位置する「アサヒビール」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

 

 

1.アサヒビールの平均年収は1,230万円

 

アサヒビールの平均年収は1,230万円

 

2022年のアサヒビールの年収の平均は、1,230万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は164人、平均年齢41.3歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,400万円程度と予測されます。

 

 

 

 (1) アサヒビールの平均年収 推移(2010年から)

 

アサヒビールの平均年収 推移(2010年から)

 

平均年収 アサヒビール 業界平均 上場企業平均
2010年 880万円 823万円  
2011年 1,014万円 861万円 563万円
2012年 997万円 858万円 571万円
2013年 1,017万円 884万円 576万円
2014年 1,009万円 858万円 586万円
2015年 1,025万円 871万円 590万円
2016年 996万円 823万円 593万円
2017年 1,001万円 859万円 599万円
2018年 1,094万円 906万円 606万円
2019年 1,250万円 865万円 606万円
2020年 1,325万円 902万円 595万円
2021年 1,115万円 858万円 605万円
2022年 1,230万円 888万円 620万円

 

今回は、アサヒビールの年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2022年まで。
アサヒビールでは2010年から2022年の13年間で平均年収が350万円(140%)上昇しています。
酒類業界の13年間の上昇平均は65万円(108%)なので、業界の中でも賃金が上昇していることがわかります。また上場企業の平均では12年間で58万円増(110%)です。


国税庁によると、2020年度までの酒類生産数量は1999年度をピークに減り続けています。また、成人1人当たりの酒類消費数量も、1992年度をピークに減り続けています。2020年度の品目別酒類製成数量、販売数量ともにリキュール、ビールが多く、次にスピリッツ、発泡酒、単式蒸留焼酎、清酒と続いています。ビール系では大手4社(アサヒグループホールディングス、キリンホールディングス、サントリーホールディングス、サッポロホールディングス)が市場のほぼ99%を占めています。

2021年は新型コロナウィルスによる緊急事態宣言によって酒類販売が制限されたため、販売数量は落ち込みましたが、2022年にはビール大手4社のビール系飲料の国内販売数量は18年ぶりに前年を上回りました。また、外食需要も回復し、飲食店向けなど業務用は前年比4割増えました。ただ、長期的には市場の縮小傾向は変わらず、2023年は酒税改正の影響も出ると予想されるためビール系飲料全体の販売数量が最大で3~4%減少する見通しとなっています。

 

 

 

 (2) アサヒビールの生涯賃金 推移(2010年から)

 

アサヒビールの生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金 アサヒビール 上場企業の平均 上場平均との差額
2010年 3億4150万円 -  
2011年 3億9371万円 2億1856万円 1億7516万円
2012年 3億9004万円 2億2174万円 1億6830万円
2013年 3億9788万円 2億2361万円 1億7427万円
2014年 3億9461万円 2億2737万円 1億6724万円
2015年 4億0118万円 2億2908万円 1億7210万円
2016年 3億8974万円 2億3032万円 1億5942万円
2017年 3億9173万円 2億3261万円 1億5911万円
2018年 4億2793万円 2億3518万円 1億9275万円
2019年 4億8550万円 2億3510万円 2億5040万円
2020年 5億1452万円 2億3118万円 2億8334万円
2021年 4億3279万円 2億3506万円 1億9773万円
2022年 4億7748万円 2億4088万円 2億3660万円

 

アサヒビールに新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
4億7,748万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2022年時点で2億3,660万円。
おおよそ日本の平均の1.98倍、酒類業界の平均値の1.38倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において2億円以上もの収入差が出てしまうのです。

 

 

 

 (3) アサヒビールの平均年収を業界と比較

 

アサヒビールの平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー 平均年収 生涯賃金
アサヒビール 1,230万円 4億3279万円
キリンホールディングス 943万円 3億6600万円
サッポロビール 867万円 3億3679万円
宝ホールディングス 733万円 2億8445万円
オエノンホールディングス 668万円 2億5944万円
上場平均 620万円 2億4088万円

 

今回は、酒類業界5社(アサヒビール、キリンホールディングス、サッポロビール、宝ホールディングス、オエノンホールディングス)の平均と、アサヒビールの年収推移を比較しました。

結論、アサヒビールは業界平均の1.38倍、上場企業の平均年収と比べると1.98倍の収入を得る事ができています。また、アサヒビール内でも平均年収が2010年より350万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。

 

 

 

 (4) アサヒビールの年収カースト

 

アサヒビールの年収カースト

 

アサヒビールの年収は1,230万円なので、カーストは“プチ富裕層”。年収カーストのトップに位置します。

東京商工リサーチが日本の上場企業3235社を調査した所、平均年収1,000万円以上の企業はたった66社で全体の2.0%でした。

上場企業の平均年収は620万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で2番目に多い割合となっています。

 

 

 

2.アサヒビールの給与制度/年収推移

 

アサヒビールの給与制度/年収推移

 

2022年のアサヒビールの年収の平均は、1,230万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は164人、平均年齢41.3歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定900~1,400万円程度と予測されます。

 

 

 

 (1) アサヒビールの勤務状況の推移

 

アサヒビールの勤務状況の推移

 

  平均年齢 平均勤続年数
2010年 40.9歳 15.2年
2011年 41.3歳 13.2年
2012年 41.4歳 13.5年
2013年 42.0歳 11.6年
2014年 42.6歳 10.4年
2015年 42.9歳 10.4年
2016年 42.2歳 13.7年
2017年 42.9歳 13.1年
2018年 43.3歳 13.5年
2019年 45.7歳 17.0年
2020年 46.2歳 17.0年
2021年 46.2歳 17.0年
2022年 41.3歳 11.9年

 

アサヒビールの平均年齢、平均勤続年数は昨年を除き少しずつ伸びています。

これは定年退職以外の退職が減少しているということです。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

上記データを見る限り安定して働ける企業といえます。

 

 

 

 (2) アサヒビールの年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

アサヒビールの年齢別の年収推移

 

年齢 アサヒビールの推定年収 上場企業の平均年収
25歳 648万円 327万円
30歳 879万円 444万円
35歳 1,111万円 560万円
40歳 1,342万円 677万円
45歳 1,458万円 735万円
50歳 1,573万円 794万円
55歳 1,689万円 852万円
60歳 1,525万円 769万円

 

アサヒビールの給与制度は、初任給が大卒で232,000円、大学院卒で247,000円ですので、初年度は300~350万円ですが
30代後半に年収1000万円を超え、最大年収を迎える50代の年収は1,500~1,730万円になります。

 

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳    +321万円
30歳    +435万円
35歳    +551万円
40歳    +665万円
45歳    +723万円
50歳    +779万円
55歳    +837万円
60歳    +756万円

となり、上場企業の平均よりもかなり高い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 

 

 (3) アサヒビールの役職別の年収推移

 

役職

年齢

推定年収

役職なし

23歳〜27歳

380万円~700万円

主任

28歳〜

700万円〜1,000万円

係長

32歳〜

900万円〜1,150万円

課長

37歳〜

1,050万円〜1,350万円

部長

45歳〜

1,200万円〜1,600万円

(編集部独自に取得しているデータとアサヒビールの平均年収を掛け合わせて算出)

 

年功序列で、一般社員の間は同期の差はつきにくく、安定して定期昇給するようです。
残業代は残業した分だけ出ますが、賞与は業績連動型なのでここ数年減少傾向にあるようです。

評価は定性評価と定量評価の2つを点数化し、その点数が次のステージの基準に達するとステージアップとなるようです。しかし、新卒入社して約5年前後は基本横並びで努力してもなかなか昇格は難しく、また、本社勤務か事業所勤務かで昇格のスピードが異なってくるようです。
評価の方法については妥当だというコメントが多く見られました。

(openwork、en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 

 (4) アサヒビールの口コミ情報

 

 

20代男性

20代男性
20代男性

給与制度: 毎月の給与プラス年2回の賞与。賞与は前年の評価に応じて、変動あり。手当としては、外勤手当や、接待手当、宿泊手当等がある。

評価制度: 定量面、定性面を点数化し、その点数が次のステージの基準に達するとステージアップとなる。しかしながら、基本的には年功序列で、新卒入社して約5年前後は基本横並びで努力しても限界がある。

月給 残業 賞与 年収
24万円 13万円 120万円 570万円

 

 

20代男性

20代男性2
20代男性2

給与制度: 手当も厚く昇給ペースも早い。賞与も十分もらえる。

評価制度: ほぼ横並びで30代から差がつくようだ。本社に早い段階で行けるかどうかが鍵。

月給 残業 賞与 年収
30万円 10万円 180万円 700万円

 

 

30代女性

30代女性
30代女性

給与制度: 能力給と習熟給に分けて管理されている。

評価制度: 年1回の評価。

月給 残業 賞与 年収
40万円 5万円 200万円 750万円

 

 

20代男性

20代男性
20代男性

給与制度: 賞与の割合が高い印象。 基本給は良くも悪くも一般的。 しかしながら福利厚生が充実しており家賃補助は70%会社負担。その他に福利厚生(ベネフィットワン)のポイントが年間9万円分付与。

評価制度: 35歳くらいまでは他の同期と差があまり出ない印象。本社勤務か事業所勤務で昇格のスピードが異なる印象。(本社の方が早い) 評価については行動面もしっかりと評価はしてくれるが劇的に待遇が良くなることはない。

月給 残業 賞与 年収
30万円 5万円 180万円 600万円

(openwork、en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 

 (5) アサヒビールの福利厚生/待遇

 

アサヒビールの福利厚生/待遇

 

アサヒビールの福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際にアサヒビールでの勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2023年 新卒採用の募集要項

手当

家族手当・通勤手当 等

休日・休暇

完全週休2日制(土、日曜日)有給休暇:14~20日
休暇制度:慶弔休暇、リフレッシュ休暇
備考:年間123日(2021年実績)
リフレッシュ休暇、メモリアル休暇、アサヒナイスライフ休暇(ボランティア休暇)等

保険

社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))

福利厚生・諸制度

社宅・寮制度、カフェテリアプラン、子育て支援(産前産後休暇、育児休業制度、育児就業時間配慮、子育て休暇制度)
全国に契約保養施設・レジャー施設多数、財形貯蓄、諸貸付金、持株会、レクレーション補助、共済制度、キャリア形成支援、研修制度

 

 

20代女性

20代女性
20代女性

福利厚生: 基本的な福利厚生は整っており、大変満足しています。住宅手当は手厚く、自由に使えるお金が増えます。

オフィス環境: 支店や事務所によりますが私の所属している場所は概ね綺麗で、不満はありません。

 

 

20代男性

20代男性
20代男性

福利厚生: 住宅補助は7割ほどあり、福利厚生は文句なしの良さです。その他にもさまざまな福利厚生があり充実しています。

 

 

30代男性

30代男性
30代男性

福利厚生: 住宅補助や寮に関しては契約社員には割り当てがない。通勤手当は公共交通機関利用分の手配はされるが、基本は車移動のため、ほとんど発生しない。退職金は3年以降出る。2~40万。

オフィス環境: 各県の主要駅近くにオフィスがあり、会議室スペースは充実している。しかし基本外営業のため、契約社員は利用頻度は少ない。

 

 

20代女性

20代女性2
20代女性2

福利厚生: 通勤手当はもちろんあります。 契約社員なので住宅補助、退職金はありませんでした。そのほかの福利厚生は正社員と変わりません。

オフィス環境: カフェテリアはとても広くておしゃれな空間です。休憩のときは仕事のことを忘れたいのでオンオフ切り替えができます。特に女性社員は喜んでいました。

 

 

40代男性

40代男性
40代男性

福利厚生: 住宅補助あり。会社都合転勤等でほとんど借上社宅に入れる。通勤手当は、交通費実費精算。在宅勤務手当200円/日。退職金制度あり。確定拠出と確定給付あり。

オフィス環境: フリーアドレス。従業員人数の3分の1分しか席が無い。多くが出社すると、会議室等を使わないと、座れない。

(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

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面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。12歳と10歳の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も財閥系企業に転職しました。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく、人事/採用の担当としての本音をお届けします。

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