企業研究
SUBARUの年収は1000万円を超える?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

 

水平対向エンジンや自動ブレーキ「アイサイト」など、独自の技術開発に強い自動車メーカーです。

SUBARUの前身は1917年設立の中島飛行機製作所。わが国最大級の航空機メーカーとして培ってきた高度な技術力を基盤に、時代のニーズを先取りした個性ある製品を提供し、独創的で「こわだり」あるモノづくりを行うメーカーとして発展し続けています。2017年に社名を「SUBARU」に変更し、ブランド名と統一しました。2019年にトヨタからの出資比率引き上げで持ち分法適用会社となり、電機自動車や自動運転技術の共同開発をしています。

今回は自動車業界の中でも「SUBARU」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.SUBARUの平均年収は651万円

 

SUBARUの平均年収は651万円

 

2021年のSUBARUの年収の平均は、651万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は16,478人、平均年齢38.9歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定720~840万円程度と予測されます。

 

 (1) SUBARUの平均年収 推移(2010年から)

 

SUBARUの平均年収 推移(2010年から)

SUBARUの平均年収 推移(2010年から)

 

平均年収SUBARU自動車業界の平均上場企業平均
2010年586万円596万円 
2011年612万円635万円563万円
2012年620万円655万円570万円
2013年620万円655万円571万円
2014年630万円691万円577万円
2015年644万円715万円588万円
2016年657万円724万円594万円
2017年675万円731万円598万円
2018年670万円733万円605万円
2019年652万円741万円612万円
2020年641万円739万円614万円
2021年651万円714万円603万円

 

今回は、自動車業界のSUBARUの年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。
SUBARUでは2010年から2021年の12年間で平均年収が66万円(111%)上昇しています
自動車業界の12年間の上昇平均は118万円(120%)ですので、業界全体の賃金が上昇していることがわかります。また上場企業の平均では11年間で40万円(107%)です。

自動車業界としては新型コロナウイルスの影響により自動車部品の供給が滞り、また世界的な半導体不足に悩まされ、減産を余儀なくされました。自動車への需要は堅調で買いたい人は多いのに、売る新車を十分作れないという状況になっています。
今後各社とも生産回復に向けて動き出しますが、東南アジアでの感染拡大が収まるまでしばらく影響は避けられない状況といえます。
しかし、基幹産業と位置付けられる自動車事業はコロナ禍に伴う経済対策の対象となっています。特に今は、SDGs(持続可能な開発目標)の広がりでカーボンニュートラルの波が押し寄せていて、電気自動車など新エネルギー車は多くの国で消費者の購入の手助けをする仕組みが整っています。
各社は生産活動を再開、継続するために業務のデジタル化や自動化、サプライチェーンの維持や情報セキュリティの高度化などに取り組む準備を進める方向にあるようです。コロナをきっかけにこれからグループ会社や事業の再編などの変革も進むことが予想されます。

 

 (2) SUBARUの生涯賃金 推移(2010年から)

 

SUBARUの生涯賃金 推移(2010年から)

SUBARUの生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金SUBARU上場企業の平均上場平均との差額
2010年2億2742万円- 
2011年2億3762万円2億2450万円1312万円
2012年2億4085万円2億2729万円1356万円
2013年2億4243万円2億2939万円1304万円
2014年2億4653万円2億3185万円1468万円
2015年2億5183万円2億3631万円1551万円
2016年2億5721万円2億3897万円1824万円
2017年2億6401万円2億4046万円2355万円
2018年2億6209万円2億4320万円1889万円
2019年2億5527万円2億4610万円917万円
2020年2億4874万円2億4481万円393万円
2021年2億5289万円2億3421万円1868万円

 

SUBARUに新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
2億5,289万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年時点で1,868万円。
日本の平均の1.08倍、自動車業界の平均値の0.91倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において収入差が出てしまうのです。

 

 (3) SUBARUの平均年収を業界と比較

 

SUBARUの平均年収を業界と比較

SUBARUの平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー平均年収生涯賃金
トヨタ自動車858万円3億3326万円
本田技研工業799万円3億1019万円
スズキ665万円2億5829万円
日産自動車797万円3億0928万円
マツダ629万円2億4415万円
SUBARU651万円2億5289万円
三菱自動車652万円2億5315万円
いすゞ自動車759万円2億9482万円
日野自動車620万円2億4073万円
上場平均603万円2億3421万円

 

今回は、自動車業界9社(トヨタ自動車、本田技研工業、スズキ、日産自動車、マツダ、SUBARU、三菱自動車、いすゞ自動車、日野自動車)の平均と、SUBARUの年収推移を比較しました。

結論、SUBARUは業界平均の0.91倍、上場企業の平均年収と比べると約1.08倍の収入を得る事ができています。また2010年よりSUBARU内でも平均年収が66万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。

 

 (4) SUBARUの年収カースト

 

SUBARUの年収カースト

SUBARUの年収カースト

 

SUBARUの年収は651万円なので、カーストは“一人暮らし貴族”です。

上場企業の平均年収は603万円で同じく”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収600万円台の企業は527社で全体の28.63%でした。

 

2.SUBARUの給与制度/年収推移

 

SUBARUの給与制度・年収推移

 

2021年のSUBARUの年収の平均は、651万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は16,478人、平均年齢38.9歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定720~840万円程度と予測されます。

 

 (1) SUBARUの勤務状況の推移

 

SUBARUの勤務状況の推移

SUBARUの勤務状況の推移

 

勤務状況平均年齢平均勤続年数
2010年38.6歳17.7年
2011年38.7歳17.7年
2012年39.0歳17.7年
2013年38.8歳16.9年
2014年38.7歳16.5年
2015年38.3歳15.9年
2016年38.4歳15.8年
2017年38.3歳15.7年
2018年38.4歳15.7年
2019年38.4歳15.7年
2020年38.4歳15.5年
2021年38.9歳16.0年

 

SUBARUの平均年齢、平均勤続年数は12年で大きな増減をしておらず、一定といえます。

これは定年退職以外の退職が少ない企業の特徴です。
これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

SUBARUもほぼこれに当てはまります。
しかし、2019年にトヨタ自動車の豊田社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言しました。ですので、同業界の他企業もこれまでの年功序列の終身雇用から脱終身雇用へと舵を切る可能性はあるといえます。

 

 (2) SUBARUの年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

SUBARUの年齢別の年収推移

SUBARUの年齢別の年収推移

 

年齢SUBARUの推定年収上場企業の平均年収
25歳343万円406万円
30歳466万円509万円
35歳588万円572万円
40歳711万円621万円
45歳772万円647万円
50歳833万円739万円
55歳895万円808万円
60歳808万円730万円

 

SUBARUの給与制度は、初任給が大卒で月給212,000円ですので、初年度は300-350万円ですが
最大年収を迎える50代の年収は800~960万円になります。

 

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳    ー63万円
30歳      ー43万円
35歳      +16万円
40歳      +90万円
45歳       +125万円
50歳      +94万円
55歳      +87万円
60歳      +78万円

となり、上場企業の平均よりも少し高い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) SUBARUの役職別の年収推移

 

役職年齢推定年収
役職なし23歳〜29歳350万円~570万円
主任30歳〜580万円〜710万円
係長35歳〜700万円〜820万円
課長40歳〜810万円〜1030万円
部長50歳〜1020万円〜1,280万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

基本的には年功序列ですが、近年は実力主義にシフトしようと、グレードによる部分の比率を引き上げているようです。また、係長クラスから昇進試験があります。英語に関してもTOEICの点数が課されますが、それほど高いハードルではないようです。
相対評価の為、昇進年度は高評価であり、昇進後は低評価になります。 低評価といっても、5段階評価で言う1や2は懲罰的評価なので、普通の3がつき昇給する安心設計となっていて、逆に4や5のメリットはほぼなく、管理職前の役職レンジであっても昇給増額幅はほぼ変わらないようです。

(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) SUBARUの平均年収の口コミ情報

 

20代女性

20代女性
給与制度: 住宅手当がなく寮か社宅が基本。 自分が住みたいところに住みたい人には 向いていない。
評価制度: 年功序列、学歴社会。高卒、専門卒はバイトした方が稼げる。

月給残業賞与年収
18万円-50万円358万円
20代男性

20代男性
給与制度: 契約社員はボーナスは無いので平均的な企業と変わらない。正規社員は業績にもよるが中々の額のボーナス有。
評価制度: 完全に年功序列。

月給残業賞与年収
25万円5万円-430万円
20代男性

20代男性
給与制度: 給与水準は自動車業界としては平均値、完成車メーカとしては中の下あたり。
評価制度: 成果を上げていればきちんと評価される印象。特に周りを巻き込んで仕事をする人を高く評価しているように感じる。上が詰まっているので、成果を上げられないとなかなか昇格は難しい場合もある。

月給残業賞与年収
25万円5万円160万円530万円
30代男性

30代男性
給与制度: 4月に今年度目標を上司とたて、年度末に相対評価され、次年度の昇給額や賞与額が確定する仕組み。
評価制度: 職能資格制度を採用。その人の能力に合わせて評価される。

月給残業賞与年収
---700万円
40代男性

40代男性
給与制度: 賞与の依存度が非常に大きい。
評価制度: 上司とのフィードバックがあるものの、ある程度は事前に決まっている感が否めない。

月給残業賞与年収
50万円-450万円1,050万円
(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 (5) SUBARUの福利厚生/待遇

 

SUBARUの福利厚生・待遇

 

SUBARUの福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際にSUBARUでの勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当時間外勤務手当、休日勤務手当、通勤手当、育児支援手当ほか
休日・休暇完全週休2日制(土日)、GW・夏季・年末年始休暇、年間休日121日、年次有給(初年度15日)、特別(慶弔)等あり
保険雇用・労災・健康・厚生年金保険
福利厚生・諸制度研修センター、社宅、単身者寮、住宅預金、住宅支援、社員食堂、退職金、企業年金、育児休業制度、従業員販売、診療所、体育館、プール、生協など

 

 

20代男性
福利厚生: 通勤手当などはあまり期待できない。スバル車を新車で購入する時には従業員割引で一定額が控除される。 社員寮は古い所が多く、トイレ風呂共有の所が大半。
オフィス環境: 年齢層は30〜40代が多い。喫煙している人が多く休憩時間は喫煙所が人でいっぱいになる。冷暖房は完備されている所がほとんどで働きやすい環境になっている。

20代女性
福利厚生: 住宅補助なし。寮はあるが、ボロい所も多い。結婚すれば社宅あり。
オフィス環境: 建物はかなり老朽化が進んでる。食堂があるが事業所によって味に差があり、まずいところもある。

20代男性

福利厚生: 寮が新しく建てられ、快適になった。

オフィス環境: 新しくてきれいなオフィス(工場)と古くてガタガタなオフィス(工場)があり、差が激しい。しかし、建て替えや改装の計画もある。

30代女性
福利厚生:ウェルボックスで自己啓発研修や、映画鑑賞、旅行、テーマパークのチケット代、ネットで購入した本代・・・などが一部または全額もらえる。住宅補助も月1万ちょっとだがウェルボックスで申請したらもらえる。また、社食があり、500円以下で定食(主食・小鉢・漬物・お味噌汁・ご飯)、300円以下でそばやうどん、ラーメンが食べられる。東北復興メニューがあったり、唐揚げウィークのイベントをやったり、飽きないように工夫されたメニューでお昼も助かっている。

30代男性
福利厚生: 確定拠出年金がある。住宅補助は月10000円程でる。未婚者は寮もあり30歳まで安い寮費で住むことができる。財形貯蓄もやってる人は多い。ウェルボックスを利用して安くでホテル等利用できる。
オフィス環境: 製造現場のほうは暑い。部署によっては温度管理されているが、真夏でも長袖、長ズボン、保護具の着用が義務づけられている。

40代男性
福利厚生: 住宅補助というもの自体はなく、カフェテリアポイントを住宅補助に使えるという制度がある。換算しても月1万円ちょっとなので、雀の涙程度。 その他はあまり目立った福利厚生もない。
オフィス環境: 設計部門の建屋は古く、人がぎゅうぎゅうに入っている印象。事務系は建屋が新しいので、現代風のオフィスとなっている。しかし、アドレスフリーなどの仕組みは取り入れられていないので、オフィスは新しいが机のレイアウト等は古い日本企業そのもの。
(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

3.SUBARUに新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

4.SUBARUの過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

 

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