年収500万円台 年収調査

インタースペースの年収は?新卒/転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

インタースペースの年収は?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

 

インターネットサイト向けのアフィリエイト(成果報酬型)広告会社です。

パソコン向けの「アクセストレード」、携帯向けの「アクセストレードモバイル」というブランドを展開しています。広告主ごとにコンサルタントを配し、成果拡大を後押ししています。また、日本最大級ママ向けコミュニティサイト「ママスタジアム」や女性向けトレンドの「4MEEE」のほか、出版社との共同サイトも運営しています。現在は東南アジア5カ国でも事業展開中です。

今回は広告・ネット広告業界の中でも「インタースペース」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

 

1.インタースペースの平均年収は542万円

 

インタースペースの平均年収は542万円

2020年のインタースペースの年収の平均は、542万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は約310名、平均年齢34.2歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定550~750万円程度と予測されます。

 

 

 

 (1) インタースペース年収 推移(2010年から)

 

 インタースペース年収 推移(2010年から)

 

平均年収 インタースペース 業界の平均 上場企業平均
2010年 488万円 616万円  
2011年 500万円 635万円 563万円
2012年 503万円 640万円 570万円
2013年 530万円 659万円 571万円
2014年 504万円 678万円 577万円
2015年 501万円 679万円 588万円
2016年 497万円 676万円 594万円
2017年 511万円 684万円 598万円
2018年 515万円 701万円 605万円
2019年 527万円 712万円 612万円
2020年 542万円 714万円 614万円

 

今回は、広告・ネット広告業界のインタースペースの年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2020年まで。
インタースペースのここ11年間の平均年収を見てみると 少しずつ伸びていて、2010年と比べ平均年収が54万円(111%)の上昇となっています。
広告・ネット広告業界の11年間の上昇平均は98万円(116%)となっており、業界全体の賃金が上昇していることがわかります。また上場企業の平均では11年間で40万円(107%)です。


広告業界全体としては、新型コロナの影響を大きく受けました。店舗や対面での商品やサービスの提供における消費は減少し、広告宣伝費を抑える企業が多くなりました。また、経済活動の制限や各種イベントの中止は広告費にも大きな影響をもたらしました。
しかし、緊急事態宣言が解除され、ウィズコロナ時代へと社会が動き出してからは少しずつ改善してきているようです。
中でも早い回復が見られたのはインターネット広告費です。実店舗での売り上げが期待できない今、多くの企業でデジタル施策の推進が進んでおり、ECモールへの進出や自社ECの展開により顧客の再獲得・新規顧客の開拓へと動き始めています。その為、SNSの活用、およびSNS広告に注目が集まっています。

 

 

 

 (2) インタースペースの生涯賃金 推移(2010年から)

 

 インタースペースの生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金 インタースペース 上場企業の平均 上場平均との差額
2010年 1億8952万円 -  
2011年 1億9414万円 2億2450万円 -3036万円
2012年 1億9538万円 2億2729万円 -3192万円
2013年 2億0717万円 2億2939万円 -2222万円
2014年 1億9719万円 2億3185万円 -3466万円
2015年 1億9609万円 2億3631万円 -4022万円
2016年 1億9449万円 2億3897万円 -4448万円
2017年 2億0008万円 2億4046万円 -4038万円
2018年 2億0145万円 2億4320万円 -4175万円
2019年 2億0627万円 2億4610万円 -3983万円
2020年 2億1060万円 2億4481万円 -3421万円

 

インタースペースに新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
2億1,060万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金と比べると、2020年時点で3,421万円低くなっています。
おおよそ上場企業の平均値の0.88倍、広告・ネット広告業界の平均値の0.76倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において収入差が出てしまうのです。

 

 

 

 (3) インタースペースの平均年収を業界と比較

 

 インタースペースの平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー 平均年収 生涯賃金
電通 1,169万円 4億5380万円
博報堂 1,079万円 4億1887万円
CARTA HOLDINGS 900万円 3億4945万円
サイバーエージェント 734万円 2億8484万円
オプト 702万円 2億7265万円
セプテーニ・ホールディングス 597万円 2億3197万円
アドウェイズ 581万円 2億2559万円
バリューコマース 576万円 2億2349万円
インタースペース 542万円 2億1060万円
GMOアドパートナーズ 523万円 2億0314万円
ファンコミュニケーションズ 452万円 1億7538万円
上場平均 603万円 2億3421万円

 

今回は、広告・ネット広告業界11社(電通、博報堂、CALTA HOLDINGS、サイバーエージェント、オプト、セプテーニ・ホールディングス、アドウェイズ、バリューコマース、インタースペース、GMOアドパートナーズ、ファンコミュニケーションズ)の平均と、インタースペースの年収推移を比較しました。

結論、インタースペースは業界平均の0.76倍、上場企業の平均年収と比べると0.88倍の収入を得る事ができています。またインタースペース内でも平均年収が2010年より54万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。

 

 

 

 (4) インタースペースの年収カースト

 

 インタースペースの年収カースト

 

インタースペースの年収は542万円なので、カーストは“都市部だと貧困”。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収500万円台の企業は523社で、全体の28.41%。全体で2番目に多い割合となっています。

上場企業の平均年収は603万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

 

 

 

2.インタースペースの給与制度/年収推移

 

インタースペースの給与制度/年収推移

 

2020年のインタースペースの年収の平均は、542万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は約310名、平均年齢34.2歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定550~750万円程度と予測されます。

 

 

 

 (1) インタースペースの勤務状況の推移

 

 インタースペースの勤務状況の推移

 

勤務状況 平均年齢 平均勤続年数
2010年 29.5歳 2.7年
2011年 30.2歳 3.0年
2012年 30.3歳 3.0年
2013年 30.8歳 3.3年
2014年 31.0歳 3.5年
2015年 31.2歳 3.3年
2016年 31.7歳 3.6年
2017年 31.8歳 3.8年
2018年 32.5歳 4.1年
2019年 33.2歳 4.5年
2020年 33.6歳 5.1年
2021年 34.2歳 5.9年

 

インタースペースの平均年齢及び平均勤続年数はここ11年で少しずつ伸びてきています。とはいえ、平均勤続年数はまだ一桁台で推移しています。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

それに比べてインタースペースは平均年齢・平均勤続年数共にとても低いことがわかります。平均勤続年数が低いことは、中途採用数が2020年で24人、2019年で33人、2018年で56人と、中途採用数が多いことも一つの要因とは思われますが、離職率が高いことが推測されます。

 

 

 

 (2) インタースペースの年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

 

年齢 インタースペースの推定年収 上場企業の平均年収
25歳 286万円 406万円
30歳 388万円 509万円
35歳 490万円 572万円
40歳 592万円 621万円
45歳 643万円 647万円
50歳 694万円 739万円
55歳 745万円 808万円
60歳 673万円 730万円

 

インタースペースの給与制度は、新卒で250,000円~260,000円(みなし残業代月40時間分含む)
となっています。
最大年収を迎える50代の年収は670~810万円になります。

 

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳     -120万円
30歳     -121万円
35歳       -82万円
40歳       -29万円
45歳         ー4万円
50歳          -45万円
55歳          -63万円
60歳             -57万円

となり、上場企業の平均より少し低い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 

 

 (3) インタースペースの役職別の年収推移

 

役職

年齢

推定年収

役職なし

23歳〜27歳

360万円~480万円

主任

28歳〜

500万円〜570万円

係長

32歳〜

580万円〜680万円

課長

37歳〜

700万円〜840万円

部長

45歳〜

860万円~1,100万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

半年に一度、昇給の機会があります。給与は役職が付くと一気に上がるようです。
基本的には実力主義ですが、何ができれば役職が上がるのか評価基準がとても不明確、というコメントも見られました。
また、昇進昇格は部署によって異なり、実績を上げても赤字部署だと上がらないこともあるようです。

(openwork、en Lighthousに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 

 (4) インタースペースの口コミ情報

 

20代女性

20代女性
20代女性

評価制度: どこを評価しているかは不明ですが、降格されている方もいました。その方は転職し、高い評価を受け昇級していました。会社の評価制度は、ほぼ会社の上層部にいかに気に入られているかが重要です。 評価基準は公正にしているように見える制度や仕組みはありますが、全く実際の成果と昇格が合っていないです。 会社として新卒を大切にするのは分かりますので、中途入社では注意が必要だと思います。

月給 残業 賞与 年収
25万円 20万円 320万円

 

20代男性

20代男性
20代男性

給与制度: 新卒入社だと給料が少ない。 新卒で入るよりは中途採用の方が給料や役職的にはいいかも。 役職が付けば一気に上がるとは聞いてる。 人事には平均よりは高いと言われてるが、あまり実感はない。

評価制度: 年2回の昇給がある。 各自メンターとに面談とマネージャーとの面談の後に役員と給料の相談をする。 給料自体は役員が決めるが、判断材料などはその前の面談で全部出さないと上げにくい。

月給 残業 賞与 年収
19万円 6万円 40万円 350万円

 

30代女性

30代女性
30代女性

給与制度: 結局は上長に気に入られているかどうかが一番の理由になっていると感じます。

評価制度: 新たな評価制度を導入してはいますが、細かい部分はマネージャー・リーダーが評価、最終的には局長の判断と、 局長判断部分の比重が多く影響しているように感じる。

月給 残業 賞与 年収
45万円 5万円 50万円 650万円

 

30代男性

30代男性
30代男性

給与制度: 役職給があります。 給与は売上よりも粗利を上げてる社員が待遇面が良くなっている印象。

評価制度: 以下3点ポイント制で決まります。 社会人技能 カルチャー行動 上長とすり合わせ目標設定 ※MBO形式で上長判断

月給 残業 賞与 年収
500万円

 

30代男性

30代男性2
30代男性2

給与制度: リーダーから役職手当てがつく。 業界的の中だと平均〜平均ちょい上くらい。 総合代理店や、web大手代理店、その他と比べれば落ちる。

評価制度: 定量と定性(スキルと行動)で評価。 ちょこちょこマイナーチェンジする。 評価が大外れしないように作ってそう。 大外れする場合は、恐らく評価者と被評価者の認識ズレ。

月給 残業 賞与 年収
45万円 110万円 650万円

(openwork、en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 

 (5) インタースペースの福利厚生/待遇

 

 インタースペースの福利厚生/待遇

 

インタースペースの福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際にインタースペースでの勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当

通勤手当(実費代支給)

休日・休暇

年間休日平均120日以上
日曜日、土曜日、国民の祝日・休日、夏季休暇(5日間)、年末年始休暇(12/29-1/3)、リフレッシュ休暇など

保険

社会保険(厚生年金・健康保険、労災保険・雇用保険)

福利厚生・諸制度

JTBベネフィットによる福利厚生サービス「JTBえらべる倶楽部」を導入
社員持株会制度
社内無料マッサージ「いんすぺ庵」(勤務時間内に常駐マッサージ師の施術を受けることができます)
表彰制度「IS HEROES」、社内勉強会「Tech Lab」、社内公募制度「ISジョブチャレ」
書籍購入支援、資格取得支援
リモートワークOK(週2日以上の出社、週3日以内のリモートワーク可能)

 

 

40代男性

40代男性
40代男性

福利厚生: マッサージを受けられたり、カフェスペースがあるなど福利厚生は充実していると思う。 退職金制度、家賃補助などがないのは将来長く勤めるには考えさせられる事項。

オフィス環境: 新宿駅からは少し歩くが、都心で働いてる感じがあり個人的には良かった。

 

20代男性

20代男性2
20代男性2

福利厚生: 住宅補助なし。社員持株会はある。

オフィス環境: カフェスペースが綺麗で広いのでそこで仕事してる人も多々いる。集中ブースもあり。

 

30代男性

30代男性2
30代男性2

福利厚生: 持ち株会がある。

オフィス環境: カフェなどがある。JRの駅からちょっと遠いが、雨の日は地下道でいけるため便利ではある。

(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 

3.インタースペースに新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

 

4.インタースペースの過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。12歳と10歳の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も財閥系企業に転職しました。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく、人事/採用の担当としての本音をお届けします。

-年収500万円台, 年収調査
-, , ,