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転職の面接で持っておくべき持ち物をリストアップ

転職の面接で持っておくべき持ち物をリストアップ

面接を成功させるために、指示された持ち物を忘れずに用意するのはもちろんのこと、他には何を持って行くと良いのでしょうか。

 

今回は応募先から言われていなくても、持って行くべき持ち物や、持っておくといいアイテムをまとめました。転職活動の山場ともなる、面接の準備に取り掛かりましょう。

 

1.まずは面接に必要な持ち物をそろえる

 

転職の面接で、特に指示されていなくても必ず用意したい持ち物を紹介します。

面接に必要な持ち物

1

履歴書や職務経歴書など応募書類

2

応募書類のコピー

3

求人内容や会社案内などのメモ

4

手帳

5

筆記用具

 

・応募書類とそのコピー

転職の面接では履歴書や職務経歴書の内容に沿った質問をされることが多いため、何を書いたかきちんと把握していなければいけません。企業に合わせて書く内容を変えている場合、間違えないように特に注意が必要です。コピーを控えておけば、応募書類と矛盾した回答しないように、移動中や面接前に確認できます。

 

・求人内容や会社案内などのメモ

募集要項や企業情報を把握していると、面接で自分が会社の求めている人材であるとアピールしやすくなります。企業情報をまとめたメモを持っておけば、面接前の空き時間に復習できるでしょう。データではなく紙媒体で企業研究を行う方が、要点や質問したいところを書きこめて、面接前も確認しやすいのでおすすめです。

 

・筆記用具と手帳

面接では適性テストや企業が用意したエントリーシートなど、何かを記入する可能性があるため、シャーペンやボールペン、消しゴムを揃えておくと安心です。

 

また次回の面接の日程を決める場合に備えて、予定がわかるものやメモを持っておくようにしましょう。

 

2.落ち着いて面接に臨むための持ち物を用意する

 

持ち物を万全にしておくと、予想外のことが起きても落ち着いて面接に臨めます。転職の面接に行く際に揃えておくといい持ち物を見てみましょう。

 

①.ビジネスマナーとして必要な持ち物

転職ではビジネスマナーを押さえていると、面接官の目に好印象に映ります。マナーの一環として、以下のグッズを用意するといいでしょう。

 

ビジネスマナーとして必要な持ち物

1

腕時計

2

印鑑

3

ハンカチ、ティッシュ

 

面接中や待機中に時間を確認したくなったとき、携帯電話を出すと何か余計なことに気を取られているのではないか、と誤解を与えてしまうかもしれません。面接で携帯電話を出すのはマナー違反と感じる面接官も多いので、腕時計でスマートに時間を確認するようにしましょう。

 

またハンカチやティッシュは身だしなみの基本的な持ち物です。特にハンカチは、ほとんどのビジネスパーソンが持っている必須アイテムといっても過言ではありません。

 

印鑑は、面接で書類記入のために必要なケースがあります。例えば面接の交通費が出る場合、精算のための書類に必要です。交通費の支給があると告知されているのに用意していないと、ビジネスマナーに疎い人物という印象を残してしまう恐れがあるため、面接の持ち物に入れておくようにしましょう。

 

②.万が一のトラブル回避に役立つもの

面接会場に着くまで何が起こるかわかりません。遅刻せずに到着できるよう備えておきたい持ち物はこちらです。

 

トラブルに備えて持っておきたいもの

1

面接会場の連絡先

2

携帯電話

3

周辺地図

4

身分証明書

5

折りたたみ傘

6

お金

 

面接へ遅刻しそうになった時に一番印象が悪くなるのが、連絡をしないことです。電車の遅延や交通渋滞など、早めに出発しても遅刻してしまう場合はあります。その際、連絡できるよう電話番号などメモして持っておくようにしましょう。

 

道に迷ってしまっても、携帯電話や周辺地図があればルートを調べられます。携帯電話の充電切れや電波不良に備えて、紙の地図もあると便利です。事前にルートを調べて、駅の出口や道のりを書き込んでおくようにします。

 

また身分証明書は、セキュリティチェックとして入館時に提示をする可能性があるため、常に携帯しておきたい持ち物です。

 

急な雨に備えて折りたたみ傘も持ち物に入れておくと良いでしょう。折りたたみ傘は、ビニール傘を面接会場に持ち込むよりも見た目が良く、万が一の備えをきちんとしている印象を与えられます。

 

トラブルが発生して、急遽何かを購入しなければいけない、またはタクシーで移動しなければいけないといった場合に備えて、お金もある程度持っておくと安心です。キャッシュレスが進んでいますが、現金しか使えない場面もまだまだあるので交通費用のICカードやクレジットカードに加えて現金も用意しておくことをおすすめします。

 

③.身だしなみを整えるアイテム

面接で大切な第一印象を良くするために、面接前は身だしなみのチェックが必須です。どこでもさっと気になる箇所を直せるように、身だしなみを整えるためのアイテムを備えておきましょう。

 

身だしなみを整えるアイテム

1

手鏡

2

ヘアブラシ

3

ヘアワックス

4

化粧ポーチ

5

靴磨き

6

予備のストッキング

 

3.かばんはA4が入るサイズが鉄則

 

面接のときの持ち物は、A4サイズがすっぽり入る大きさのかばんに入れていくようにしましょう。履歴書や職務経歴書を入れる必要がなくても、面接のときに資料を渡される可能性があります。A4サイズ対応のかばんを用意し、クリアファイルも一緒に入れておくと、配布資料を汚さずに持って帰れます。

 

4.まとめ

 

応募先から持ち物を指定されなくも、履歴書や求人のコピー、筆記用具、手帳など面接で必要なものはきちんと持って行かなければいけません。またビジネスマナーとして必要なアイテムや身だしなみを整えるものなどは、念入りに準備しておくと安心して面接に臨むことができます。

 

余計な心配をせずにリラックスして面接を受けるためにも、持ち物は前日までにきちんと準備しておきましょう。

 

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編集者 渡辺

人材業界の大手転職メディアの企画/編集を15年、そして10年以上新卒・中途採用の面接官を行い、年300人以上の就職者に耳を傾けてきました。特異分野は、各業界や企業の分析、データに基づいた役立つ記事を更新していきます。

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