三菱グループの出資で1970年に設立した総合シンクタンクです。
シンクタンク・コンサルティングサービスとITサービスが2本柱となっていて、官公庁向けや環境・エネルギーなどの大型案件に強みがあります。ITサービスは金融、カード向けをメインに領域拡大を図っています。近年では、官公庁向けで培った知見を生かした官民共創ソリューションや、卸電力取引向けなどストック型ビジネスの開発、収益化に注力し、自治体総合案内などAI活用ビジネスも推進しています。コンサルは理系研究員の比率が高く、大学院修了者も多数在籍しています。
今回はコンサルティング業の中でも「三菱総合研究所」の収入という観点に迫ります。
また、上場している日系コンサルティングファーム9社との比較もしていこうと思います。
有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。
1.三菱総合研究所の平均年収は1,111万円
2021年の三菱総合研究所の年収の平均は、1,111万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は1021人、平均年齢42.5歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定1,050~1,300万円程度と予測されます。
(1) 三菱総合研究所の平均年収 推移(2010年から)
平均年収 | 三菱総合研究所 | 業界平均 | 上場企業平均 | ||||||||||||||||||||||||||||
2010年 | 957万円 | 861万円 | - | ||||||||||||||||||||||||||||
2011年 | 956万円 | 876万円 | 563万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2012年 | 950万円 | 904万円 | 570万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2013年 | 957万円 | 946万円 | 571万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2014年 | 965万円 | 1,116万円 | 577万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2015年 | 982万円 | 1,147万円 | 588万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2016年 | 1,032万円 | 1,115万円 | 594万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2017年 | 976万円 | 1,211万円 | 598万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2018年 | 942万円 | 1,156万円 | 605万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2019年 | 993万円 | 1,200万円 | 612万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2020年 | 1,010万円 | 1,114万円 | 614万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2021年 | 1,111万円 | 1,161万円 | 603万円 |
今回は、コンサルティング業界の三菱総合研究所の年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。
三菱総合研究所では2010年から2021年の12年間で平均年収が155万円(116%)上昇しています。
コンサルティング業界の12年間の上昇平均は300万円(135%)で、業界全体としても賃金が上昇しています。また上場企業の平均では11年間で40万円(107%)です。
《コンサルティング業界の新型コロナウィルスの影響》
業績自体への影響は軽微!
コンサルティング業界全体としては、クライアント企業の投資抑制による案件の中止や新規案件獲得の低調により2020年などは採用が縮小されたりもしていました。しかし、2021年からは一転し、現在では大手コンサルティングファームから中小系ファームまで売り手市場になっています。
というのも、クライアントからコロナショックを受けた見通しの明確化、直近の景気後退を受けた対策など、「危機対応」を主とする案件への依頼が増えたからです。
以前から「景気に関わらず、これから伸び続ける市場が3つある。それは、教育、物流、そしてコンサルティング業界。」と言われています。コンサルティングファームの実力が問われるのはクライアントの課題が変化する景気後退時。まさにコロナ禍の今と言えます。
コロナ以前から、常駐を含め働く場所を選ばず柔軟に対応できる環境は整備されていたため、環境面・業務面でスムーズにリモートワークに移行できました。ただその半面、リモートでの取り組みを前提としたプロジェクトが増えると、日本に所在するコンサルティングファームに依頼する価値は何か、ということが問われることになるでしょう。
(2) 三菱総合研究所の生涯賃金 推移(2010年から)
生涯賃金 | 三菱総合研究所 | 上場企業の平均 | 上場平均との差額 | ||||||||||||||||||||||||||||
2010年 | 3億7151万円 | - | - | ||||||||||||||||||||||||||||
2011年 | 3億7101万円 | 2億2450万円 | 1億4651万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2012年 | 3億6870万円 | 2億2729万円 | 1億4140万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2013年 | 3億7441万円 | 2億2939万円 | 1億4502万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2014年 | 3億7762万円 | 2億3185万円 | 1億4577万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2015年 | 3億8431万円 | 2億3631万円 | 1億4800万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2016年 | 4億0363万円 | 2億3897万円 | 1億6465万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2017年 | 3億8175万円 | 2億4046万円 | 1億4129万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2018年 | 3億6842万円 | 2億4320万円 | 1億2522万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2019年 | 3億8865万円 | 2億4610万円 | 1億4255万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2020年 | 3億9215万円 | 2億4481万円 | 1億4734万円 | ||||||||||||||||||||||||||||
2021年 | 4億3152万円 | 2億3421万円 | 1億9731万円 |
三菱総合研究所に新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
4億3,152万円の収入を得る事ができます。
日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年時点で1億9,731万円。
おおよそ日本の平均の1.84倍、コンサルティング業界の平均値の0.96倍となっています。
日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において2億円近くもの収入差が出てしまうのです。
(3) 三菱総合研究所の平均年収を業界と比較
業界プレイヤー | 平均年収 | 生涯賃金 | |||||||||||||||||||||||||||||
M&Aキャピタルパートナーズ | 2,688万円 | 10億4383万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
日本M&Aセンター | 1,243万円 | 4億8278万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
野村総合研究所 | 1,225万円 | 4億7567万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
シグマクシス | 1,170万円 | 4億5422万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
三菱総合研究所 | 1,111万円 | 4億3152万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
ベイカレント・コンサルティング | 1,102万円 | 4億2774万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
ドリームインキュベータ | 976万円 | 3億7907万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
山田コンサルティンググループ | 804万円 | 3億1204万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
船井総研ホールディングス | 671万円 | 2億6053万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
タナベ経営 | 619万円 | 2億4046万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
上場平均 | 603万円 | 2億3421万円 |
今回は、コンサルティング業10社(M&Aキャピタルパートナーズ、日本M&Aセンター、野村総合研究所、シグマクシス、三菱総合研究所、ベイカレント・コンサルティング、ドリームインキュベータ、山田コンサルティンググループ、船井総研ホールディングス、タナベ経営)の平均と、三菱総合研究所の年収推移を比較しました。
結論、三菱総合研究所は業界平均の0.96倍、上場企業の平均年収と比べると1.84倍の収入を得る事ができています。また2010年より三菱総合研究所内でも平均年収が155万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。
(4) 三菱総合研究所の年収カースト
三菱総合研究所の年収は1,111万円なので、カーストは“プチ富裕層”です。
東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収1000万円以上の企業は27社しかありませんでした。
三菱総合研究所はその一角。上場企業の中でも1.47%しかない上流階級。
その中でも、三菱総合研究所は平均年収1,111万円ですので、日本企業の中でもトップクラスであることがわかります。
三菱総合研究所は、30代半ばで年収1,000万円を超えることが可能なので、金銭的には豊かな暮らしができると断言できます。
2.三菱総合研究所の給与制度/年収推移
2021年の三菱総合研究所の年収の平均は、1,111万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は1021人、平均年齢42.5歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定1,050~1,300万円程度と予測されます。
(1) 三菱総合研究所の勤務状況の推移
平均年齢 | 平均勤続年数 | ||||||||||||||||||||||||||||||
2010年 | 41.0歳 | 14.3年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2011年 | 41.5歳 | 14.8年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2012年 | 42.3歳 | 15.6年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2013年 | 42.6歳 | 16.1年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2014年 | 42.7歳 | 16.3年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2015年 | 42.9歳 | 16.3年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2016年 | 43.1歳 | 16.5年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2017年 | 43.2歳 | 15.5年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2018年 | 42.7歳 | 15.5年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2019年 | 42.7歳 | 15.4年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2020年 | 42.0歳 | 14.4年 | |||||||||||||||||||||||||||||
2021年 | 42.5歳 | 14.7年 |
三菱総合研究所の平均年齢は約41~43歳、平均勤続年数は約14~17年で推移しています。
コンサルティング業界では平均勤続年数が一桁台の企業がほとんどであることを考えると、三菱総合研究所は離職率が低いといえます。
コンサルティング業界全体を見ると離職率は平均20%、平均勤続年数は一桁台となっています。
一般的な企業と比べるとコンサルティング業界は離職率は高いです。ただ、離職理由としてはネガティブな理由ではなく、「違う領域にチャレンジしたい」「自分のスキルをさらに磨くためにもっと領域特化したコンサルティングファームに行きたい」「独立して起業したい」などといった自身のキャリアプランの実現・更なるステップアップを図るとても前向きな退職が多いようです。
(2) 三菱総合研究所の年齢別の年収推移
平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。
年齢 | 三菱総合研究所の推定年収 | 上場企業の平均年収 | |||||||||||||||||||||||||||||
25歳 | 585万円 | 406万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
30歳 | 795万円 | 509万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
35歳 | 1,004万円 | 572万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
40歳 | 1,213万円 | 621万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
45歳 | 1,317万円 | 647万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
50歳 | 1,422万円 | 739万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
55歳 | 1,526万円 | 808万円 | |||||||||||||||||||||||||||||
60歳 | 1,378万円 | 730万円 |
三菱総合研究所の給与制度は、初任給が大卒236,500円、修士了268,500円、博士了309,600円ですので、初年度は330~450万円ですが、30代半ばに年収1000万円を超え、最大年収を迎える50代の年収は1,380~1,590万円になります。
日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は歴然
25歳 +179万円
30歳 +286万円
35歳 +432万円
40歳 +592万円
45歳 +670万円
50歳 +683万円
55歳 +718万円
60歳 +648万円
となり、上場企業の平均よりも非常に高い年収となっています。
※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。
当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。
(3) 三菱総合研究所の役職別の年収推移
役職 |
年齢 |
推定年収 |
役職なし |
23歳〜27歳 |
400万円~800万円 |
主任 |
28歳〜 |
800万円〜1,000万円 |
係長 |
32歳〜 |
1,000万円〜1,300万円 |
課長 |
37歳〜 |
1,300万円〜1,500万円 |
部長 |
45歳〜 |
1,500万円〜2,100万円 |
(openworkのデータを参考に編集部作成)
三菱総合研究所では基本的には横並びに同じ評価が決定し、35歳前後まではほぼ年功序列で年収が上昇していきます。そして順調にいけば35歳前後で年収1,000万円まで到達します。35歳以降は実力勝負の世界となるようです。
(openwork、en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)
(4) 三菱総合研究所の口コミ情報
20代男性
給与制度: 実力主義、としつつ、実態は年功序列。賞与による差もほとんど出ない。
評価制度: 数段階のランク評価を各社員に実施。ランクそのものは同期でも差が一定つくような、実力主義に近い評価がなされていた(が、幹部クラスになるまでは給与にあまり差は出ない)。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
40万円 | - | 120万円 | 600万円 |
20代男性
給与制度: 新卒一年目で600万いかない程度。 評価は基本的に横並びで、若手は差がつかない。 若手は、自身の頑張りよりも部署の売上に左右される面が強い。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
- | - | - | 600万円 |
20代男性
評価制度: 個人でどれだけ努力しても組織でヘマがあり組織全体の評価が低いと全体の評価が下がるシステム。組織のヘマを間接的・直接的にカバーするために奔走しようとしてもモチベーションが上がらなくなるのが正直なところ。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
- | - | - | 800万円 |
30代男性
給与制度: 能力評価である級と、役割期待であるMDランクがあるが、給与は後者によって決まる。 何かしらの役職につかないと、1200万円くらいが頭打ち。
評価制度: 実質、機能していない。実績を上げたら、何らかのいちゃもんをつけられて下げられるし、低くても適当な理由をつけて下にはならないため、やってやらなくても同じ。 寧ろ、管理職は部下のグレードを上げると目標が上がり、次期以降、辛くなるため、部下を評価するインセンティブがないという残念な制度となっている。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
- | - | - | 1,100万円 |
20代女性
給与制度: 年功序列を薄め、成果主義に寄せようという動きはあるようだ。若手のうちは期末評価による賞与の差は出にくく、職級が上がると差が出やすくなる。全体的に、同業他社に比べれば劣る。
評価制度: 個人的には今のところおおむね満足しているが、満足していない人も多いようだ。ただ、評価制度というより人事制度、給与制度により生じている不満と思われる。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
- | - | - | 566万円 |
40代男性
給与制度: 外資コンサルと比べると、昇格が遅く、それに伴い昇給は遅い。
評価制度: あまり凹凸をつけない評価制度かと思う。
月給 | 残業 | 賞与 | 年収 | ||||||||||||||||||||||||||||
75万円 | - | 600万円 | 1,500万円 |
(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)
(5) 三菱総合研究所の福利厚生/待遇
三菱総合研究所の福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際に三菱総合研究所での勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。
2022年 新卒採用の募集要項
手当 |
時間外手当、裁量労働手当、通勤手当、独身寮、住宅費補助、借上社宅、持ち家補助、育児支援金、慶弔金、傷病・災害見舞金 他 |
休日・休暇 |
週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、創業記念日(9/1)、有給休暇(初年度15日)、ストック休暇、夏季連続休暇、看護休暇、永年勤続休暇、スキルアップ休暇、慶弔休暇(結婚、忌引、配偶者の出産) 他 |
保険 |
各種社会保険完備(雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険) |
福利厚生・諸制度 |
確定拠出型年金制度、選択制ライフプラン制度、財形貯蓄制度、従業員持株会、退職金制度、カフェテリアプラン、医務室、ファミリーイベント、ベビーシッター費用補助、クラブ活動、各種相談窓口の設置 他 |
20代女性
オフィス環境: ホテルも入っているビルであるため、施設は大変にきれい。いくつかの駅を直結しているので、アクセスは非常に良い。共有のカフェテリアにはビールやアイス、カップ野菜、ファミリーマートの自動販売機等などか置かれており、派遣であっても同じ価格で利用できる。無料のコーヒーサーバーも置かれており。ランチタイムにはお弁当が何種類か販売されるため、外出せずとも昼食を調達することができる。ただし、情報セキュリティには大変厳しく、執務室では携帯電話を取り出してはいけない等の規則もある。
30代男性
福利厚生: 退職金、住宅補助、社員寮等がある。
オフィス環境: フリーアドレスで、その他コミュニケーションスペースやテレカン用ブースなどがある。
30代男性
福利厚生: 大企業にある大抵の福利厚生は揃っている。 住宅補助は賃貸であれば4-6万円程度、持家でもある程度支給されるなど充実している。 社員持株会も存在する。
オフィス環境: テレワーク体制となり、総座席数は減ったが、個別ブースやコミュニケーションスペースは充実して、使いやすいオフィスになっている。共用フロアでコーヒーマシンがあるのも良い。首相官邸、国会議事堂のすぐ近くであり周辺には飲食店が少ないので徒歩5,10分で赤坂に向かう必要はあるが、特に苦に感じたことはない。
(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)
3.三菱総合研究所に新卒/転職で入社するには
4.三菱総合研究所の過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには