年収500万円台 年収調査

GMOアドパートナーズの年収は?新卒/転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

GMOアドパートナーズの年収は?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

GMOグループのインターネット広告会社です。

1999年設立。メールマガジン事業でスタートし2008年にまぐクリックから現社名に変更。現在は総合ネット広告の代理業としてのエージェンシー事業、広告配信にかかわるプラットフォーム開発・運営のメディア・アドテク事業が2本柱となっています。2010年に検索エンジン事業大手のNIKKO(現GMO NIKKO)を子会社化し、2013年には親会社からキーワード広告の JWord(現GMOインサイト)を譲り受けました。

今回は広告・ネット広告業界の中でも「GMOアドパートナーズ」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.GMOアドパートナーズの平均年収は523万円

 

GMOアドパートナーズの平均年収は523万円

 

2020年のGMOアドパートナーズの年収の平均は、523万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は53名、平均年齢35.2歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定510~710万円程度と予測されます。

 

 (1) GMOアドパートナーズ年収 推移(2010年から)

 

 GMOアドパートナーズ年収 推移(2010年から)

 

平均年収 GMOアドパートナーズ 業界の平均 上場企業平均
2010年 431万円 616万円  
2011年 439万円 635万円 563万円
2012年 486万円 640万円 570万円
2013年 511万円 659万円 571万円
2014年 494万円 678万円 577万円
2015年 506万円 679万円 588万円
2016年 533万円 676万円 594万円
2017年 539万円 684万円 598万円
2018年 552万円 701万円 605万円
2019年 545万円 712万円 612万円
2020年 523万円 714万円 614万円

 

今回は、広告・ネット広告業界のGMOアドパートナーズの年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2020年まで。
GMOアドパートナーズのここ11年間の平均年収を見てみると 少しずつ伸びていて、2010年と比べ平均年収が92万円(121%)の上昇となっています。
広告・ネット広告業界の11年間の上昇平均は98万円(116%)となっており、業界全体の賃金が上昇していることがわかります。また上場企業の平均では11年間で40万円(107%)です。


広告業界全体としては、新型コロナの影響を大きく受けました。店舗や対面での商品やサービスの提供における消費は減少し、広告宣伝費を抑える企業が多くなりました。また、経済活動の制限や各種イベントの中止は広告費にも大きな影響をもたらしました。
しかし、緊急事態宣言が解除され、ウィズコロナ時代へと社会が動き出してからは少しずつ改善してきているようです。
中でも早い回復が見られたのはインターネット広告費です。実店舗での売り上げが期待できない今、多くの企業でデジタル施策の推進が進んでおり、ECモールへの進出や自社ECの展開により顧客の再獲得・新規顧客の開拓へと動き始めています。その為、SNSの活用、およびSNS広告に注目が集まっています。

 

 (2) GMOアドパートナーズの生涯賃金 推移(2010年から)

 

 GMOアドパートナーズの生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金 GMOアドパートナーズ 上場企業の平均 上場平均との差額
2010年 1億6727万円 -  
2011年 1億7053万円 2億2450万円 -5397万円
2012年 1億9007万円 2億2729万円 -3723万円
2013年 2億0001万円 2億2939万円 -2938万円
2014年 1億9316万円 2億3185万円 -3869万円
2015年 1億9782万円 2億3631万円 -3850万円
2016年 2億0846万円 2億3897万円 -3052万円
2017年 2億1073万円 2億4046万円 -2973万円
2018年 2億1597万円 2億4320万円 -2723万円
2019年 2億1169万円 2億4610万円 -3441万円
2020年 2億0314万円 2億4481万円 -4166万円

 

GMOアドパートナーズに新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
2億314万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金と比べると、2020年時点で4,166万円低くなっています。
おおよそ上場企業の平均値の0.85倍、広告・ネット広告業界の平均値の0.73倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において収入差が出てしまうのです。

 

 (3) GMOアドパートナーズの平均年収を業界と比較

 

 GMOアドパートナーズの平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー 平均年収 生涯賃金
電通 1,169万円 4億5380万円
博報堂 1,079万円 4億1887万円
CARTA HOLDINGS 900万円 3億4945万円
サイバーエージェント 734万円 2億8484万円
オプト 702万円 2億7265万円
セプテーニ・ホールディングス 597万円 2億3197万円
アドウェイズ 581万円 2億2559万円
バリューコマース 576万円 2億2349万円
インタースペース 542万円 2億1060万円
GMOアドパートナーズ 523万円 2億0314万円
ファンコミュニケーションズ 452万円 1億7538万円
上場平均 603万円 2億3421万円

 

今回は、広告・ネット広告業界11社(電通、博報堂、CALTA HOLDINGS、サイバーエージェント、オプト、セプテーニ・ホールディングス、アドウェイズ、バリューコマース、インタースペース、GMOアドパートナーズ、ファンコミュニケーションズ)の平均と、GMOアドパートナーズの年収推移を比較しました。

結論、GMOアドパートナーズは業界平均の0.73倍、上場企業の平均年収と比べると0.85倍の収入を得る事ができています。またGMOアドパートナーズ内でも平均年収が2010年より92万円あがっており、企業としての業績/収益が順調に伸びていることがわかります。

 

 (4) GMOアドパートナーズの年収カースト

 

 GMOアドパートナーズの年収カースト

 

GMOアドパートナーズの年収は523万円なので、カーストは“都市部だと貧困”。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収500万円台の企業は523社で、全体の28.41%。全体で2番目に多い割合となっています。

上場企業の平均年収は603万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

 

 

2.GMOアドパートナーズの給与制度/年収推移

 

GMOアドパートナーズの給与制度/年収推移

 

2020年のGMOアドパートナーズの年収の平均は、523万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は53名、平均年齢35.2歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定510~710万円程度と予測されます。

 

 (1) GMOアドパートナーズの勤務状況の推移

 

 GMOアドパートナーズの勤務状況の推移

 

勤務状況 平均年齢 平均勤続年数
2010年 30.1歳 3.5年
2011年 30.2歳 3.9年
2012年 30.7歳 3.3年
2013年 31.1歳 4.1年
2014年 31.9歳 4.4年
2015年 35.1歳 4.1年
2016年 34.8歳 4.1年
2017年 35.1歳 4.6年
2018年 34.2歳 4.6年
2019年 34.7歳 4.8年
2020年 35.2歳 5.2年

 

GMOアドパートナーズの平均年齢及び平均勤続年数はここ11年で少しずつ伸びてきています。とはいえ、平均勤続年数はまだ一桁台で推移しています。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

それに比べてGMOアドパートナーズは平均年齢・平均勤続年数共にとても低いことがわかります。新卒の離職率は非公表で、また中途採用についてもグループの中途採用数しか公表されていないので正確な中途採用数もわかりません。しかし、離職率が高いことが推測されます。

 

 (2) GMOアドパートナーズの年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

GMOアドパートナーズの年齢別の年収推移

 

年齢 GMOアドパートナーズの推定年収 上場企業の平均年収
25歳 276万円 406万円
30歳 374万円 509万円
35歳 473万円 572万円
40歳 571万円 621万円
45歳 620万円 647万円
50歳 669万円 739万円
55歳 719万円 808万円
60歳 649万円 730万円

 

GMOアドパートナーズの給与制度は、新卒で月給270,000円~(月40時間分の固定残業手当含む。40時間を超える時間外労働は追加で支給)となっています。
最大年収を迎える50代の年収は640~780万円になります。

 

日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳     -130万円
30歳     -135万円
35歳       -99万円
40歳       -50万円
45歳       -27万円
50歳          -70万円
55歳          -89万円
60歳             -81万円

となり、上場企業の平均より低い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) GMOアドパートナーズの役職別の年収推移

 

役職

年齢

推定年収

役職なし

23歳〜27歳

350万円~450万円

主任

28歳〜

470万円〜550万円

係長

32歳〜

550万円〜650万円

課長

37歳〜

660万円〜810万円

部長

45歳〜

820万円~1020万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

評価は360度マルチサーベイで行なっています。役職者は年2回一般の社員は年4回評価のタイミングがあり、昇給のチャンスは年4回、昇格は年1回です。ただし評価の機会が多い分目標設定から評価までの期間が短いので、目標を達成しないと昇給は難しく、事前に上長とのすり合わせにより目標設定をする必要があるようです。

(openwork、en Lighthousに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) GMOアドパートナーズの口コミ情報

 

20代女性

20代女性
20代女性

給与制度: 同業者に比べれば低い方な気がする。 ボーナスはかなり低い。一月分くらいしかもらえないのでボーナスといえるかどうか。

評価制度: 4ヶ月に一度目標の制度があり、それによりボーナスが決まるが微々たる変化。

月給 残業 賞与 年収
22万円 5万円 20万円 350万円

 

30代男性

30代男性
30代男性

給与制度: 年功序列、時間の問題、上司にどのくらい気に入られているかでかなり決まる。教務に誠実に当たっているかについてはものすごく定性的で何か指標のようなものがあるわけではない。その割に昇給機会の多さはうたっていて、4半期に一度査定が行われるようになっている。賞与は固定。年間で1ヶ月分程度しか出ないうえ、リーダークラスになっていくと減るような仕組みになっていてうまみがない。手当のなかでも3万円の地域住宅手当は大きいが、自身が契約主でなければならないなど割と制約がある。

月給 残業 賞与 年収
43万円 0万円 175万円 700万円

 

30代男性

30代男性2
30代男性2

給与制度: ITベンチャーらしく、管理部門であっても課題解決や積極的な挑戦は評価に直結している。昇格、昇給は他に比べて早いイメージ。一方、賞与に関しては業績が上についても大きな変動が無いように一定の固定がなされており、概ね1か月分の給与を夏冬に分配するような形。各種手当とは少しずれるが、勤続3年から3万円もらえるうえに5日間の特別有給休暇がもらえる。

評価制度: 年に1回、昇進、昇格の査定がされるが、目標制度自体は3か月で運用されており、ハイ達成を続けていると期の半ばでも普通に昇格昇進が実行される。どちらかと言えば実力主義、積極的に仕事を進めたり、拾い上げたりすることができる人の評価は非常に高い。とはいえ、目立つ人という意味ではなく、縁の下の力持ちにも目を配らせた評価がなされていると思う。

月給 残業 賞与 年収
750万円

(openwork、en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (5) GMOアドパートナーズの福利厚生/待遇

 

 GMOアドパートナーズの福利厚生/待遇

 

GMOアドパートナーズの福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際にGMOアドパートナーズでの勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当

通勤手当
地域住宅手当(30,000円)※会社から3km圏内の対象駅を利用している場合。 対象駅は指定あり。
時間外手当

休日・休暇

完全週休2日制(土日)
祝祭日
有給休暇
夏季休暇(5日間)・年末年始休暇(6日間)
慶弔休暇
リフレッシュ休暇
産休・育休・介護休暇制度あり

保険

社会保険(厚生年金・健康保険、労災保険・雇用保険)

福利厚生・諸制度

確定拠出年金
持株会
定期健康診断(年1回)
社内コミュニケーションスペース「シナジーカフェ GMO Yours」でランチ・カフェ無料
託児所/マッサージルーム/お昼寝スペース
関東ITソフトウェア健康保険組合加入(アミューズメント施設割引券、保養所あり)
サークル活動支援
 ★会社公認のサークルに対して、活動費の補助を実施。
研修補助制度
 ★研修やセミナーを受講したい方に対して、内規に従い金額を補助。
永年勤続表彰制度
 ★4年以上就業された方に対して、特別休暇と報奨奨励金を付与。
各種祝い金
 ★結婚・出産・自宅を購入された方に対して、祝い金を贈呈。

 

 

20代女性

20代女性
20代女性

福利厚生: 会社内にある福利厚生施設が非常に充実している。 食堂→無料でランチ提供してくれる。コロナなので、今はお弁当式だが、通常時はビュッフェ形式で美味しい。 カフェ→食堂と同じ階にカフェも併設。スタバみたいな感じで、ショット追加とかいろいろできる。 ドリンクだけではなく、軽食ももらえて、時間ごとに色々おいてあるので好きなものをとれる形。 マッサージ→街で行くののおよそ半額でマッサージが受けられる。業者に委託しているようなので、かなり本格的。 保育園→会社の中にある。ベビーシッター制度もあり、家にも来てもらえる。 お昼ねスペース→ごろ寝ができるソファーがある。(予約制)

 

30代男性

30代男性
30代男性

オフィス環境: オフィスは渋谷駅目の前のフクラスオフィスフロアにGMOインターネットグループ複数社が入っており、その一部になる。2019年の年末に移転したばかりということもありとても綺麗。執務室内も綺麗だが、社員食堂(軽食や飲み物、ランチなどが基本無料で提供されている。)フロアや会議室エリアなどはデザイン・機能とともにとても充実しており非常に働きやすい環境が整っている。

(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

3.GMOアドパートナーズに新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

 

4.GMOアドパートナーズの過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

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面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。二人の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も転職。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく採用現場の本音をお届けします。

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