企業研究
あらゆる努力を惜しまないHUNGRY企業「日清食品」の採用情報や募集職種を詳しく解説!

 

日清食品が開発したカップヌードルは今や世界食となり、国境を越えて人々に愛されているスーパーヌードルです。

 

2016年には累計販売食数が400億食を突破し現在80以上の国と地域で販売、2015年には海外での販売比率が7割となるグローバルブランドに成長を遂げました。*1

 

今回は世界の人々から愛されている「カップヌードル」を創り出した食品会社「日清食品」の採用情報や概要について詳しく解説をしていきます。

これから「日清食品」に就活することを検討している方はぜひ、本記事を参考にしてください。

 

 

1.日清食品の概要

 

ここでは日清食品の概要について簡単に解説をしていきます。

 

(1) 企業理念

日清食品の企業理念は以下の4つが定められています。

食品メーカーだけに「食の大切さ」を説いたものばかりです。

 

a.食足世平「食が足りてこそ世の中が平和になる」

食は人間の命を支える一番大切なものであり 食が足りて初めて世の中が平和になる

 

b.食創為世「世の中のために食を創造する」

世の中に新しい食の文化を創造し 人々に幸せと感動を提供する

 

c.美健賢食「美しく健康な身体は賢い食生活から」

美しく健康な体は賢い食生活から作られるため 世の中に「賢食」を提唱する

 

d.食為聖職「食の仕事は聖職である」

食の仕事に携わる者は社会に奉仕するという清らかな心を持って人々の健康と世界の平和に貢献していかなければならない *2

 

 

(2) 魔法のラーメン「チキンラーメン」の発明

創業者である安藤百福によって試行錯誤の末に発明された「チキンラーメン」が日清食品の始まりです。

1958年8月25日に世界初のインスタントラーメンとして発売された「チキンラーメン」は、お湯を注ぐとたったの2分で食べられるため当時は「魔法のラーメン」として評判を呼びました。

 

「チキンラーメン」が誕生したのは、共働きや核家族が増え始めた時代にちょうどあたり、お湯を注ぐだけで食べられて長期保存できるインスタントラーメンは忙しい主婦の味方となったのです。

 

安藤百福の語録に

「私はラーメンを売っているのではない。お客様に時間を提供しているのである」

「大衆の中にこそ時代が変わる予兆がある」

というものがあります。

 

「チキンラーメン」は高度経済成長期に向けて忙しくなった一般家庭が必要とする「時間の短縮」「手軽さ」などのニーズにぴったりマッチした画期的な商品でした。

 

その後開発された「カップヌードル」は1973年にアメリカ進出を果たし、今や日本生まれの世界食として人々から愛され続けています。*3

 

 

2.日清食品の採用情報・従業員データ・待遇面

 

日清食品の採用情報・従業員データ・待遇面などについて詳しく解説をしていきます。

 

(1) 採用情報

日清食品で募集されている新卒向けの職種は「ブランド・クリエーションコース」「ビジネス・イノベーションコース」「R&Dコース」「生産技術コース」です。

 

ここでは、採用情報をご紹介していきましょう。

 

【採用情報】

募集学科全学部全学科
初任給大学卒 211,500円
修士了 226,500円
諸手当皆勤手当(3,500円)、住宅手当・家族手当・外勤手当・通勤交通費
勤務時間事務部門/9:00〜17:40(休憩時間:60分)
生産部門/8:00〜16:40(休憩時間:60分)
(事務部門はコアタイムを定めないフレックスタイム制有)
勤務地日清食品グループ各社、国内・海外の各事業所
休日休暇週休2日制(土、日)、祝日、年末年始など
2018年度休日数123日、年次有給休暇(最高20日)
保険健康、厚生年金、労災、雇用、団体生命、企業年金基金
福利厚生・共済会、従業員持株、財形貯蓄、住宅資金融資、昼食代補助、健康相談窓口、再検査費用補助、婦人科検診費用補助、クラブ活動補助
・独身寮(東京・滋賀・静岡)借上社宅

図1 参考)日清食品「新卒 募集要項」を参考に筆者作成

 

 

(2) 従業員のデータ

日清食品の2019年における従業員データは下図2の通りです。

 

【日清食品の従業員データ】

従業員数全体1,744人(平均年齢40.7歳・平均勤続年数13.8年)
男性1,465人(平均年齢41.4歳・平均勤続年数14.3年)
女性279人(平均年齢36.8歳・平均勤続年数10.7年)
一般社員 離職率3.60%
3年後新卒 離職率11.50%
平均年収(総合職 平均40.7歳)808万円

図2 参考)就職四季報 総合版 2021年 「日清食品」P482を参考に筆者作成

 

図2のデータを参照すると日清食品の平均年齢は全体で40.7歳、平均勤続年数は13.8年となっています。

 

男女別では、男性の平均年齢は41.4歳、平均勤続年数は14.3年。女性の平均年齢は36.8歳、平均勤続年数は10.7年となっており男性の方が長めです。

従業員数は男性が全従業員数の約84%を占めており女性より多めです。

総合職の平均年収(平均40.7歳)は808万円となっています。

 

 

(3) 入社後の休暇・育休の実態

日清食品に入社した後の有給などの取得日数、育休の取得者数などをまとめた表は下図3の通りです。

有給取得率は83%、育休取得者数は50名で男性の取得者は4名、育休期間は1歳になるまで取得できます。

 

【日清食品に入社後の休暇・育休の実態】

夏季休暇有給休暇を利用し取得
年末年始休暇12/29~1/6
有給取得16.5/20日
育休期間と取得者数・1歳になるまで
・取得者数は50名(男性は4名)

図3 参考)就職四季報 総合版 2021年 「日清食品」P482、会社四季報 女子版 2022年 「日清食品」P447を参考に筆者作成

 

 

3.求める人材や採用・試験情報

 

日清食品が求める人材像やエントリーの流れ、試験情報などについて詳しく解説をしていきます。

 

(1) 求める人材像

日清食品が求める人材像は「自ら率先して迅速に行動し、成果を上げ続ける為の努力と周囲への協力を惜しまない人」です。*4

 

 

(2) エントリーの流れ

エントリーの流れとしては、こちらの順番で行っていきます。

 

【採用プロセス】(3月~6月)

  1. ES提出・Webテスト
  2. 面接(2回)
  3. 社員交流会・適性テスト
  4. 面接
  5. 内々定 *5

 

 

(3) 試験情報

試験において重視される科目は「面接」です。

 

【選考の重要ポイント】

過去に出題されたESテーマは「今、世界中でこんなこと私しか考えていないだろうと思うこと(300字)」です。*6

面接では「志望理由 志望度 学生時代の経験 能力や特性(本人のパーソナリティ)他」を総合的に評価されます。*7

 

 

(4) 採用数と採用実績校

日清食品における各年度の採用数をまとめた表がこちらです。(下図4)

 

【採用数:男女別】

年度男女別 採用実績
2018年大卒(男20 女6)修士(男17 女5)
2019年大卒(男16 女8)修士(男17 女3)
2020年大卒(男17 女5)修士(男11 女4)

図4 参考)就職四季報 総合版 2021年 「日清食品」P482を参考に筆者作成

 

2020年4月入社者の採用実績校/学歴フィルター状況は下記の通りです。

 

文系:(院)神戸大、東京海洋大、早大(大)早大、上智大、同大、立命館大、慶大、明大、中大、青学大、関大、近大など

 

理系:(院)京大、広島大、同大、奈良女子大、立命館大、和歌山大、横国大、慶大、東京海洋大、法政大など(大)東京農大、近大、日大など *8

 

 

 

4.コロナ禍によりインスタント麺の需要は過去最高

 

2020年は新型コロナ禍により内食の需要が高まりました。

巣ごもりライフが浸透して家庭で簡単に調理できるインスタント麵の売上が大きく伸びたのです。

コロナ禍によりインスタント麺の需要は過去最高となっています。

 

(1) 日清食品はインスタント麺業界でNo.1

日清食品は世界で初めてインスタント麺を開発した食品会社で、この業界ではパイオニア的存在です。

通常のカップヌードルだけでも22種類が発売されており、2016年には世界累計400億食を達成しました。

 

現在80以上の国と地域で販売、2015年には海外での販売比率が7割となり「日本を代表するグローバルブランド」へと成長を遂げています。

日清食品はインスタント麺で国内No.1だけでなく世界売上でもNo.1企業なのです。*9

 

インスタント麺業界のランキングは下記の通りとなります。

 

【インスタント麺業界ランキングTOP3】

順位企業名特徴
1位日清食品・「カップヌードル」など即席めんのパイオニア
・中国に注力
・傘下に明星食品
2位東洋水産・「マルちゃん」ブランドで有名
・米国、メキシコで圧倒的なシェア
3位サンヨー食品・「サッポロ一番」が主力商品
・傘下にエースコック

図6 引用)会社四季報「業界地図」2021年版「加工食品」 P148

 

 

(2) 外食産業とは反対に絶好調の即席めん業界

下図7は総務省がまとめた「家計調査」を基にした「1世帯当たりの外食とインスタント麺類の月間支出額」のグラフです。

 

参照するとコロナ禍が顕著となった2020年を境にインスタント麺類の売上が右肩上がりに大きく伸び、外食とは全く対照的な動きとなりました。

 

インスタント麵類の消費は消費税の増税後から伸び始めていましたが、コロナ感による備蓄食の需要が高まり過去最高水準で増え続けています。

 

反対に外食への支出は大きく減少。過去には月1万円以上かけていた外食費が2020年4月には4000円台まで落ち込むなど、減少傾向はさらに深まる様相です。

 

1世帯当たりの外食とインスタント麺類の月間支出額

図7 引用)会社四季報「業界地図」2021年版「加工食品」 P149

 

 

 

5.日清食品のまとめ

 

今回はインスタント麵業界のパイオニア「日清食品」について詳しく解説をしていきました。

 

日清食品は「楽しさ・新しさ・驚き・絆・安心」の形をハングリーに追求していく企業です。

 

「ひらめきは執念から生まれる」かつて創業者である安藤百福氏が説いたように「まだ誰も見たことがない食の世界」を実現しようとしています。

 

「おいしい、の その先へ」を合言葉に、これからもハングリー精神で「食の未来」へと立ち向かっていくことでしょう。*10

 

 

 

参考資料/参考サイト
*1・9 参考)日清食品「おかげさまで45周年。「カップヌードル」ブランドが世界累計400億食達成!
*2 参考)日清食品「企業理念
*3 参考)日清食品「安藤百福クロニクル
*4・5・7・8 参考)就職四季報 総合版 2021年 「日清食品」P482
*6 参考)就職四季報 総合版 2021年 「ESテーマ 日清食品」P1002
*10 参考)日清食品「スローガン

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