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資生堂への転職はどう動くのが効果的?採用情報や口コミを紹介

資生堂への転職はどう動くのが効果的?採用情報や口コミを紹介

 

日本を代表する化粧品メーカーのひとつ、資生堂に転職したいと考えている人は少なくありません。しかし、資生堂がどのように中途採用を行っているのかよくわからずに、一歩を踏み出せない方も多いのが実情です。

 

そこで今回は、資生堂への転職を目指す人に向けて、資生堂の基本情報や採用情報、口コミから見る待遇面や仕事のやりがいなどをまとめました。

 

 

1.資生堂の企業情報と概要 

 

資生堂は東京都にある、日本有数の化粧品メーカーです。創業から考えると150年もの長い歴史のある資生堂は、この先さらに100年輝き続け、世界中の人たちから信頼される企業を目指しています。

 

社名

株式会社資生堂

所在地

東京都中央区銀座7-5-5

設立

1927年(昭和2年)

資本金

645 億円

連結売上高 

11,315億円(2019年度)

従業員数

40,000名(20191231日現在)

サービス内容

化粧品メーカー。その他トイレタリー製品や理美容製品、医薬品などの研究・販売。

 

 

2.資生堂の採用情報や労働環境 

 

まずは、資生堂の採用情報や労働環境などを確認しましょう。

 

①資生堂が求める人材

今や約120カ国で事業を展開している資生堂では、グローバルカンパニーとして成長していくために、すべての社員が持つべき大切な心構えとしてOUR PRINCIPLESTRUST 8)を掲げています。

 

THINK BIG

広い視野から、大局を捉えて、物事を考えよう

クリエイティビティを発揮して、新しい価値を作り出そう

 

TAKE RISKS

リスクを恐れず挑戦しよう

Try & Error & Tryを実践しよう

 

HANDS ON

現場にある真実を理解し、意思決定しよう

自らが動き、汗をかき、手を動かそう

 

COLLABORATE

組織の壁を取り払おう

1人ひとりの異なる強みを活かし、

協力し合おう

 

BE OPEN

本音を語ろう

“バッドニュース”も安心して共有できる

チームになろう

 

ACT WITH INTEGRITY

いかなる時も、

誠実で謙虚な心構えで行動しよう

 

BE ACCOUNTABLE

目標達成にコミットしよう

最後まで責任を持ち、やりきろう

 

APPLAUD SUCCESS

仲間の成功を喜び、

皆でたたえ合うカルチャーを作ろう」

 

TRUST 8からは、以下のような人材を求めていることが読み取れます。

 

・広い視野を持って物事を考え、新しい価値を創造できる人

・リスクを恐れずに挑戦し続けていける人

・自分で決め、自分が能動的に動く人

・一人ではなく、チームとして働き、喜びをわかち合える人

・目標に向かって最後までやり遂げられる人

 

採用ページには、CPOである中村実氏のメッセージも掲載されています。それを読むと、中村氏は、グローバルカンパニーとして成長していくために、ほかの人と違う考えや経験をもった新しい人材が、新しい価値観を持ち込むことが資生堂の成長につながると考えていることがわかります。

 

資生堂は日本で有数の化粧品メーカーですが、大きくグローバル展開をしていくうえで、さらに成長するための起爆剤となる人材を求めているのです。

 

②資生堂社員の平均年収

資生堂の平均年収は、約716万円(2019年度)です。

※賞与、基準外賃金を含む

 

2016年は717万円、2017年は723万円、2018年は731万円と直近で15万円減少しているものの、700万円を超えて安定的に推移していることがわかります。

 

③資生堂の福利厚生

資生堂では、社員とその家族が豊かでゆとりのある生活を送れるよう、福利厚生にも力を注いでいます。社宅や住宅手当、財形貯蓄など一般的な福利厚生はもちろん、仕事と育児や介護のワークライフバランスを実現できるような制度や施策も多く提供しています。

 

社員がライフスタイルやニーズにあわせて「自己啓発」「育児・介護」「健康作り」などのプランから、持ち点にあわせて選択できる「カフェテリア制度」と呼ばれる選択型福利厚生プランを取り入れていることも特徴です。

 

 

3.資生堂の口コミ情報 

 

大手就職・転職口コミサイトであるOpenworkから、資生堂に関する口コミを、以下3点を中心にまとめました。順番に見てみましょう。 

 

①資生堂の待遇面  

待遇面については、給与の額そのものよりも、有給休暇の100%取得を求められることや、住宅手当や通勤手当、そのほか福利厚生面での厚遇に対する満足度の高さがうかがえます。全体的な給与については、賞与の割合が高いので、業績の影響を受けやすいことを懸念する声が多少見られました。

 

<口コミ>

  • 有給は男女関係なくどちらでも取りやすい雰囲気
  • 働きやすいので育休を取っても早期復帰する人が多い
  • 女性の育児制度など、バックアップ体制が充実している
  • 賞与割合が高いので、年収の変動がある

 

②資生堂の仕事のやりがい 

仕事のやりがいに関しては、周りに意欲的な人が多く日々向上できる、努力しただけの評価が得られるなど、ポジティブな意見が多く見られます。自分が関わった製品が、世に出てお客様から評価を得られることにやりがいを感じるとの、大手化粧品メーカーらしい口コミも目立ちました。

 

<口コミ>

  • 自由な発想で仕事を進められた
  • お客様から直接ほめられるときにやりがいを感じる
  • 愛社精神が高く、会社のためにと前向きに働いている人が多い
  • 意欲的な人が多く、刺激を受ける

 

③資生堂の社内の雰囲気 

社内の雰囲気は、化粧品メーカーらしく、女性が働きやすい企業文化があるとの意見が多く見られ、女性の多い職場でありがちな、イジメなども見られないそうです。100年以上長く続く企業でありながら、新しい時代に柔軟に適応していこうとしている姿勢が口コミからは感じられました。

 

<口コミ>

  • 社外だけではなく、社内に対しても人に優しい会社
  • モチベーションが高く、責任感を持って仕事をする人が多い
  • 愛社精神が強く、長く働きやすい
  • 仕事内容に男女差がない

 

 

4.資生堂へ転職する3つのコツ

 

最後に、世界的な大企業である資生堂へ転職するための3つの秘訣をご紹介します。

 

①英語スキルを上達させる

 グローバル展開を進める資生堂では、英語でのコミュニケーションを求められるシーンが少なくないです。

 

そのため、TOEIC730点以上、ビジネス英語を流暢に話せるなど、英語での意思疎通が出来る人が求められています。

 

英語が苦手な人は、TOEICを受験する、英会話スクールに通うなどで英語でのコミュニケーションスキルを身に着けておきましょう。

 

②頻繁に採用サイトをチェックする

 資生堂では、ホームページを介して転職者の募集を行っていますが、人気企業のため採用が決まると募集が停止されることも多いです。定期的に新規で出ている募集をチェックするようにしましょう。

 

③エージェントの利用も検討しよう

ホームページで募集が出ていないときでも、転職エージェントを活用することで、採用情報を入手できるかもしれません。転職エージェントは、一般で公開されていない採用情報を独自でつかんでいることが多いためです。

 

転職エージェントであれば、過去に転職者を送り込んだ経験から、資生堂が求める人物像をつかんでいます。書類審査や面接での適切なアピール方法も教えてもらえるので、効率のいい転職活動ができるでしょう。

 

 

5.まとめ 

 

日本で人気の化粧品メーカーのひとつ、資生堂は、日本企業として世界進出をめざすため、新しい風を吹き込む「刺激剤」となる人物を求めています。資生堂への転職を目指すなら、ホームページで採用情報をチェックすることはもちろん、転職エージェントも賢く活用し、効率的な転職活動を行うようにしてください。

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編集者 安井

大手総合人材サービス企業にて入社後5年間は人事部にて年間500名の新卒採用を遂行し、その後大手転職メディアの企画/編集を5年。新卒/転職市場の市場調査、毎日のニュースから考え方を整理し価値ある情報を世に配信していきます。

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