年収1000万円以上 年収調査

商船三井の年収は1000万円を超える?新卒/転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

商船三井の年収は1000万円を超える?新卒・転職に役立つ平均年収・給与制度、生涯賃金を徹底分析

 

海運大手3社の一角です。

大阪商船と三井船舶が合併して発足しました。船隊規模は日本郵船と互角で、LNG船、自動車船では世界最大規模、タンカーも上位となっています。コンテナ船は2018年に日本郵船、川崎汽船と事業統合し、ONE社を設立しました。現在はLNG、海洋関連などエネルギー事業を強化し、洋上風力発電にも力を注いでいます。

今回は海運業の中でも「商船三井」の収入という観点に迫ります。

有価証券報告書に記載されている平均年収・平均年齢から、当メディア独自の算出により生涯賃金も割り出しています。
新卒採用の難易度、転職採用の難易度、そして学歴フィルター情報も参考にしてください。

 

1.商船三井の平均年収は1,026万円

 

商船三井の平均年収は1,026万円

 

2021年の商船三井の年収の平均は、1,026万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は1119人、平均年齢37.9歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定950~1,400万円程度と予測されます。

 

 (1) 商船三井の平均年収 推移(2010年から)

 

 商船三井の平均年収 推移(2010年から)

 

平均年収 商船三井 業界平均 上場企業平均
2010年 1,113万円 902万円  
2011年 1,014万円 862万円 563万円
2012年 1,074万円 895万円 570万円
2013年 966万円 856万円 571万円
2014年 897万円 865万円 577万円
2015年 1,001万円 903万円 588万円
2016年 1,000万円 923万円 594万円
2017年 969万円 912万円 598万円
2018年 944万円 888万円 605万円
2019年 986万円 900万円 612万円
2020年 1,003万円 910万円 614万円
2021年 1,026万円 915万円 603万円

 

今回は、海運業の商船三井の年収推移をグラフ化しました。
計測は2010年から2021年まで。

商船三井では2021年の平均年収は2010年に比べて87万円の減少(92%)となっていますが、2019年以降は少しづつ上昇しています。
海運業の平均年収は12年間で13万円の上昇(101%)、また上場企業の平均年収は11年間で40万円の上昇(107%)となっています。


日本は海に囲まれた島国で、輸出入の99%以上(重量ベース)を海運が担っています。海運企業は近年、厳しい業績が続いていましたが、新型コロナの影響で巣ごもり需要により注文が増え、荷物の量は急増しました。また、感染者が増えたことによって港湾の作業員が不足し、港湾が混雑しコンテナ不足、スペース不足に陥りました。その結果海上運賃が高騰し、業界全体としては順調に業績を伸ばしつつあります。

 

 (2) 商船三井の生涯賃金 推移(2010年から)

 

 商船三井の生涯賃金 推移(2010年から)

 

生涯賃金 商船三井 上場企業の平均 上場平均との差額
2010年 4億3213万円 -  
2011年 3億9371万円 2億2450万円 1億6921万円
2012年 4億1703万円 2億2729万円 1億8974万円
2013年 3億7777万円 2億2939万円 1億4838万円
2014年 3億5088万円 2億3185万円 1億1902万円
2015年 3億9147万円 2億3631万円 1億5515万円
2016年 3億9136万円 2億3897万円 1億5238万円
2017年 3億7926万円 2億4046万円 1億3880万円
2018年 3億6916万円 2億4320万円 1億2596万円
2019年 3億8589万円 2億4610万円 1億3979万円
2020年 3億8942万円 2億4481万円 1億4462万円
2021年 3億9837万円 2億3421万円 1億6417万円

 

商船三井に新卒入社をしてから60歳まで勤務をした場合
3億9,837万円の収入を得る事ができます。

日本の上場企業の生涯賃金との差額は、2021年時点で1臆6,417万円。
おおよそ日本の平均の1.70倍、業界の平均値の1.12倍となっています。

日本では上場企業とひとくくりにされますが、このように入社する企業で人生において1億円以上もの収入差が出てしまうのです。

 

 (3) 商船三井の平均年収を業界と比較

 

 商船三井の平均年収を業界と比較

 

業界プレイヤー 平均年収 生涯賃金
商船三井 1,026万円 3億9837万円
共栄タンカー 993万円 3億8573万円
日本郵船 955万円 3億7080万円
東京汽船 922万円 3億5795万円
川崎汽船 907万円 3億5205万円
飯野海運 901万円 3億4979万円
乾汽船 898万円 3億4847万円
NSユナイテッド海運 872万円 3億3869万円
川崎近海汽船 764万円 2億9665万円
明治海運 681万円 2億6457万円
上場平均 603万円 2億3421万円

 

今回は、海運業10社(商船三井、共栄タンカー、日本郵船、東京汽船、川崎汽船、飯野海運、乾汽船、NSユナイテッド海運、川崎近海汽船、明治海運)の平均と、商船三井の年収推移を比較しました。

結論、商船三井は業界平均の1.12倍、上場企業の平均年収と比べると1.70倍の収入を得る事ができています。

 

 (4) 商船三井の年収カースト

 

  商船三井の年収カースト

商船三井の年収は1,026万円なので、カーストは上流階級の“プチ富裕層”。年収カーストのトップランクに位置しています。

東京商工リサーチが日本の上場企業1841社を調査した所、平均年収1,000万円以上の企業はたった27社で全体の1.47%でした。

上場企業の平均年収は603万円で”一人暮らし貴族”のランク。ここが全体で一番多い割合となっています。

 

 

2.商船三井の給与制度/年収推移

 

商船三井の給与制度/年収推移

 

2021年の商船三井の年収の平均は、1,026万円(有価証券報告書調べ)、従業員数は1119人、平均年齢37.9歳です。ただしこれは一般職を含めた平均年収。当メディアの独自調査結果によりますと、総合職のみの平均年収は推定950~1,400万円程度と予測されます。

 

 (1) 商船三井の勤務状況の推移

 

 商船三井の勤務状況の推移

 

  平均年齢 平均勤続年数
2010年 37.6歳 14.3年
2011年 37.6歳 14.4年
2012年 37.8歳 14.6年
2013年 37.6歳 14.3年
2014年 37.6歳 14.4年
2015年 37.7歳 14.4年
2016年 37.7歳 14.4年
2017年 37.1歳 14.2年
2018年 37.0歳 14.2年
2019年 37.0歳 14.0年
2020年 37.2歳 14.0年
2021年 37.9歳 14.1年

 

商船三井の平均年齢、平均勤続年数はここ12年間ずっと大きな増減をしていません。
平均年齢は37~38歳、平均勤続年数は14年となっています。

これまでの終身雇用型企業の平均年齢が42歳前後 平均勤続年数は18-19年です。

商船三井もそれに近い数値であり、安定して働ける企業といえます。

 

 (2) 商船三井の年齢別の年収推移

平均年収から年齢別の推定年収を算出しました。

商船三井の年齢別の年収推移

 

年齢 商船三井の推定年収 上場企業の平均年収
25歳 541万円 406万円
30歳 734万円 509万円
35歳 927万円 572万円
40歳 1,120万円 621万円
45歳 1,216万円 647万円
50歳 1,313万円 739万円
55歳 1,409万円 808万円
60歳 1,272万円 730万円

 

商船三井の給与制度は、初任給が
陸上総合職(事務系・技術系)大卒 月給23万2,300円、修士卒 月給26万6,900円
海上職(自社養成コース)大卒・修士卒 月給19万6,300円
海上職(商船コース)大卒 月給23万2,300円、商船高等専門学校卒 月給22万4,900円
となっており、初年度は280~380万円ですが
30代後半に年収1000万円を超え、最大年収を迎える50代の年収は1,300~1,430万円になります。


日本の上場企業の平均年収との比較するとその差は

25歳   +135万円
30歳   +225万円
35歳   +355万円
40歳   +499万円
45歳   +569万円
50歳   +574万円
55歳   +601万円
60歳   +542万円

となり、上場企業の平均よりもかなり高い年収となっています。

※一般的には役職定年が55-58歳になります。
55-58歳になると年収が25%ダウンする企業もありますが部長級以上だと、その限りではありません。
また親会社の場合、子会社への“転籍”を促されますが、転籍の場合は年収が30%ダウンします。

当メディアは順調に昇給・昇格した場合の推定値を算出しております。
次は役職ごとの年収をご覧ください。

 

 (3) 商船三井の役職別の年収推移

 

役職

年齢

推定年収

役職なし

23歳〜27歳

380万円~770万円

主任

28歳〜

800万円〜990万円

係長

32歳〜

1,000万円〜1,260万円

課長

37歳〜

1,200万円〜1,520万円

部長

45歳〜

1,460万円〜1,950万円

(openworkのデータを参考に編集部作成)

 

近年は制度改正が行われ実力主義へと移行しつつあるようですが、いまだ年功序列の傾向は強いようです。
また、評価理由が曖昧で不透明、というコメントも多くありました。
30歳くらいまではほとんど横並びで給与が上がっていき差はつきにくいのですが、30歳を超えたあたりから昇進に差が出てくるようです。

(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 (4) 商船三井の口コミ情報

 

20代女性

20代女性
20代女性

給与制度: 基本的には年功序列。1~4年目までは評価はされるもののボーナス含めて横一列。

評価制度: 毎年目標を設定して、それに対しての達成度を上司と共に振り返り、フィードバックと評価をもらう形。あまりに忙しい部署だと人事評価がおざなりになりがち。

月給 残業 賞与 年収
30万円 10万円 120万円 600万円

 

20代男性

20代男性
20代男性

給与制度: 海上職は休暇中は基本給のみ。乗船中は基本給+乗船手当+日当が支給される。 陸上勤務になると基本給+見込み残業代が支給される。また、海上勤務中は労働に関する法律が船員法となり労働基準が異なる。 給与額に関してはとても恵まれていると思われる。ただ、船にずっと拘束されているため労働時間の線引きが曖昧であるため残業代はつけにくい。

評価制度: 直属の上司による評価。上司によって評価基準や評価点が異なる。また、会社が求めている評価内容と実務とがかけ離れているため実態に則していないと感じられる。

月給 残業 賞与 年収
32万円 14万円 250万円 955万円

 

30代男性

30代男性
30代男性

給与制度: 賞与は前年の業績をベースに会社と合意したものが夏冬同額支給される。 陸上社員だが賃金、福利厚生含めた満足度は非常に高い。

評価制度: 基本的には年功序列の賃金構成となっており、同期の間では賃金が大きく異なることはない。近年は人事制度が変わり、少し差をつける動きが出てきたがあまり浸透していないように思う。 年功序列の構成で皆で手を取り合っていく社風を好む職員が一定数存在する。

月給 残業 賞与 年収
1,050万円

 

30代男性

30代男性2
30代男性2

給与制度: 階段式。上位5割が3段階、それ以外は2段階。 5年目に主任級に昇格し、そのタイミングで年収が800万円程度となる。 その後主任級の11段目に到達すると、残業代込みで1000万円を超えるイメージ。 早ければ9年目に到達、遅くても10年目に到達となる計算。 その後の年収増加は緩やか。課長級なりたてで1200万円、シニアの課長職で1600万円程度。 課長級は、年次ではなく、課長候補者プールから選ばれる仕組み。 住宅手当は入社後の年数により変動。20000円からスタートし、最大32500円 上位商社やデベよりはひとまわり低いため、最優秀層が志望する会社ではない。

月給 残業 賞与 年収
1,100万円

 

30代男性

30代男性
30代男性

給与制度: 若いウチはドンドン給与が上がる。 昇進するほど給与格差は少ない。 制度としては非常にシンプル。

評価制度: 制度より、個人のイメージで評価されがち。 評価されてないと感じる人も多い。

月給 残業 賞与 年収
65万円 350万円 1,200万円

 

30代男性

30代男性2
30代男性2

給与制度: 完全なる年功序列。海技職に関しては成果による手当等はなし。その為、仕事に対するモチベーションが上がりにくいように思う。

評価制度: 海技職、特に若手の評価は陸からの目が届きにくいため不公平感は拭えない。上司との乗り合わせ次第で、同じ仕事をしていても評価が大幅に変わることも珍しくない。

月給 残業 賞与 年収
40万円 120万円 600万円

(openworkに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

 (5) 商船三井の福利厚生/待遇

 

 商船三井の福利厚生/待遇

 

商船三井の福利厚生についてご紹介します。
就職・転職する時に求人票の情報だけでは、意思決定する時に情報が不足します。
実際に商船三井での勤務経験のある社員や元社員の方の福利厚生に関する口コミ情報も併せて紹介します。

 

2021年 新卒採用の募集要項

手当

通勤交通費(全額支給)、住宅手当

休日・休暇

完全週休2日制(土日)祝日、メーデー(5月1日)、年末年始、夏季休暇(7日間)、有給休暇(初年度15日、1年ごとに1日増加、最高20日)、創立記念日(4月1日午後のみ)、慶弔など特別休暇

保険

陸上職総合職(事務系・技術系)
雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険
海上職(自社養成コース)
雇用保険、労災保険、船員保険、厚生年金保険、健康保険(陸上勤務時)
海上職(商船コース)
雇用保険、労災保険、船員保険、厚生年金保険、健康保険(陸上勤務時)

福利厚生・諸制度

独身寮、社宅、保養所、総合グラウンド、社員クラブ、リゾートクラブ・フィットネスクラブ法人会員、クラブ活動、住宅財形制度、貸付金、社員持株会

 

 

20代男性

20代男性
20代男性

福利厚生: 海上職の場合、日本全国どこにでも住んで良いことになっているが、福利厚生の面では首都圏に住むことが有利。 住宅補助や財形貯蓄等は東京近辺でないと認められない。

オフィス環境: 船内の労働環境はいわゆる3K。乗船中は上司や部下と衣食住を共にする為、できるだけ個人の時間を大切にしたいが、船内Wifiがラウンジでしか使えない等、プライベートが十分に確保されていないことが多かった。現場系なので工具類はそれなりに予算を出してもらえているが、PC周りのスペックは最低限のものが多かった。

 

20代男性

20代男性2
20代男性2

福利厚生: 一般的な大企業並み。都心からは離れるが若手には格安の独身寮が整備されている。既婚者にも社宅があり、気にしないのであればかなり貯蓄ができるようになっている。 寮、社宅に入らない場合、月2万の住宅補助が支給されるが、少し見劣りする。

オフィス環境: 至って平均的。備品は月に一回経費で補充可能、本社ビルは老朽化しているものの、ワンフロアをフルリフォームし、フリーアドレスにするなどの改革はある。

 

40代女性

40代女性
40代女性

福利厚生: 寮があり、地方出身者や、単身赴任の人も利用しやすい印象。

オフィス環境: 自社ビルは古くなってきている。リノベしているフロアもあり、いい意味で違和感を覚える。一部のフロアはフリーアドレスになっている。

 

30代男性

30代男性
30代男性

福利厚生:財形、寮、退職金など、財閥だけあってさすがにかなり揃っている。福利厚生はしっかりしている。居心地がとても良い。

オフィス環境: 虎ノ門にあり、建物自体はだいぶ古くなってきているが、全く不満はなかった。新橋までいけば飲食店も多い。

 

40代男性

40代男性
40代男性

福利厚生: 住宅手当や財形貯蓄制度が存在。持株も半分出してくれるためかなりのバックアップだと思う。ただし独身寮は陸上勤務の人間のみなので、注意。

オフィス環境: オフィスにはほぼ行かない。基本的に海上勤務であり、船の上で過ごす。

(en Lighthouseに寄せられた社員口コミを参考に編集部作成)

 

 

3.商船三井に新卒/転職で入社するには

 

 

 

 

 

 

4.商船三井の過去10年間の業績推移、中期経営計画書を見るには

 

 

 

 

 

 

 

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面接官のホンネ 管理人

アラフォーの管理職。12歳と10歳の娘がいます。 新卒・中途採用に10年以上携わり、安定を手にするために私自身も財閥系企業に転職しました。次世代に知識と経験の継承を目的として「リアルな現場の声」をテーマに、“面接官のホンネ”を立ち上げました。わかりやすく、人事/採用の担当としての本音をお届けします。

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